勢力図

1582年5月

夢幻の如く.jpg

概要

「S5 夢幻の如く」のうち、西日本の各大名家の攻略。

勢力別攻略

鈴木家

重秀を筆頭にあいかわらず戦闘力の高い鉄砲集団ではあるが、織田(羽柴)との勢力差は絶望的。
清須会議後すぐに羽柴が絶望的な物量で攻めてくるので、羽柴か織田に臣従するのは必須。
毛利・長宗我部と同盟しているが臣従すると解消される。
臣従先の従属国・同盟国・同盟国の従属国が全て不可侵なので、侵攻先は長宗我部一択になる。
もちろん長宗我部も鈴木より大きい上に遠くて兵糧が厳しいし援軍も使えないため、なかなかの苦難の道になる。
なお、本願寺顕如・下間頼廉ら本願寺一派は開始時に自領所在だが、季節をまたぐと移動することが多く登用は難しい。

攻略例1

(難易度上級)
雑賀城だけでは厳しいので、本能寺のどさくさで岸和田城を奪取することが可能。
開幕と同時に分割出陣で国衆含めた5部隊で出陣、岸和田城周辺は大戦場だと高台活用しやすい地形が多いのでほぼ損害なしで撃破できる。
清須会議が起きるまでには岸和田城に取り付け、清須会議で羽柴所属になり城主なしになるのですぐ陥落させられる。
その後7月中に羽柴の侵攻が起きるが、8月末まで耐えれば9月に織田に臣従でき,織田の同盟国の羽柴も不可侵になり撤退する。
織田に臣従したままだと小牧長久手で長宗我部と同盟して侵攻できなくなるため、適宜織田から羽柴に臣従先を乗り換え。

その後は長宗我部が宇喜多と交戦するタイミングで白地城に出陣すれば攻略可能。
白地城を足がかりに長宗我部を攻略していくことになる。
ただし、長宗我部を滅ぼすと九州征伐が発生して大友が豊臣に従属するため攻撃できなくなる。
宗茂・紹運は配下に欲しいので島津や毛利に滅ぼしてもらいたいが、それを待つと攻略が遅れるというジレンマ。

毛利・羽柴の同盟は91年ころまで更新されるので、長宗我部攻略後は九州に侵攻することになる。
ここでも兵糧問題があるうえ、島津兄弟の居城がそれぞれ大兵力になっているので苦戦するし時間もかかる。
最後の羽柴戦を考えると毛利領を極力取られたくないが91年までに九州制圧は困難なので舵取りは難しい。

九州を制圧し毛利を滅ぼしたところでいよいよ豊臣戦になるが、できるだけ徳川・北条が残っているうちに開戦したいところ。
徳川・北条が滅んでしまうと近畿から東の名将たちがほぼ全員自勢力との前線に配置されるので厳しい。
徳川・北条は婚姻が残っているうちは持ちこたえてくれるが、寿命史実だと91年の氏直死去で解消されて崩れていく。

なお、あえて大坂城を陥落させずにおくと、近畿を制圧していくにつれて統治範囲外の城ばかりになり豊臣家の収入が激減し政策が減る。
前線が美濃あたりになるころには政策の小荷駄が解除されて出陣される城が一気に減るので楽になる。

攻略例2「早期決戦」

(難易度上級・寿命長寿)
序盤のイベント展開を利用して近畿に拡大し、織田と共同で豊臣との早期決戦に挑む。
リンク先に記述。

参考

↓臣従なし・登録武将ありの参考動画

毛利家

織田に続く第二位の大規模大名家。
開始後まもなく本能寺から続くイベントで羽柴(豊臣)と長期同盟を結び東方は安泰となる。
長宗我部や九州勢は規模的に敵ではないので西日本を制覇したら豊臣と決戦することになる。
もっとも、豊臣西部の城は内政に励むので兵が多い一方、こちらは九州平定まで人材不足気味なので内政が進まない。
西日本制覇後しばらく内政してから開戦になる。

