勢力図

1546年1月

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概要

S1「信長元服」のうち、北陸・東海・近畿の各大名家の攻略。

勢力別攻略

越後上杉家

黒色の上杉家紋がオシャレな越後守護家、難易度は非常に高い。
城1つ、同盟は離れた伊達稙宗家のみで、内政していると3か月以内に軍神に出陣されて終わる。
開幕で長尾家に臣従するのは必須となっている。
ただし・・・

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大名は開始4年後の1550年1月末に寿命を迎えるが一門武将が皆無で対処しないとゲームオーバー。
姫が髪結いしてくれれば良いが期待できないので、4年の間に史実姫と縁組する必要がある。

候補は帰蝶・仙桃院・寿桂尼だが、臣従のために外交ができず臣従先との婚姻もできない。
早期に単独で長尾に対抗できる勢力に成長したうえで臣従を破棄して姫を迎える必要がある。
さらに仙桃院は開始後半年程度、帰蝶も1548年にイベントで婚姻してしまう。
寿桂尼なら一応、そういった期間制限はない。

攻略例

(難易度上級・仙桃院と縁組)
どうせなら近場の仙桃院を妻に迎えて後継させたいという攻略。
開幕で長尾に臣従すれば長尾領を通って上田長尾家を攻撃でき、工夫すれば何とか滅ぼせる。
上田長尾を滅ぼせば仙桃院の結婚イベントが潰れるし、長尾政景は優秀で急拡大には不可欠。
長尾に臣従すれば長尾と同盟する伊達とも不可侵になるのでその点は安心。

坂戸城で関東に接することになるので、北条が隣接してきた時点で臣従先を北条に切り替える。
それまでに蘆名・最上・大宝寺あたりを滅ぼして兵力を増やし、軍神に攻めこまれないようにしたい。
大宝寺は揚北衆単独で滅ぼせるし、蘆名・最上も援軍が来ないので難しくはない。
揚北衆は中条藤資が頭領の時期で本庄繁長には劣るが3000の兵力と高めの能力値でやはり頼りになる。

次に、長尾に臣従してから破棄するので外交不可のため、期限内に長尾を滅ぼして仙桃院を登用する。
蘆名や最上の良将でも軍神には歯が立たないし合戦で挟撃してもなお甚大な被害をうけてしまう。
しかし、この頃には武田も長尾を狙うので、工夫して武田の出陣を誘発して軍神対応を引き受けてもらおう。
北条に臣従中は武田とも不可侵だが、自勢力が13城で拡大独立となり不可侵でなくなるので注意。
さらに、長尾は足利と同盟しているので停戦仲介も飛んでくるため、仲介回避技は必須になる。

S1越後上杉家.jpg

仙桃院の滅亡後登用に成功し縁組すれば無事目的達成となる。
順番は上田長尾→蘆名→大宝寺・最上→北条に乗り換え(48年4月)→伊達の一部・長尾。
なんとか期限内の1549年11月に達成、2か月後に大名は天寿を全うされました。
寿命長寿設定にすれば猶予が10年伸びるので、そちらをオススメします。

上田長尾家

越後の坂戸1城の小大名、兵数わずか1350で国衆もいない。
武将もわずか3人で当主と息子2人だけ、長尾政景を筆頭にそこそこの能力だが混乱・撹乱はない。
北と西は長尾・東は蘆名・南は沼田と接するが、全て距離が遠く立地は最悪に近い。
すぐに軍神に出陣されてゲームオーバーなので、長尾への臣従は必須。

また、武将数を増やすのが難しく、それも難易度が高い要因。
南の沼田は取れるが、東の蘆名は2城あり距離も遠いので序盤での攻略は困難。
長尾領越しでの村上は武田、越後上杉は長尾がすぐ滅ぼしてしまい、あとは大勢力ばかり。

攻略例

(難易度上級)
とにかく人材確保が重要、序盤の目標は沼田・村上・越後上杉・山内上杉の武将。
上級だとたまに北条が5月の河越合戦前に扇谷上杉を滅ぼし、河越合戦が起きないことがある。
そのパターンだと北条がなかなか古河足利を攻略できず拡大が遅くなる。
その結果、武田の箕輪攻略で関東管領追放が起きにくくなり,山内上杉が北条に吸収されにくい。

レアパターンなのでリセマラが大変だが,真田幸隆や長野業正を加入させられると楽になる。
筆者はイベント制御しない派なので大変だったが、イベントオフにするのも選択肢かもしれない。
また、山内上杉の飛び地の滝山城を武田が落とすパターンだと北条の拡大がさらに遅くなる。

最初に隠居ループで当主を長尾政景・宿老二人体制にし、チュートリアルありで米問屋を建てておく。
開幕出陣で沼田に全兵力を3部隊で出陣し、迎撃隊を撃破すれば沼田は滅ぼせる。
2月にイベントで長尾景虎が当主になったら即臣従。
沼田城はそのうち山内上杉に攻められるので放棄。

