勢力全体に対する指示や情報の確認を行う。
政策の確認と発令を行う。
政策には共通のものと織田家等一部大名家のみ固有のもの、対応する奉行を任命することで発令可能となるものがある。
種類とレベルに応じて必要となる威信・発令に必要な担当武将(身分が部将以上)の人数・維持費が異なる。
寺社寄進など一部政策は特定の主義の武将のみが発令を担当できる。
政策毎に毎月の維持費がかかり、発令準備をした時点から維持費がかかるが効果は発令時に発揮する。
発令すると赤字になる政策も発令条件さえ満たしていれば発令できる。
本拠移転等で赤字になり金銭が底をついた場合、全政策が一旦解除される。
この場合、発令済みの政策については再度の発令準備は必要なく、この画面から選択して即時の再発令が可能。
再発令時にレベルは選べず、元のレベルでしか再発令できない。
例えば、元々小荷駄隊配備のレベルが5だった場合、発令しないか月15000の維持費を払ってレベル5を再発令するかの二択。
なお、制度改新による城下方針も全て解除され再設定が必要になることに注意。
ちなみにCPUがこの状態になると固有政策・制度改新を優先的に再発令することが多い。
最終決戦になりやすい豊臣・織田・北条あたりは多額の維持費がかかる固有政策3の再発令を優先しやすい。
このため小荷駄隊配備まで手が回らず腰兵糧日数が大幅に減り、増援の出陣範囲が狭まって楽になることが多い。
PKの追加要素。
身分が家老以上の家臣を家宰、身分が部将以上の家臣を5名まで奉行に任命出来る。
従属させた勢力の家宰を2名まで設定可能。臣従している場合は臣従先の勢力の家宰特性を設定できる。
一度設定した家宰・奉行の解任・変更は可能だが、大名が交代しない限り再任は不可。
商人と家宝・兵糧の売買を行う。
商人は常駐しているが、季節毎に取引量の上限がある。
米の価格は季節や豊作・凶作で変動するが、家宝の価格は常に一定。
一部過去作のような今井宗久といった大商人などはおらず、常に(モブ)商人。
取引できる家宝の種類は勢力目標「商業」のレベルに応じて増える(初期は八等級まで)。
家宝の授与・没収、官職の授与を行う。
家宝を授与すると等級に応じて忠誠が上がり家宝に設定された能力が加算される。
配下武将は1つだけ所持できるが大名の所持数に制限はない。
新しい家宝を与えた場合古い家宝は大名に返還されるが、元より低い等級の家宝を与えると忠誠が下がる。
複数所持の場合、各能力値それぞれで最も補正値が高い数値が反映される。
ただし、武将が家宝を所有している状態で加入した場合、その家宝を所持している状態が基準値となる。
例えば松永久秀は野心が高く忠誠の基準値が5しかないが、一部シナリオで二等級の家宝を所有している。
「二等級の家宝を所持して忠誠5」という扱いになるため、加入後に家宝で忠誠を上げることはほぼ不可能。
官職か結婚相手を用意していないと出奔不可避となってしまう。
久秀のほか後半シナリオの信長(二等級家宝所持)やプレイ年数経過後の大名(家宝を所持していることが多い)は注意が必要。
官職については授与のみで剥奪はできない。
対象武将がすでに官職に就いている場合にはより高位の官職のみ授与できる。
この場合、元の官職は朝廷に返却される。
また官職に就いていた家臣が死亡した場合も朝廷に返却される。
官職の付け替えは自由ではないので慎重に。
大名と姫(姫武将)・大名の一門の姫(姫武将)と配下武将の婚姻を行う。
大名の一門武将と一門外の姫(姫武将)の婚姻・配下武将と一門外の姫の婚姻はできない。
婚姻相手が一門に加わり忠誠が+5される。
一門に加わった相手が足軽大将以下の場合、侍大将に昇進する。
大名との婚姻の場合、婚姻相手の忠誠が最大値の20で固定される。
大名が男性の場合、正室にするか側室(3名まで)にするか選べる。
正室にした場合,相手の姫(姫武将)と一門関係にある武将全員が一門武将になる。