攻略例

(難易度上級)
豊臣戦を少しでも楽にしたいなら宇喜多・十河を豊臣に吸収させず攻略してしまうのも方法。
これらの城は豊かな城が多いし宇喜多は優秀な武将が多いので、開戦時が格段に楽になる。
もっとも、序盤にタイムアタックが必要になり、難易度は上がる。
こちらについて記述する。

最初にすることは安国寺恵瓊の解雇。
清水宗治関連のイベントが発生しなくなり、優秀な清水宗治が死なず羽柴との同盟も締結されない。
このため宇喜多・十河の攻略が可能になる。
宇喜多・十河の攻略自体は難しくなく、羽柴の援軍も来るがかえって威風に利用できる。

羽柴は柴田を吸収する83年4月まではよほど兵を空にしない限りまず攻めてこない。
一方で83年4月になると羽柴西部の城の進攻先が毛利以外なくなるので全力出陣されてしまう。
態勢の整わない序盤に自勢力の倍ほどある羽柴と戦うのは厳しい。
83年4月が事実上のタイムリミットになる。
それまでに羽柴の信用60を貯めておき、83年4月になったら即同盟する必要がある。
本来なら豊臣と同盟している時期なので豊臣の外交姿勢は良く、信用60はすぐたまる。
なお、援軍は要請元の部隊扱で援軍と交戦しても羽柴と交戦状態にならず信用もリセットされない。

S5毛利1.jpg

西園寺・城井と欲張っても、なんとか期限内には間に合う。
いつもより城が多いうえ、清水宗治・宇喜多秀家・明石全登なども加入している。
長宗我部戦も簡単に速攻できてすぐ滅ぼせる。
ただし長宗我部を滅ぼした状態で85年1月の秀吉関白就任を迎えると九州征伐が起きる。
大友が豊臣に従属してしまい攻略不能となるので、間に合わないなら大友滅亡まで長宗我部の温存が必要になる。

S5毛利2.jpg

長宗我部に速攻できる影響で大友も84年中に早期攻略できる。
長宗我部の温存を考える必要がなくなり、九州攻略も早まる。
このため西日本制覇が早くなり、豊臣との決戦時期も早めることができる。
徳川・北条が残っているうちに豊臣と開戦できれば、豊臣の主力武将が東西に分散するのでかなり楽になる。

足利家

備後の鞆御所で幕府を再興した足利義昭だが、勢力選択画面の時点で分かるとおり道のりは険しい。
長期同盟で毛利に保護されているが、逆に言えば拡大の選択肢がほとんどない。
実質的に河野一択だが、河野は毛利と同盟しているため独力で勝利しなければならない。
初期兵力は足利1650に対し河野は湯築城3150に川之江城もある。
人材も統率武勇60強の小寺政職が最強という悲惨さで竜騎兵持ちの内藤如安も宝の持ち腐れ状態。

攻略例

(難易度上級)
早期に河野の湯築城さえ攻略できれば村上・来島水軍が使えるようになり展開も味方する。
邪道かもしれないが「チュートリアルあり」にして米問屋を建てれば道は開ける。

長宗我部に役職を贈り親善して半年で同盟を結ぶ。
開幕で1500を5部隊で出して来島水軍のある郡を指定して出陣、150は城に置いておくこと。
河野が迎撃に来て大三島で合戦になるが高台が活用できる地形で100以下の損害で完勝できる。
そのまま来島の左隣の郡まで制圧したら退却、帰城中に兵糧切れを起こさないように注意。
帰城したら再出陣で湯築城を攻略でき、村上・来島水軍は一切出てこない。
なお、途中で長宗我部が川之江に出陣し毛利が援軍を出すが、河野軍扱いのため接触すると戦闘になるので注意。
待機部隊を川之江に向けたりして長宗我部の出陣を遅らせ、攻撃隊が援軍より先に進めるようにする。