村上は残り1城になった段階で空き巣、村上義清は東北方面では最強クラスなので確保したい。
越後上杉は長尾が景虎抜きで臨戦完了後に攻めようとする。
臨戦完了間近に小兵力を越後上杉に出すと臨戦を取りやめてリセットされるのでそれで時間を稼ぐ。
ちなみにイベント制御のため長尾が蘆名を攻めることはない。

S1上田長尾1.jpg

こんな感じで村上と越後上杉の武将を確保したい。
越後上杉戦は長尾の援軍を頼むと伊達稙宗から停戦仲介が飛んできて回避できないのでNG。
葛尾城はすぐ武田に攻められるので放棄、新発田城は宿老を入れて揚北衆を集中懐柔。

このあとは蘆名を攻めつつ、武田が箕輪を落としている場合は山内上杉の武将確保を目指す。
最良のパターンだと沼田を落とすだけで達成できるが、他の城も残ると攻略はかなり大変。
当主は弱いが真田・長野・上泉の補佐で硬い。
また、沼田再攻略後に時間をかけると武田に沼田を攻められるので時間との戦いにもなる。

S1上田長尾2.jpg

なんとか達成、上泉は登用拒否されたが長野業正と真田幸隆は加入してくれた。
ついでに河越合戦が起きないパターンだと牢人する太田資正も仕官。
落とした山内上杉の城はすぐに北条か武田の餌食になるので放棄。
これで武将を25人くらい確保できるのでここからは東北を目指すことになる。

東北では伊達が臣従先の長尾と同盟しているので不可侵となっている。
蘆名を攻略しつつ、可能な限り田村(人脈)と最上(天童兄弟)の確保を目指したい。
村上義清は強力だし、長野・真田もいるなら東北での拡大は容易(いなくても何とかなるとは思う)。

S1上田長尾3.jpg

伊達と長尾の同盟は50年ころに一旦終了するが、しばらくすると再同盟する。
このあたりで北条の関東制覇が近づいてくるので、北条と隣接したら臣従先を北条に変更する。
ただし自勢力が9城以上になると臣従不可になるので拡大しすぎに注意。
ちなみに関東で最後に残るのは佐竹なので、最後の1城につばをつけておきたいところ。

北条に鞍替えすると忠誠が激減するが、自勢力の武将は元々忠誠が高くない武将が多いので大変。
出奔を避けるために鞍替えと同時に威風で忠誠を底上げできるようにすると安心。
このあたりは伊達と長尾の再同盟のタイミング次第になる。

さすがに伊達は手強いが、これまで確保した武将を総動員すればなんとかなる。
桑折西山城付近で威風を起こせば伊達領が東西に分断できるので、あとは個別に制圧していける。
ただし兵を出し過ぎると武田が坂戸に出陣してくるので注意。
幸い隣接してるのは坂戸の道一本だけなので,牽制出陣での武田の出陣妨害は簡単。

S1上田長尾4.jpg

ここまで拡大できればあとは何とでもなる。
今までの関東の名将たちに伊達勢ら東北の名将も加われば、長尾とも武田とも戦っていける。
所領が13城で北条から独立し同盟に変わるので、蔵春院と婚姻して三国同盟を妨害すると楽。
織田がいる限り北条は関東から出ないので、北条は婚姻で放置して長尾→武田と攻めていきたい。
南部はある程度削ったら従属させるのが楽かもしれない。

三木家

全シナリオで飛騨の覇者だが、城は貧しく強国に囲まれ人材も今一つで、もれなく高難易度。
このシナリオでは大名の官位が高位で威信は360と高く武田・長尾はまだ距離があるが、南の斎藤が全盛期で脅威となる。
なお、人脈持ちの明叔慶浚が帰雲城主のため、運が良いと織田系の有能武将を遠国登用できる。

攻略例

(難易度上級)
斎藤の脅威を防ぐには斎藤に臣従するのが手っ取り早いが、間もなく隣接してくる武田・長尾に対抗することが難しい。
12か月斎藤の攻撃を受けずに済めば同盟でき、武田とも親善→同盟可能となのでオススメ。
ポイントとなるのは集落の施設「砦」。

S1三木1.jpg

チュートリアル・郡開発・代官の自動行動をフル活用して砦で埋め尽くす。
斎藤と隣接する郡と将来の武田を睨んで木曾と隣接する郡も全て砦にしてしまう。
帰雲城も斎藤と隣接する郡を行動管理の活用で砦で埋め尽くす。

ここまでしても斎藤に狙われるが、いきなり出陣はされなくなり臨戦完了からの出陣になる。
臨戦完了前に郡目標で小部隊を出して迎撃部隊の出陣を促せば臨戦が解除され、また一からになり時間を稼げる。
郡目標だと実際に郡の制圧を開始しない限り交戦とならず信用がリセットされない。
ただし破壊や闇討ちはガンガン飛んでくるので大名は負傷しっぱなし、体調の回復に2年ほどかかりました。

無事に12か月経過で斎藤と同盟できて南方が安全になり、さらに武田とも同盟すればようやく北方に進出していける。
斎藤とは同盟後も親善を続ければ「帰蝶の輿入れ」前に婚姻同盟を結べて横取りできる。
帰蝶は三木家ではエース級の能力値なので加入させておきたい。