例えばお市を正室にした場合、織田信長以下織田一族が全員一門武将となる。
一方で側室の場合は相手の姫(姫武将)のみが一門武将となる。
大名が女性の場合、配偶者は一名だけで側室的なものは持てない。
配偶者は正室と同じ扱いで、配偶者と一門関係にある武将全員が一門武将になる。
例えば織田信長を配偶者にした場合、織田一族が全員一門武将になる。
一門である配下武将の正室や側室は相手のみが一門扱いとなる。
このため正室がいる大名が隠居すると正室と一門関係にある武将は一門武将でなくなる。
ただし交代相手が正室・側室・配偶者の場合は一門扱いが維持される。
縁組の可否は実際の血縁次第なようで、井伊直虎と直政のような養親関係は一門同士でも婚姻可能。
親子や兄弟は不可だが、叔父叔母は可能(織田信長とおつやの方など)のほか、意外な関係で可能な場合もあったりする。
例えば柴田勝家でお市を正室、連れ子の茶々・初・お江を側室といったとんでも縁組も可能。
もちろん3人の実父の浅井長政では不可(当たり前)。
また、正室の連れ子の姫も一門扱いで縁組もできるが婚姻相手は一門武将にならない。
お市を正室に迎えた場合の茶々たち三姉妹が該当する。
ただしこの場合でも婚姻同盟には問題なく出せる。
連れ子三姉妹もそうだが、血縁関係全般として父系が基準になっている模様。
片倉喜多を正室に迎えると異母弟の鬼庭綱元は一門武将になるが異父弟の片倉小十郎は一門武将にならない。
一門扱いではないが喜多と小十郎の縁組は不可(半血姉弟なので当然だが)、とかなり細かく設定されている。
実は年齢制限があり、15歳未満の女性とは縁組できない。
13歳で登場する出雲阿国などは15歳になるまで待つ必要がある。
一方で男性については年齢制限がなく、8歳の松平元康と19歳の帰蝶の婚姻も可能。
なお、この項目とは関係ないが捕虜の処断の場合は16歳未満が処断不可。
一門武将に家督を譲って大名を交代する。
譲った大名は宿老として家臣になり、隠居の表示は出ないが隠居コマンドでの大名復帰は不可。
大名死亡での後継の場合は大名に復帰することが可能。
ちなみに家宰・奉行は再任不可だが大名が変わるとリセットされるので寿命間近の一門衆がいれば隠居→後継指名→寿命死亡→元大名再任
で家宰・奉行を再任可能(一門衆に一時的に忠誠マイナスはつくが官位は戻るので威信には影響しない)
大名が交代すると「新しい当主に馴染めていない」と一部武将に一時的に忠誠マイナス補正がつく。
また、家宝授与での忠誠補正は残るが官位授与での忠誠補正は消えるので、官位で忠誠を補っている場合は注意。
隠居した場合、隠居した大名の配偶者は一門衆のままだが、配偶者の一門衆は一門衆でなくなる。
この場合身分はそのままだが一門衆の忠誠補正はなくなる。
さらに「私の方が大名に相応しいはずだ」とマイナス補正がつくことも多く、一気に忠誠赤色まで下がることもあるので注意が必要。
また、配偶者に家督を譲った場合は一門関係がそのまま維持される。
例えばお市が正室・望月千代女が側室の場合で千代女に家督を譲っても、お市繋がりの織田一族は一門のままとなる。
官位は個人に紐付いているため、交代した武将の保有している官位が大名家の威信となる。
基本的に官位なしになり威信が激減するが、事前に次順位の官位を授与してから交代すると威信の低下は最小限になる。
信長元服での一条房基といった非常に高い官位の武将を一門にして家督を譲ると威信が大幅に増加するパターンもある。
役職は大名家に紐付いているためそのまま引き継がれる。
大名を交代しても家紋は変わらないが、交代相手によっては大名家の名前が変わる場合がある。
基本的に自分の親族と交代した場合はそのまま、正室や正室の一門武将といった姻族と交代した場合はそちらの名字等を冠する。
女性武将と交代した場合は結構色々な例外パターンがある。
井伊直虎など名字持ちは名字、帰蝶・お市・蔵春院などは「お市家」など名前、おつやの方は「織田家」など。