湯築を攻略したころに長宗我部が西園寺も攻めているので上手く立ち回って黒瀬城を攻略。
大友の援軍がギリギリ長宗我部軍を撃退したりと良い感じに削ってくれるので便乗しやすい。
西園寺攻略で加入する高能力の土居清良は救世主。

S5足利家.jpg

うまくいけば1年かからずにこうなります。
長宗我部との同盟が終わるまでは内政し村上・来島水軍が出陣できるようにしたい。
また、途中で羽柴にも役職を贈って同盟、大友は島津対応で手一杯なのでまず攻めてこない。

同盟が終わるころは天霧城で宇喜多と泥仕合をしているので水軍を活用すれば川之江・白地を容易に攻略できる。
あとは合戦活用で長宗我部を攻めていけるが、タイムリミットと滅ぼしてはいけないことに注意。
長宗我部の城が3以下で羽柴と交戦すると従属してしまうが、隣接する十河が羽柴に吸収されるのが85年末頃。
それまでに安芸城を落として羽柴と隣接させないようにしなければならない。
また、長宗我部を滅ぼすと九州征伐が発生し大友が羽柴に従属してしまう。
大友の名将は島津戦で必須なので、長宗我部は岡豊1城にしたら従属させるか大友を滅ぼすまで放置。
放置の場合は郡まで削らないと1城でも兵力が大きいので横槍を受けやすいことに注意。

途中、中村城を落とすと島津の攻撃対象になるのでその前に役職を贈って島津と同盟しておくこと。
長宗我部を追い込んだあたりで大友も島津に追い込まれているので、いただいてしまおう。
あとは九州に拡大していけば何とかなる。

S5足利家2.jpg

長宗我部・龍造寺・宗を従属させている。
ただし、西日本の巧言持ちはほぼ羽柴所属で配下にできる武将が非常に少ない。
大友宗麟・福原広俊しかおらず宗麟が87年死去なので寿命史実だと毛利所属の福原広俊が加入しないと従属吸収自体ができない。
また、上の3家は吸収できたが島津は5城くらいで従属させると吸収が難しく(7年待っても出なかった)、1城まで削るか滅ぼそう。

西日本を統一したらいよいよ征夷大将軍vs関白、威信の差は弱気程度で済むので頑張ろう。
他のシナリオの足利家同様、完全制覇でしかクリアできないので豊臣を倒しても戦いは続く。
ちなみに豊臣家は関白就任状態でも従属可能(従属させると関白を失い筑前守に戻る)。

なお、84年に出雲の遠国登用が提案されたら能力が高い混乱持ちの出雲阿国が登用できる。
とにかく人材が質量とも足りないので登用系は全部実行するくらいで。
金銭収入も足りないので早い時期から商人町をどんどん建設していこう。

義昭は1597年寿命だが一門がおらず完全制覇が必要なので、寿命長寿設定でも縁組などでの後継者の用意はほぼ必須。
将軍が寿命を迎えた場合、後継でのプレイ継続は可能だが征夷大将軍を失い幕府も閉じる。
この場合は役職コマンドが朝廷コマンドに変化し、完全制覇エンディングも足利家固有のものではなくなる。
地方統一前に義昭が寿命を迎えた場合、クリア条件が三職推任エンドもありに変化するかは未調査。

十河家

名称家紋は変わったが実質的には衰退した三好家。
勝瑞城と十河城の2城を支配し、この2城は豊かで合計兵数は7350と結構多め。
しかし武将はわずか5人で顔ぶれも悲惨、十河城主の七条兼仲は武勇だけ80弱だが統率知略30台。
最初は織田に臣従しており、本能寺後は羽柴(豊臣)に臣従する。