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北方への道が開ければ神保も畠山も弱小なので攻略は容易。
長尾は従属の椎名に塞がれて進出できない。
ただし、神保も畠山も武将が弱いので武将の質は低いまま、特に武勇の高い武将が全くいない。
遠国登用で織田系の有能武将が登用できるよう、金銭2000は常に確保しつつ祈りましょう。
49年登場の丹羽長秀、50年登場の池田恒興、51年登場の秀吉あたりが登用できればかなり楽になる。
なお、椎名は49年中に長尾に従属吸収されることが多いのでそれまでに滅ぼしておきたい。

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朝倉は六角に押されるのでうまく滅ぼして朝倉宗滴は確保しておきたい。
ここまで拡大してようやくそこそこ安定するが、戦闘能力の低い城主が多いためそれでも動きにくい。
六角に仕掛けると長尾、長尾に仕掛けると六角から攻撃されやすい。
六角は武田でも停戦仲介できないが、長尾に対しては可能なので活用しよう。

今川家

武田と婚姻・松平が従属、北条とも開始後すぐにイベントで興国寺城の入手とともに1年間の同盟を結ぶ。
義元のほか太原雪斎と一門扱いの武田信虎が強力だが、その他家臣の質は今ひとつで拡大すると城主が悩ましい。

攻略例

(難易度上級)
開幕で松平を飛び越えて織田を攻撃、安祥城での合戦で勝利すればそのまま織田家滅亡まで行ける。
このシナリオの織田は那古野までの所領なので距離が近めのため腰兵糧120日で足りる。
義元は織田家の面々から特に嫌われていないので信長の登用なども問題なく成功する。
信秀の忠誠は3という悲惨な数値だが、手持ちの宗三左文字を授与すれば問題なくなる。
松平は3年後にイベントで吸収できるのでそれを待とう。

次は美濃または伊勢がセオリーだろうが、同盟が切れたタイミングで北条を攻撃するのも方法。
武田と北条の同盟も同時に切れるので、援軍要請のほか武田自身も甲斐方面から北条を攻撃してくれることが多い。
織田を滅ぼすと行動制限が解除されるので北条が関東制覇後は間髪入れず東北も荒らし回るので、早めに潰しておくという選択。
北条を滅ぼすころには東北の全大名はおろか、長尾・斎藤・朝倉あたりまで従属に応じるので東日本の制圧が完了する。
ちなみに近畿で三好、九州で大友が暴れまくります。

織田家

シナリオ名通り信長の父・織田信秀が当主、信長が元服し配下に入った状態でのスタート。
毎度のことながら質・量揃った家臣団と濃尾平野の高出力が大きな強み。
大名時の信長は敵郡を即座に制圧するというチートものの固有能力を持つ。
家臣の昇進・郡の争奪をバックアップする固有政策も新生の特色・織田家の長所とかみ合っている。
ただ今作は過去作に比して他勢力が好戦的で、特に甲相駿三国同盟は恐ろしい勢いで伸び始める。
創造PKのようなイベントでの介助もあまりなく初期城も少ないため、チュートリアル感覚でのんびり進めると後が辛くなる。
シミュレーションゲーム経験者や脱初心者~中級者が遊ぶと長期的戦略の面白さを堪能しやすい勢力といえるだろう。
シリーズ初心者の場合は桶狭間の戦い直前の1560年S3 桶狭間の戦いから始めたほうが低難易度。

攻略例

序盤の侵攻対象は尾張斯波か松平。
尾張斯波を滅ぼすと斎藤が狙いに来やすく、帰蝶輿入れ(1548年)で婚姻が結ばれるまであしらうか、いっそ反攻しよう。
松平も岡崎1城のみながら、今川の援軍とともに旺盛に侵攻してくるため油断ならない。
合戦を活用して援軍ごと全滅させ、イベントで今川に吸収される前に攻め落として優秀な三河武士を総取りしてしまうのがおすすめ。
桶狭間イベント発生フラグが潰れるが、どのみちそこまで悠長に東側を拮抗させておく暇はない。

武田が好意的な姿勢を見せる(中級で確認)ため、早めに信用を積み上げて同盟や婚姻に持っていきたい。
斎藤を攻めない場合でも、今川との攻防で中立を保ってくれるだけで結ぶ価値が大いにある。
今川は奥に進むほど北条の援兵がうるさくなるので、ほどほどのところで切り上げて北条との緩衝地帯にするのもアリ。
三国同盟が切れないなら他家に滅ぼされる危険もない。
時代によっては楽勝な上洛も、この年代では六角定頼が力をつけ、観音寺城から大軍を動員してくるため一筋縄ではいかない。
加えて同盟国に足利がいる場合すぐ停戦されてしまう。
定頼が寿命を迎えればかなり戦いが楽になるため、そこまでは今川や浅井の城を狙う方がお得である。
浅井を滅ぼすと北に朝倉がいる。
武田は北陸の騒乱に乗じて上に伸び朝倉とぶつかりやすいので、機を見て若狭をぶち抜き、擦り減った朝倉の総取りを狙いたい。