大名が征夷大将軍・関白・太政大臣のいずれかに就任している場合は一門武将がいても隠居できない。
足利将軍家・徳川将軍家・関白就任後の豊臣家が該当する。
ただしこれらの大名家は死亡での当主交代の場合、新当主に征夷大将軍や関白を引き継ぐ。
「関白・ねね」といったことも可能。
CPU大名が自発的に隠居を行う事は基本的にないが、一定の条件を満たすとする事がある模様。
S3桶狭間の戦いシナリオ(寿命長寿)でプレイ中、1562年1月に佐竹家で佐竹義昭から佐竹義重に隠居した事を確認。
所属武将を解雇する。
解雇すると対象武将に5年間嫌悪され登用に応じなくなる。
流言を受けて引き抜かれが確定している武将を解雇して相手大名家に加えさせないなどは可能。
大名の配偶者を解雇すると婚姻が解消される。
配下武将の場合は夫婦両方が配下の場合のみ、どちらか一方を解雇すると婚姻が解消される。
配下武将の夫や妻を解雇して独身に戻し大名と縁組する略奪婚も可能。
これを利用すれば村松殿を離婚させた後に正室にして真田一族を一門にするなどが可能。
配下武将を解雇するとその武将が保有する官位が剥奪される(朝廷に返上される)。
保有する家宝も没収され、大名のものとなる。
大名の居城を移転する。
最低でも金10000が必要となり、移転先の距離に応じて金額が10000,15000,20000,以降は10000単位で増える。
ちょっと距離が離れたらすぐ金額が増えるのでとにかく高い。
小技として、例えば直接移転だと30000かかる距離でも、一旦10000の範囲で目的の城に一番近い城に移転する。
その城から目的の城に移転すれば10000+10000の20000で済む場合もある、あくまで位置関係次第ではある。
配下武将が軍団長として指揮する軍団を新設する。
家老以上の身分であることが条件。
また,当該武将が城に不在の場合はできないので帰城を待つ必要がある。
軍団の所領の色(オシャレ以外の意味はない)・本拠となる城・軍団方針を決定する。
金銭は大名軍団のものを一部分割する。
結成時の城数に応じて分割するので、大名の金銭を減らしたくない場合は1城で結成後に編制で城を割り当てよう。
軍団に割り当てた城の武将は自動的にその軍団所属となる。
変更したり組頭を軍団に入れたい場合は別途編制コマンドで行う。
軍団の方針は委任攻略・城攻略・軍団支援がある。
委任攻略は自由目標、城攻略は目標設定できるが、そもそも優勢(一斉出陣で陥落させられるレベル)でないと出陣しない。
軍団支援に設定した場合のみ、主命の出陣や支援対象軍団の出陣に呼応して出陣してくれる。
また、切取許可を設定した場合、軍団が攻略した城は軍団本拠城の統治範囲内であれば自動的に軍団に組み込まれる。
軍団の城の割り当て・所属武将の変更・軍団の本拠地となる城の変更・方針変更を行える。
軍団長も独自に登用を行うが登用のお知らせはないので、いつの間にか有能武将が加入していたりする。
軍団長の登用は大名武将との嫌悪関係が影響しないため、大名と嫌悪関係の武将や解雇した武将などを登用していることもある。
信長を嫌悪しているため登用できない本願寺顕如や鈴木重秀などを軍団長が登用して配下にしていることもわりとある。
軍団を設置した場合は勢力の武将一覧を定期的に確認するのがオススメ。
なお、組頭も軍団に所属させられるので、本拠を陥落させて移転する場合に組頭の避難方法にもできる。
軍団を解散する。
解散するデメリットはなし。
解散された軍団の金銭と武将は大名軍団のものとなる。
後方で商業用の軍団を作っている場合は金銭を貯め込んでいるので、定期的に解散+新設すると大名軍団の金銭を補給できる。
所属部将の身分や獲得勲功、昇進者の確認ができる。
これを確認しなくても自動で昇進が行われるので重要度は低い。
部将以上に昇進した武将が城主で領内に空きがある場合、この画面で自動的に知行設定ができたりはする。
PKではこの項目から感状を授与できるようになった。