攻略例

(難易度上級・寿命長寿)
鈴木の攻略がポイントで、さじ加減を間違えなければ実はそれほど難しくない。
序盤に合戦する場所がどこも大戦場だと高台活用できる地形なのが非常にありがたい。
チュートリアルありにして米問屋と勝瑞城南方の郡に砦を建てておく。
1か月後の6月に牛岐衆の国衆懐柔具申が出るか確認し、出なければシナリオ選択からやりなおし。

6月になり本能寺が起きたら勝瑞城から武将2人と郡代3人の5部隊を雑賀城に出陣。
十河城からも郡代3部隊を羽柴領の洲本城に移動させ、7月になったら雑賀城北方の3郡をそれぞれ目標にする。
鈴木は迎撃してくるが、雑賀城南隣の郡は高台が活用でき鈴木重秀を損害無しで撃破できる。
撃破したら武将2人は帰城させ、郡代5人で雑賀城全ての郡を制圧し城にも張り付かせる。
郡を制圧すればその郡の領主の忠誠が下がるので滅亡時登用の成功率が上がる。
牛岐衆を懐柔できたら包囲に加わらせて包囲ループ、国衆が兵糧切れにならないように交代タイミングに注意。

S5十河1.jpg

武将2人が帰城したあたりで長宗我部が十河城に4部隊7000程度で出陣してくるので羽柴に援軍要請。
十河城近郊も高台が使えるうえ、たいてい秀吉や黒田官兵衛が来てくれるので大合戦で撃破できる。
援軍を使い倒して自軍が極力損害を受けないようにしよう。
勝利すると威風小が発生し天霧城に取り付けるようになるのでそのままカウンターで攻略。
陥落時に久武親直を登用、基本忠誠が赤なので捕縛すればまず応じる(陥落日を調整すれば捕縛武将は変わる)。
久武親直は知略82に加えて城乗があるので、部隊を率いさせて包囲ループに加える分には超有能。

ついでに長宗我部の侵攻が始まった時点で白地城東方の2郡を勝瑞城の小部隊で制圧しておこう。
長宗我部は主力が壊滅しておとなしくなるので、天霧城奪取後に白地城の奪取が容易になる。
白地城近郊も高台が使えるので大合戦なら自勢力の残念武将でも迎撃部隊の撃破は難しくない。

S5十河2.jpg

大体年明け頃には雑賀城と白地城を落とせる。
鈴木の滅亡時登用では鈴木重秀・奥重政が失敗したらやり直しレベルで重要。
これ以降どんどん西進するのでこれらの武将や鈴木佐大夫は城主にせず、代官か領主にすること。
制度改新3が取れるのはかなり先なので、下手に城主にすると後の九州戦で使えなくなってしまう。

鈴木の武将が加わればあとはさほど難しくない。
本拠から大名・砲術5にした鈴木重秀・混乱鉄砲の奥重政の3部隊で行動させればどんどん拡大していける。
十河城の七条兼仲は防御が豆腐だが、「城攻めの強攻のみ」有能なのでうまく活用していきたい。
鈴木の武将加入後は鈴木家プレイよりも楽なくらい。
なお、河野は毛利・83年4月以降の長宗我部は織田がそれぞれ停戦仲介してくるので仲介回避は必要。
目標の城を中継点に設定し自勢力や他勢力の城を目的地に設定することで回避できる。

S5十河3.jpg

開始2年で四国をほぼ制圧できる。
どんどん腰兵糧が厳しくなっていくので小荷駄や本拠の荷駄詰所は早めに建てていきたい。
長宗我部を滅ぼしてしまうと85年1月の秀吉関白就任で九州征伐が起きて大友が豊臣に従属し手を出せなくなる。
先に大友を滅ぼしてから長宗我部を滅ぼそう。

中村城制圧後は島津の攻撃を受けるようになるので、早めに豊臣の信用をためておいて停戦仲介を活用しよう。
豊臣の外交姿勢は通常で信用をためるのに時間がかかるので注意。