順調にこの辺りまでくればどこの勢力にも勝ち目がある国力になる。
即時制圧と合戦で無双の進撃を行える信長、最高の軍団長秀吉その他強力無比な織田臣下を指揮し、お好みの「信長の野望」を実現しよう。

尾張斯波家

清須・犬山を領有する尾張守護で織田家の定番オヤツ大名家。
同盟国もなく厳しい戦いとなるが清須城は全国屈指の豊かな城であるため、序盤を凌げれば意外となんとかなる。
家臣のうち太田牛一・織田信友、国衆の蜂須賀小六はそこそこ戦える。

攻略例

(難易度上級)
分割出陣も利用して5部隊用意すれば合戦で織田を撃破して那古野城を奪取することも可能。
織田側も信長や柴田勝家が部隊を率いるわけではないので、部隊能力は領主補正されるものの本人よりは弱い。

ただし斎藤の空き巣狙いが来たり来なかったりするが、ここは運も絡む要素になる。
タイミングが合えば斎藤も合戦で撃退できるので、合戦の腕前が問われるところです。
那古野陥落時に滝川一益が登用に応じてくれてそれ以降が楽になることもあるが、これまた運次第。
ちなみに織田から特に嫌われているわけでもないので滅亡時の登用についてはほぼ問題ない。

松平家

後の徳川家も苦難の時期。
岡崎城のみ、当主の家康父はそれほど高能力ではなく家臣も徳川の主力級はまだ一部しかいない。
今川に臣従し武田とも不可侵で敵は織田家に絞られているように見えるが、織田の安祥城を攻略すると斎藤とも隣接。
斎藤は行動制限でほぼ拡大しないため、特に難易度上級では斎藤に集中攻撃される。
今川の防衛援軍・停戦仲介をうまく活用して織田・斎藤に対抗するのがポイントとなる。

また、織田を滅ぼすと行動制限が解除され今川が伊勢志摩経由で近畿を目指すのが迷惑なので、あらかじめ対応を考えておこう。
先に鳥羽城を制圧できれば今川の動きを封じられ、北条と戦い始めたりする。

なお、自勢力限定で49年3月に仮想イベント「竹千代帰郷」が発生し松平元康(徳川家康)が8歳で元服して当主となる。
本来は55年元服の家康が6年も早く登場してくれる、非常に有益なイベント。

攻略例1

有能な当主&家臣に加え後方を従属先の今川と友好国武田に守られ前方に集中できる等、一城大名としては好条件。
最初の相手は織田しかいないが、単独で戦える訳ではないので今川への親善は切らさずに。
織田vs六角、斎藤vs武田の構図でやりあうので、今川の援軍を求めたうえで織田と斎藤の状況を見て一城ずつ増やしていこう。
開始後数年でイベントで元康が家督を継ぐ事になるが、それまでに織田吸収の目途が立てられていれば先行きは明るいと言えるだろう。
なお今川と手を切ると武田との関係も切れてしまうので、判断は慎重に。

攻略例2

(難易度上級)
一見織田に対抗するには今川の助力が必須なように見えるが、
例によって合戦や包囲ループを使えば織田は自力で倒せる。
混乱持ちの大久保忠員を軸に3,4部隊ほどを出陣させ、来る敵を全員合戦で倒し、城は包囲で落とす。
特に包囲は少数の部隊で行うようにし、兵糧を節約しよう。
これを繰り返せば1546年中には織田を滅亡させられるだろう。
普通の弱小ならばこの間に他の勢力に攻められる可能性が高いが、やはり今川の後ろ盾が大き過ぎる。
この時代の織田は斎藤と結ぶまでに数年かかるため、その点でも横槍が入りづらい。
対織田までは今川との親善はしないでお金をためて開発を進めるのもあり。
合戦&包囲の繰り返しは本拠から離れるほど使いづらくなるので、斯波や斎藤を相手にする時には援軍を使ったほうが良い。

注意点としては、国境紛争を起こす本多忠高は安祥城に置かないで鳴海城に置くこと。
安祥城は地味に岩村城とも接しているため織田を倒しても国境紛争がでてしまう。
また、信秀は野心が高すぎて引き止めるには9等級の家宝が必要と難しい。

斎藤家

史実どおり織田家と同盟しても良いが、この時期の斎藤家は兵力人材とも織田家を圧倒している。
早々に尾張斯波→織田→松平と攻略すればその後の展開はかなり楽。
なお、帰蝶に家督を譲ると女性大名も楽しめる。
些末なことだがこの場合は道三に改名しなくなる(道三は利政、義龍は高政のまま)。

六角家

定頼が当主の全盛期時代で、オススメ大名にもなっている。
居城の観音寺城は非常に豊かで最初から4800もの兵数があり、これは本能寺シナリオの安土城と同等。
この後のシナリオでは初期兵数が下がってしまうことから定頼の統治手腕を考慮した補正がなされていると思われる。
ただし台風ですぐに台無しになることもあるので、災害対策は早めに。

定頼自身の能力も高いが戦闘能力はそこまででもないうえ、武将の質があまり良くない。
定頼と、国衆だが武勇知略ともに90弱の百地三太夫の二本柱で侵攻していくことになる。
百地(伊賀)は開始時は援軍不可だが、自動懐柔でもすぐ援軍可能になる。