大友を滅ぼした後に長宗我部を滅ぼそう。
どちらも有能武将の登用に結構失敗する(香宗我部親泰と高橋紹運が拒否)が、自分が豊臣に臣従中なので諦めよう。
これ以降は九州戦になるが、さすがに本拠が遠すぎるので湯築城に移転した方が良い。
三好の再興はここからだ(十河ですが)。

長宗我部家

土佐に加えて阿波・讃岐の一部の6城を領有。
武将は吉良親貞と福留親政の二大猛将を失ったが優秀な嫡男信親が宿老で加入している。
しかし、取り巻く状況は特に難易度上級で非常に厳しい。
十河を攻略すると羽柴と隣接、河野を攻略すると毛利と隣接してしまい攻撃対象となる。
また、宇喜多と初期隣接し、さらに島津とも距離はあるが最初から隣接。
敵国に包囲されている状況で、難易度上級だと迂闊に動くとすぐ横槍からの連動攻撃を受けてしまう。

しかも外交姿勢が羽柴敵視、毛利・島津が不信と軒並み関係が悪い。
初期同盟も鈴木だけで難易度上級だと即滅亡、むしろ鈴木の武将を確保できない足かせに。
同盟を待って内政していると85年末ころに十河・宇喜多が豊臣に従属吸収されて豊臣と強制隣接する。

歴史イベントの展開も長宗我部に厳しいものが多い。
羽柴は最初は柴田に向かうが、83年4月に柴田を吸収すると小牧長久手の戦いを経て敵国が長宗我部だけになる。
このため隣接するとひたすら全兵力を叩きつけられることになり、宇喜多も連動するので対抗できない。
宇喜多の城を取ると今度は毛利と隣接し毛利が羽柴の攻撃に連動してしまう。

こちらも小牧長久手で織田と同盟を結ぶが、遠すぎるうえ織田は羽柴とも3年同盟を結ぶので何の役にも立たない。
織田はそのまま羽柴(豊臣)との同盟終了後にあっさり滅ぼされる。
小牧長久手以降は羽柴に従属可能となるが、従属すると85年1月の秀吉関白就任で「九州攻め」が起きる。
そのまま「戸次川の戦い」が起きて有能な嫡男信親が死亡する、と踏んだり蹴ったり。

攻略例

(難易度上級)
元親が溺愛した嫡男信親の死亡を防ぎつつ迅速に拡大したい。
「戸次川の戦い」は84年中に大友を滅ぼすことで前提の「九州攻め」の発生を防げる。
周囲の状況を見ながら綱渡りで拡大していくことになる。

開始したら制度改新を最速で3まで発令し、早めに小荷駄も発令。
本拠の兵を増やせば侵攻されにくいので、代官の行動管理で入会地を建て、部隊は元親だけで動かす。
なお、信親の城に人脈持ちを配置すれば開始すぐに遠国登用が出やすく下間頼廉などを登用できることがある。

最初の目標は河野の川之江城で、ここは攻略しても隣接先が増えない。
最小限の部隊で合戦を活用して攻略、毛利の援軍を利用すれば威風小合戦ができる。
続いて十河を攻撃、羽柴の援軍を利用して威風小合戦ができる。
勝瑞城近郊で威風小を起こせばそのまま二城とも攻略して十河を滅ぼせる。
被害を最小限にすれば83年4月までは羽柴の攻撃を受けにくい。

S5長宗我部1.jpg

83年4月になったら羽柴に臣従、毛利・宇喜多とも不可侵になるので西進しやすくなる。
河野と西園寺をさくっと攻略し、大友攻撃に移る。
大友の北部の城は毛利や龍造寺が攻略してくれるので、府内城攻略が最終目標となる。
ただし、島津に臼杵城を攻略されてしまうと島津と開戦せざるを得なくなってしまう。
こまめに牽制部隊を出して島津には岡城攻撃を優先してもらう。

大友の城は特に北部の城が陥落した後だと立花や高橋が戻ってきて城能力が高い。
一方でこちらは兵糧が厳しいので、信親や香宗我部親泰を配置換えし断続的に出兵して頑張ろう。
兵を出し過ぎると島津の横槍が来るので注意、羽柴は臣従しても不信なので停戦仲介は活用しづらい。
一方で四国東部の城は手持ち無沙汰なので、足利を滅ぼしておこう。

S5長宗我部2.jpg

84年中に大友を滅ぼせば無事目的達成、同時に13城となって羽柴から拡大独立し12か月同盟に切り替わる。
85年になると戸次川の戦いで信親が死亡するうえ、豊臣になり関白で威信が+1500され拡大独立できなくなるので注意。
豊臣は同盟中も姿勢が普通なので、能弁で信用増加量を+5以上にして親善しないと同盟を維持できない。
貢物での姿勢改善も拒否なので要注意。

これ以降は毛利・島津を相手に拡大していくことになるが、大友の猛将が加入しているので難しくはない。
大友の猛将は忠誠が高いので滅亡時登用に失敗しやすいが、祈ろう。
西日本を制覇したら豊臣と最終決戦になる。

大友家

領土が縮小して南北に分断され、九州探題を失い官位が下がって威信も大幅ダウンといかにも衰退期な大友。
とはいえ立花道雪、高橋紹運に加えて宗茂、誾千代、志賀親次といった猛将も来て武将の質は島津級。
追加武将の氷川きよしを入れるならさらに層は厚くなる。
大友宗麟(1587年没)と道雪(1585年没)の寿命は近いが寿命までに九州の趨勢を決める事は十分可能だ。
寿命長寿なら急ぐ必要もあまりないのでかなり気楽。
とはいえ、難易度上級ともなると周辺のイベント展開から早めに拡大していかないと苦しくなるのも確か。

攻略例1

(難易度上級)
まずは軍団を解体し、宗を従属させる。
西園寺は長宗我部に速攻で滅ばされるので従属させてもしなくても。
外交面では長宗我部と同盟を狙う。
西園寺の防衛依頼を断った時に関係が不信になるが、積極的にこちらに来ることはない。
毛利も意外と攻めてこない。

初手の攻撃対象は混乱持ちの回収を狙って阿蘇。
宗運はイベントを起こさなければ1584年までは生きる。
阿蘇攻略直後くらいに島津が攻めてくるので合戦で撃破。
岩尾城は捨てよう。
なお、城井は毛利に攻められるが攻める価値もほぼないので無視。

その次は秋月を狙う。
府内館の軍は龍造寺領を通ることになるので、迎撃に来た軍を合戦で撃破しつつ進軍。
秋月は出てきた部隊を迎撃した後に道雪&紹運を出して強攻ですり潰そう。
この間に沖田畷の戦いが発生して隆信が死に、島津と龍造寺は停戦する。
これを起こしたくない場合は、日乃江城に空出陣することで回避する事も可能。
起こしてもそこまで影響はしない。
秋月攻略後に龍造寺へ進軍。
上手く相手の部隊を出陣させ、久留米城に8部隊以上集まるように調整。
久留米城右上あたりの群で合戦しよう。
これが決まれば一気に3城を制圧出来て龍造寺の兵もほぼいなくなるので、一気に龍造寺を滅亡まで持っていける。

1583年に龍造寺滅亡までいけば、以降はそう手こずる所はない。
島津は強敵だが、合戦・威風を利用すれば十分勝てる相手。
宗運や道雪が亡くなっても、直茂を筆頭とした龍造寺の名将を吸収すれば十分カバー出来るだろう。

攻略例2

(難易度上級)
毛利は実質的な侵攻先が大友のみ、龍造寺と島津も早々に3年停戦するため3勢力から狙われる。
北の2城の城主が道雪と紹運のためしばらく毛利は攻めてこないが、1年半ほどで動員兵力が増え出陣してくる。
毛利が出陣すると島津と龍造寺も連動してしまい詰むので、あらかじめ対策を講じておく必要がある。