攻略例

(難易度上級)
基本的にはどの方向でも拡大は難しくないが、同盟相手がいないため出陣後の横槍には注意。
いきなり東進して長島攻略から織田と開戦するのもあり。
最速で長島城を陥落させれば織田が清須を攻略し消耗したあたりで攻撃でき、合戦一回で織田を半壊させられる。
早期に織田を滅ぼせば今川が北条との同盟を更新しなくなり武田と共に北条の横腹を突いて滅亡まで追い込んだりすることもある。

伊勢長野家

中央にほど近い好立地で、本拠である安濃津城もかなり良い感じ。
そして人材はとても貧弱で周りの勢力はそこそこ強い弱小大名である。
人それを餌という。
しかし大名親子が混乱を持っているのが見えれば、途端になんとかなる気がするのが今作だ。
なお、別に名族ではないらしく威信は低い。

攻略例

まずは光高の部隊(1郡だけ)を大河内城に進軍させる。
敵が出てきたら稙藤&藤定を出し、混乱フル回転で撃破する。
(稙藤と藤定は別々のタイミングで混乱を発動するように。体力黄色になったら2人目が良い目安になるだろう)
混乱が1人と2人では大きく効率が違うので、結構快適に合戦が出来る。
混乱1回だと相手の体力は黄色止まりだが、混乱2回ならまず赤色になるので、目に見えて楽になる。
撃破後は稙藤&藤定はすぐ帰城。兵糧はできるだけ節約しよう。
その後は大河内を包囲ループ。
包囲時は知略が最も高い(55)藤定をメインで。
その間に国衆やら鳥羽城の軍やらが来るので、その度に稙藤+光高を出して撃退していこう。
(藤定を交代させるタイミングで「放って置いたら落城する」と判断して救援に来るようだ)

大河内城が包囲陥落する一ヶ月ほど前に制度改新を取る。
陥落後、稙藤は隠居して大名を藤定にする(他2人にも隠居すれば宿老を増やせる)。
そして大河内城に稙藤城主で雲林院を領主にし、商人町を作らせよう。
細野は政治がそこそこあるので、北畠にいる政治80の木造さんと合わせて後々商人町作りに精を出せる、
このあたりから今川への親善を開始する。
鳥羽城は今川と同盟の見込が出来るまでは落とせない。
待ってる間、兵糧が溢れそうならしっかり売って金にしよう。
序盤の金は大変貴重だ。
その間に六角が攻めてくると思うが、それほど大軍は来ないので合戦で各個撃破が可能だ。
先述の通り安濃津城は良い城なので、待つのもそれほど苦にならない。

今川との同盟があと4,5ヶ月くらいで結べるようになったら鳥羽城へ。
どうせ包囲ループするので落城までに時間がかかる。
藤定+細野で敵を釣り出して撃破した後、包囲ループだ。
ちなみに今川は鳥羽城を落とした「直後」に攻めてくる可能性が高いので、必ず落とす前に同盟しておくこと。
(ちょっとくらい平気やろと同盟20日前に落としたら1日後に攻めてきたのは流石に笑った)
鳥羽城を落とせたら、晴具を城主に置いて商人町を建てさせる。

その後は六角攻めに取り掛かろう。
三好は行動制限+壁になる大名のおかげでこちらにはこない。
武勇の高い具教の強攻で落としていくか、包囲主体でいくかは状況に応じて判断。
兵を釣り出してからの強攻が一番効率的だが、上手くやれるかどうかはその場次第。
途中からは将軍の調停も来るので仲介避けを使いましょう。
伊賀上野城を取れば超強力な国衆、伊賀衆を味方につけられるので非常に楽になる。
その間、織田が長島城を取った後に斎藤と共同でこちらに攻めてくる。
手強い相手だが兵はそれほど多くないので、各個撃破していけばそこまででもない。
ただし道三隊は非常に数が多いと思われるので、まともに勝負をしないように。
さらに筆者の場合は同時に足利も仕掛けてきた。
足利単体なら大したことはないが、同時はさすがに面倒なので、上手く大名部隊を動かして迎撃していこう。
六角滅亡までいけば、もう何とかなる。

ちなみにS2はやってないが、六角が弱くなっているのでS1より楽な気がする。
状況に大差がないので、そう変わらない難易度だろう。
余談だが、筆者のプレイ時はヤケに藤定が混乱をミスしていた。
相手が名将ならともかく名もなき国衆にもよくミスをしていた。
ちなみにミスをしたかどうかはセリフで分かったりする。
(成功した場合は「敵が乱れてますね」等のセリフが出る。失敗した時はそういったセリフがない)

細川(晴元)家

全シナリオ唯一の管領に就任しており、官位も高位のため威信は760と非常に高い。
城は伊丹・花隈の2つで武将も弱いが、自勢力より遙かに大きな三好家を従属させているのが最大の特徴。
また、46年12月にはイベントで二条御所が無傷で手に入る。
ただし、47年5月までに細川典厩家を滅ぼしておかないと「細川晴元失脚」で三好が独立してしまう。
三好に独立されると特に上級だと矛先を向けられ非常に厳しいので、事実上のタイムリミットに近い。

攻略例

(難易度上級)
47年5月までに細川典厩を滅ぼすことはそれほど難しくはない。
細川典厩は芥川山・八木・信貴山と全て飛び地で武将も弱いうえ、高屋城と芥川山城は三好、八木城は赤井が攻略する。
信貴山城は自分で攻略する必要があり筒井順昭の援軍が厄介だが、筒井と交戦状態にし三好で停戦仲介すれば援軍も来ない。

ただし、後々のことを考えるとできるだけ自勢力で攻略しておきたい。
武勇の高い武将がいないため最初に波多野を滅ぼして武勇70台の籾井教業と波多野宗高を配下に加えるとスムーズ。
また、高屋城は三好が落とす場合と本願寺か鈴木が落とす場合があり、工夫して三好以外に落とさせて奪ってしまおう。

S1細川.jpg

細川典厩さえ滅ぼせば三好が従属したままなので,三好を活用しながら拡大していこう。
威信が非常に高いため周囲の勢力はどんどん従属させられるが、あまりやりすぎると拡大しづらくなるので要注意。
赤井や別所は武将の質も良いので、従属させずに攻略して武将を充実させた方が良い。

S1細川2.jpg

ちなみに開幕から斎藤と親善を続ければ輿入れ前に帰蝶を横取りできる。
織田と斎藤が同盟しなくなって織田戦が楽になるし、援軍要請で定期的に織田を攻撃させれば拡大妨害もできる。
六角とも同盟しておけば織田は全く伸びなくなるので、その間に西方の城と武将を確保していける。
織田を滅ぼすと行動制限が解除され北条が関東から飛び出して爆発的に伸びるので、タイミングは良く考えよう。

細川典厩家

細川晴元のライバルだが官位も役職もなく威信が低く、管領就任イベントもない。
芥川山・八木・信貴山の3城を領有するが全城が飛び地で、同盟領を介しての行き来もすぐ出来なくなる。
武将も4人しかおらず統率も武勇も平均40台という悲惨さで武勇60の城すら強攻できず、混乱持ちもいない。
筒井・河内畠山と同盟しているが河内畠山は何の役にも立たず、外交の足かせでしかない。
とにかく色々悲惨で難易度は高い。

47年5月まで1年半耐えられれば「細川晴元失脚」で三好と同盟できるが、そこまで耐えるのも大変。
普通に内政していると三好が河内畠山の高屋城→信貴山城と速攻してきて本拠をロックオン。
八木城は赤井か足利に持って行かれてゲームオーバーとなりがち。

攻略例

(難易度上級)
攻略法としては展開を味方につけつつ速攻からの耐久戦。
開幕で細川の伊丹城に出陣し、迎撃隊を全て撃破して攻略、この時点ですでに大変だが頑張ろう。
序盤は武将を増やすことがほぼできないので二・三人は登用したい。
伊丹を自領にすれば本願寺や鈴木が三好より先に同盟国の高屋城を攻略してくれることがある。
城の隣の郡に待機して陥落前日に移動を開始すれば陥落後即時に城に取り付けて横取りできる。
これで全城が接続するので多少攻められにくくなる。

S1細川典厩1.jpg

とは言ってもやはり三好から5部隊9000ほどで攻められる。
しかし、バラバラに1部隊ずつ来るうえ、高屋城の城の郡での大合戦だと高台を利用でき一方的に撃破可能。
一度三好の攻撃を退ければ47年5月まで再攻撃されることはない。

ただし、迎撃部隊を城に待機させ続けると足利・本願寺・赤井などが一斉に空き巣出陣してしまう。
城に滞在させるのは筒井の援軍のみで、あとはこまめに帰城させる必要がある。
部隊も大名単独+150の郡代2部隊+筒井2部隊といった感じの最小限にする必要がある。

無事撃退できたら、12月にイベントで二条御所が細川領になるので5月まで目一杯時間を掛けて攻略。
これも別所が細川の花隈城を攻撃し12月までに落とされる場合は細川が滅亡してしまうのでやり直し。
また、12月を過ぎてしばらく経つと足利が二条御所を攻撃しやはり細川が滅亡してしまうので注意。
細川が滅亡してしまうと「細川晴元失脚」が起きず三好と同盟できずに詰む。

S1細川典厩2.jpg

5月に入って三好と同盟が締結された後に二条御所を落とせば無事目的達成。
これも7月までかかるとイベントで二条御所が三好領になってしまうので5~6月中に落とすこと。
ここまで領土が広がり三好の支援も受けられるようになれば、あとは何とかなる。
侍大将以上が3人しかいないので城代の城だらけになるが、なんとか頑張っていこう。
ちなみに細川晴元は嫌悪なので登用できない。

三好家

近畿・四国にまたがって6城と周辺最大勢力だが、2城の細川家に臣従している。
開始約1年半後の47年5月から7月にかけてイベントで細川から独立し、細川・細川典厩を吸収する。
配下には有能な弟たちや松永兄弟がいるが人数は不足気味なので、周辺の小勢力を積極的に攻略して人材を補充したい。
このシナリオでは織田や毛利の拡大も遅めなので、難易度は低め。