急いですべきことは羽柴との同盟・制度改新3の発令・分断された城の接続。
羽柴の外交姿勢は通常で、毛利の出陣までに同盟+停戦まで信用を溜めることは可能。
有能な立花高橋が北の2城に詰め込まれているため、できるだけ早く配置変更可能にする必要もある。
城を接続できれば侵攻されにくくなるため古処山城・久留米城(+城井谷城)を早めに攻略したい。

S5大友1.jpg

開幕出陣で秋月を攻略し続いて城井、同盟を破棄して西園寺も攻略しておきたい。
秋月種実は有能なうえ主義が保守の侍大将で加入するため、固有政策発令前に寺社寄進を実施したいなら便利。
西園寺は早めに四国に橋頭堡を築くことと土居清良の確保が目的になる。

なお、開幕出陣すると島津の初回出陣も早まり,画像のように開始3か月で島津と龍造寺が停戦に至ってしまうことも。
もっとも、島津と龍造寺が停戦すると島津が阿蘇を攻撃できなくなるので、阿蘇攻略を後回しにできる。

S5大友2.jpg

開始1年ほどでかつての領土を取り戻せ、ここからは3勢力を相手にした立ち回りになる。
この状況だと島津が四国遠征を敢行することがわりと多く、高耐久+島津家久で厄介な縣城を空き巣しやすい。
龍造寺は定期的に北方の城で兵力を削り、合間を縫って主力で島津を攻撃しよう。
毛利はひたすら羽柴(豊臣)の停戦で止め続ける、なお、停戦ごとに3万→4万→5万と毛利の出陣兵力が増え続ける。
同盟を維持しつつ停戦の信用を稼ぐ必要があるので、本拠に能弁持ちは必要。

ちなみに、立花山城が自領で柳川城を制圧していなければイベントで85年に立花道雪が死去し、宗茂と誾千代が離婚する。
無能な息子の大友義統と交代、誾千代と結婚して誾千代を当主にすれば立花家による乗っ取りも可能。
さらに義統を追放して離婚後に宗茂と再婚すれば立花夫妻に戻ることも可能だったりします。
誾千代は戦闘能力が高いうえに盛名持ちなので実用性も高め。

S5大友3.jpg

開始3年半ほどで九州制覇→長宗我部攻略まで達成できる。
このあとは毛利攻略→豊臣との決戦となる。
豊臣の決戦前に固有政策のレベルを上げておきたい。
レベル3だと南蛮寺(寺)の石高+3000(兵力+4500)なので威風で入手した城に寺がある場合、兵力が大きく伸びる。

ちなみに大友プレイだとこの時点で真田が従属吸収されていなければ「名胡桃裁定」「政宗遅参」の条件を満たす。
伊達も豊臣に従属するため、東北地方全域が遠からず豊臣領になる。
もっとも、動員兵力の問題で豊臣は北条に中々手を出せないので影響はそれほど大きくない。

島津家

一気に南九州の大半を制圧し9城を領有。
対する大友は衰退し、龍造寺も拡大しているが島津には及ばない。
武将も四兄弟を筆頭に充実しており、もはや九州に敵はない。

しかし、諸条件から羽柴(豊臣)対応が非常に難しく、特に上級の難易度は非常に高い。
豊臣から常時敵視されているが遠いため威風大でないと外交姿勢が好転しない。
しかし、周辺勢力が大きくなく毛利戦以外で威風大を起こせず、信用が全くためられない。
一応、60か月あれば同盟できる、しかし・・

四国の取り扱いが非常に難しい。
四国は1585年末~86年頃に宇喜多・十河が豊臣に吸収され「四国遠征」が始まる。
長宗我部はすぐ敗北して土佐一国で従属し伊予などが豊臣領になり、その時点で豊臣と隣接する。
毛利と交戦していると豊臣が四国を通って近畿・中国地方から攻め込んでくる。
一方で四国に手を出すと、より早期に豊臣と隣接してしまうことになる。
このシナリオの島津は威信が高く、九州を制覇すると豊臣に臣従することも難しいと思われる。