攻略例

(難易度上級)
四国に主力武将が配置されており、それら部隊で四国を制圧していくと同時に近畿でもどんどん拡大していける。
長宗我部国親や鈴木佐大夫、赤井直政などはこの年代の西日本ではエース級なので早めに配下に加えていきたい。

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むしろ13城に達して細川から独立したり、足利を滅ぼしたりしてしまうとイベントが発生しなくなることに注意が必要。
開始1年かからずに独立寸前まで拡大できてしまう。

赤井家

家紋の鳥の顔がお茶目な「丹波の赤鬼」赤井直政の家、この時代は父親が当主。
小城1つの小大名で外交関係は皆無、官位役職もなしで混乱・撹乱持ちはいない。
父・兄・叔父と4人チームで統率82武勇93知略85攻勢牢固城乗全て3となり、この時期の近畿では無双状態。
ただし、武将数が少ないので城が増えるとすぐ離ればなれにせざるを得なくなる。

攻略例

(難易度上級)
ポイントとなるのは三好対応。
三好はイベントのための行動制限があり,拡大のパターンが決まっている。
①高屋攻略②芥川山攻略③47年7月にイベントで伊丹・花隈・信貴山・八木を入手、と拡大する。
引き籠もっても③の時点で隣接するので攻撃されてしまう可能性が高い。
臣従しても良いがつまらないので三好に対抗できるよう急拡大していく方針がオススメ。

開始したら隠居2回で宿老3人で直政を当主にし、資金を見ながら足利と親善。
周辺の大名家は直政と比べると圧倒的に下なので、混乱・撹乱なしでも合戦で踏みつぶしていける。
開幕で波多野を攻撃、「青鬼」籾井教業は必ず確保、籾井は代官で侍大将まで昇進させる。

次は46年12月までに一色の建部山と細川典厩の八木を攻略、どちらも簡単に踏みつぶせる。
八木城の国衆「須知衆」は武将なしだが戦法が混乱なので、急いで懐柔する。
これら3城には宿老3人を入れ、行動管理で農村を掌握してもらう(八木は懐柔後)。
宿老が掌握する場合は知行全てが掌握を選択するので、一気に兵が1000ほど増える。
荻野秋清は国境紛争を発生させるので後の展開を考えて八木城に入れる。

46年12月にイベントで二条御所が細川領になるので攻略、籾井が侍大将になり次第城主にする。
建部山・八木・二条は全て直政単独+国衆で攻略し、宿老の内政を止めない方が良い。
また、ひたすら出陣なので本拠から出す部隊は極力兵を少なくしておかないと兵糧が厳しい。
この時点で三好は芥川山まで来ていることが多い。

47年5月に「細川晴元失脚」で三好が細川の伊丹城を攻撃するが、それをさせないのがポイント。
あらかじめ城周辺の郡を制圧、国衆2つで部隊を右往左往させれば城の隣の郡まで制圧できる。
ここからタイミングが難しいが、7月直前に小部隊で合戦を駆使し細川の伊丹城を陥落させる。
花隈から細川の奪還部隊が出ている状態で7月を迎えるとイベントで花隈城が三好領になり迎撃部隊が消滅する。
花隈が三好の飛び地になり兵も激減している状態になるので攻略する。
「飛び地の三好領が攻撃されている」ので、花隈陥落まで増援は来ないし三好からの攻撃もない。
花隈を陥落させた時点で足利と同盟できていれば、三好から攻撃を受けない規模まで拡大完了。

S1赤井家.jpg

2年と少し経過時点。
若狭武田も攻略しており、ここまで来ると三好の侵攻は完全になくなる。
あとは赤鬼の実力を思う存分発揮していこう。
余談だが、統率94武勇94攻勢牢固城乗全て3を「一人で」実現する吉川元春がいかに破格かを実感できます。

本願寺家

本願寺証如が当主で、顕如が元服する(証如が寂する)のは1554年。
下間頼廉も拾えるようになるのは途中からで、序盤は願証寺蓮淳や杉浦玄任、代官で武勇を補強した証如を主軸に戦うことになるだろう。
越中と長島に飛び地領があるが、長島は真っ先に斎藤に呑まれる(織田の拡大に対して蓋になる位置なので後々を考えるとむしろ斎藤領になる方が有難い)うえ、越中も今作の仕様かつ上級では朝倉の攻勢を生き残るのは至難の業。
一時的に収入が増えているだけの一城大名と捉えた方が良いだろう。
4郡しかないことをツッコまれやすい石山だが郡当たりの出力は高く城下施設スロットも十分、おまけに固有政策に対応する寺が2つもあり、本願寺の本拠としては理想の立地と言って良い。
初期でも十分発展しているため、早期に郡開発を完遂して寺を置き固有政策を発令するだけで一万近い兵力を持つ要塞が出来上がる。

攻略例

立地を見れば一目瞭然だが、三好の来襲にどう対処するかが最初にして最大の問題。
本願寺も周囲の大名もどちらかと言えば文官寄り、蓮淳や筒井順昭など寿命の短い者も多く、序盤の戦いで後れを取りにくい一方勢力を吸収しても武官不足が解消されにくい。
そんな状況の中で統率武勇90近い部隊が複数、行動制限によって温存された兵数で集中的に襲ってくる。
名目上とはいえ初期の城数が多いため初手臣従も使えない。
ステータスが高くとも足止持ちだったり、専用戦法が強力でも赤忠誠(義理ワン)だったりするので合戦では多少脅威度が落ちるのと、鈴木佐太夫が援軍に来てくれるのが救い。
初手で畠山の城を奪った後、筒井を圧迫しつつ三好の侵攻を誘い、合戦からのカウンターで岸和田城を狙いたい。
兵数不足であろうとも長慶の居城。取るには手間がかかるが、洲本に追い出せば防衛は格段にやりやすくなる。
雑賀城は自分の一城と考え、最大限の兵力を引き出しつつ、無益に消耗させることのないよう心掛けたい。

だがその後も三好は執拗に海を渡って攻めてくるうえ、歴史イベントでこちらが取りたい両細川家を先んじて吸収してくる。
「細川晴元失脚」発生後に速やかに細川晴元家攻めに移行できるよう、イベント表を見つつ準備を整えておきたい。
吸収前に城を取るのでも良いが、包囲中に吸収が発生すると城主がモブ城代のまま固定されるため、実は吸収の瞬間が最大の好機。
合戦で事前に細川晴元家の兵数を減らすのも効果的である。
逆にそのチャンスを逸すると十河一存などが城主に入って暴れ出し面倒なことになる。

外交では対三好防衛の観点から鈴木家への親善を欠かさないのは勿論だが、三好を撃退しつつ畿内小勢力を平らげるという方針上、戦いたくない所にもう一本同盟するのが望ましい。お勧めは六角。
こちらが西を固めると呼応して東近畿全域を抑え、東国勢力に対する屈強な壁に成長してくれる。
後年のシナリオのように足利と結ぶのも有力だが、六角と同盟して援軍を封じた上で足利を滅せば、寿命の長い武官である足利義輝や細川幽斎が手に入る。
六角からの停戦は食らう点は考えねばならないが。

人材が欲しいのはやまやまだが渡海して三好の高能力の城を落とすことは困難を極める。
花隈・洲本まで取ったら、四国の三好は後回しにしてどんどん西進しよう。三好と決着をつけるのは中国地方を制圧してからだ。
東国情勢に介入できそうなタイミングも来るが、織田を滅ぼすと北条の行動制限がなくなり東北・上杉を併呑して対処不能なサイズと化す(1敗)。
やはり東は六角に任せて西の支配に注力すべきだろう。

鈴木家

固有政策・鍛冶町と鉄砲特化の大名家で雑賀城1城スタート。
全シナリオで本願寺と長期同盟があり、このシナリオでももちろん同盟している。
武将は5人だけで砲術持ちもまだ少なく、鈴木重秀も生まれたばかりで登場は15年後。
ただし、領内の根来衆は2500と兵数が多いうえ津田算長が頭領の時期で非常に強い。
この時期の近畿では最強クラスの当主佐大夫と二本柱で戦っていくことになる。

攻略例

(難易度上級)
どのシナリオでも三好や織田との戦力差がありすぎて臣従せざるを得ないことが多い鈴木家。
このシナリオでは三好が最初の1年半ほどの間、細川に従属しているため臣従できない。
しかし、三好がまだそこまで大きくないため対処可能で、何とか独立を保ってプレイ可能。

領内の根来衆は開始時出陣不可だが、代官の国衆親善を合計5回ほどで出陣可能になる。
代官の行動選択で集中的に懐柔すれば開始3か月ほどで出陣可能になる。

根来衆が出陣可能になれば小部隊4つ+根来衆で岸和田城に出陣。
岸和田城の西側は大戦場だと高台活用できる地形が多く、大合戦が非常に楽。
三好が四国から増援を大量に派遣してくるがバラバラに来るので順番に撃破していける。

S1鈴木1.jpg

岸和田城を落とせば三好を本州から追い出せ、本拠が小城になるので脅威度は大幅に下がる。
ほとんどの城の部隊も撃破しているので当分の間おとなしくなる。

47年7月になると「江口の戦い」「三好政権始動」で細川と細川典厩の城が全て三好領になってしまう。
それまでに細川典厩を滅ぼすことでこの2つのイベント発生を防げる。
北の八木城は赤井か足利が落としてくれるので、高屋城→信貴山城・芥川山城と攻めていこう。
どれも城能力が低いので大名単独・根来衆+α大合戦で迎撃部隊を撃破し、大名単独で強攻すればスムーズ。
本拠の代官に入会地を建設し続けてもらえば兵数が増えて三好に攻撃されにくい。

S1鈴木2.jpg

無事細川典厩を滅ぼせばイベントが潰れて三好の本州再上陸がなくなる。
ここまで来ればかなり安定するので、あとはじっくりと近畿に勢力を拡大していこう。

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