なお、本拠が最果ての地で順次移転していかないと合戦できないため金銭のやりくりも厳しい。
序盤から商人町を大量に建てていく必要がある。

攻略例

(難易度上級・寿命長寿)
1586年8月に織田と豊臣の同盟が終了するので、速攻をかけて豊臣を近畿で織田と挟撃する方針。

全体を通じて、島津義弘の「鬼島津」が特に攻城戦で異様に強い。
兵数が1000を下回ると攻撃が+40される固有特性だが、複数部隊での攻城戦ではまさに鬼。
攻撃が武勇93+40の133になるうえ、これに2部隊目以降の能力加算なので、攻撃150を超えたりする。
このため、強攻1回で100程度も城の兵数を削ってしまい、あっという間に兵数0で陥落させてしまう。
ちなみに、少ない兵数が弱点だが複数部隊だと被害が分散するのでかなり長持ちする。

S5島津1.jpg

九州制覇は簡単で、1年半程度で達成可能。
開幕で阿蘇を滅ぼすと同時に隈本城での威風中で兵数3900の隈本城が無傷で手に入る。
龍造寺は1年かからずに滅ぼせ、大友も豊後と筑前で威風小を発生させればあっさり滅ぼせる。
速攻すれば甲斐宗運も立花道雪も高橋紹運も死亡イベントが起きず、特に寿命長寿設定だと活躍してくれる。
また、毛利から横槍を受けないように早めに同盟しておく。

S5島津2.jpg

続いて四国遠征。
西園寺・河野を粉砕し、長宗我部とも圧倒的な差があるので1年ほどであっさり滅ぼせる。
足利は湯築城の水軍2つだけで滅ぼせる。

問題はここから。
宇喜多が便乗して四国に勢力を伸ばすが、約1年後に宇喜多か十河が豊臣に従属吸収される。
その時点で豊臣と隣接し、すぐに攻撃される。
時間を進めて確認したところ85年11月に宇喜多が吸収され、その直後に豊臣から攻撃を受けた。

S5島津3.jpg

思い切って宇喜多を攻撃し、四国から追い出し豊臣と隣接しない岡山城も攻略。
そうすると今度は85年12月に十河が吸収される流れになったので、十河も期限ギリギリに攻略。
ここから豊臣戦の開始。

S5島津4.jpg

開戦から1年弱経過時点。
4万の侵攻軍を4回ほど撃退し兵数が減少したところで威風合戦2回で何とか洲本城と本州を少し奪取。

腰兵糧が足りるのは四国の城のみで攻略直後のため兵1000~2000程度で10城強、合計20000ほど。
豊臣はほぼ全城が兵3000~5000以上で近畿以西の30城ほどから出陣してきて合計100000以上。
複数の城を同時攻撃されると対応できないが、宇喜多が吸収されない限りは四国では勝瑞城に一点集中するのが救い。
なお、織田と同盟しておけば86年8月以降は援軍可能で30000近い兵力で豊臣軍を引き受けてくれる。

島津・甲斐宗運・龍造寺・立花高橋・長宗我部と武将の質では上回っているため何とか撃退は可能。
ただし勝瑞城は大戦場の地形も悪く(大戦場⑨と⑪)、常に倍程度の豊臣軍との合戦になるので難易度は高い。
不利な合戦が戦いたい放題です。

S5島津5.jpg

岸和田城近郊に上陸することができれば後はなんとかなる。
大戦場の地形が良い(大戦場⑦)ので、勝つことは難しくない。
岸和田城近郊で威風大を発生させれば5城ほど寝返り大坂城が無力化する。
さらにそのまま進軍すれば勝龍寺城近郊で威風大を発生させることができ、一気に形勢逆転する。

コメント

コメントはこちら


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS