摘要

PKでゲーム中のいくつかの場面で相手武将と直接交渉を行うシステム。
基本的に直談を持ちかけた側から条件を呈示し、基準を満たすことでそれに応じた成果を得ることができる。

システム

交渉値

基本的に100・150・200の三段階の成果がある(一部は100・150のみ)

基本交渉値

交渉開始時の状況に応じて一定数値から始まる場合がある。
例えば城主降伏だと100から始まるので失敗することはなく、150を目指すかどうかになる。
また、停戦もこちらが劣勢でなければある程度の数値から始まることが多い。

心境

相手武将の気持ちのことで、積極的であるほど交渉値が上がりやすく、要望が簡単なものになりやすい。
心境の変動要因は🔍アイコンを押すと確認出来る。
心境値が50以上で積極、20以上で関心、-10から10以内で中立、-20以下で慎重、-50以下で消極となる。
もっとも、提示条件次第なので影響はそれほど大きくない。

心境の変動要因

変動名変動要因変動値備考
活躍の場が与えられるかもしれない現在の忠誠が7以下+20
今の主君、(当主名)が気に入らない直談相手と相手大名の相性が悪い+20
今の当主(当主名)は信用していない直談相手と相手大名の相性が悪い/忠誠にマイナス補正?+10~30
今の主君、(当主名)とは親しくない直談相手の忠誠にマイナス補正?+10
(当主名)様を裏切るわけには…直談相手と相手大名の相性が良い-10
貴殿とは馬が合う直談相手とプレイヤー大名の相性が良い+10
貴殿とは馬が合わない直談相手とプレイヤー大名の相性が悪い-10
戦いになれば(勢力名)の方が劣る直談相手の勢力より自勢力の兵力が多い+10
妻(夫)である○○に会える直談相手の配偶者が自勢力に所属+30
妻(夫)である○○を見捨てるわけには…直談相手の配偶者が相手勢力に所属-30
我が子○○(父上)に会える直談相手の一門武将が自勢力に所属+10
我が子○○(父上)を見捨てるわけには…直談相手の一門武将が相手勢力に所属-10
(武将名)に会える直談相手の血縁武将が自勢力に所属+10
特に関心を持たない不明-20

要望

相手武将の要望で、要望に基づく条件があらかじめ呈示されることがある。
鍵マークがついている要望条件は拒否できない。
鍵マークがついていない場合は変更などが可能。
有名武将な場合、所縁のあるものを要求される場合がある。
(例)
直江兼続が愛染形前立兜を要求する
足利義昭が二条御所の城主を要求する

要望リスト

要望名相手武将の条件備考
官位出自が「高家」の武将?
史実所持家宝大名が直談相手の史実所持家宝を所持している
家宝の茶器茶人系(特性数寄者?)の武将?
家宝の武具(武器)の刀剣豪系(武勇が高い?)の武将?
家宝の書物知略が高い(80以上?)武将
家宝の名馬特性「馬術」を所持している
上位集落(牧場)がある城の領地
上位集落(鍛冶町)がある城の領地特性「砲術」を所持している
上位集落(交易港)がある城の領地出身が「海賊」の武将
上位集落(寺)がある城の領地出身が「僧」の武将
上位集落(南蛮寺)がある城の領地信仰が「切支丹」の武将
名所がある城の領地心境が慎重以下の武将?
前線の城の領地武勇が高い(80以上?)武将
後方の城の領地政務が高い(80以上?)武将
特定の城の領地自勢力が直談相手に由縁がある城を所持
嫌悪武将の解雇自勢力に直談相手武将の嫌悪武将が所属
親愛武将の与力自勢力に直談相手武将の親愛武将が城主をしている
任意の城の領地心境が関心以上の武将?
現在の城主を確約引抜で城主を引抜いた時に城の寝返の提案、攻城戦の降伏勧告で全面降伏を要求
金銭心境が積極の武将

発生する場面

登用

牢人の登用や捕縛登用に失敗した場合に提案されることがある。
相手武将の忠誠値が心境に影響する。
青忠誠の武将相手でも稀に発生する。
一門武将や親愛武将でも黄忠誠以下だと発生することがある。(伊達輝宗配下時の伊達政宗で発生)

牢人登用・仕官時の能力指導

武将を在野から登用した場合に提案されることがある。

直談に成功するとその武将の最も高い能力について、能力-10以下の配下全武将の能力が成果に応じて1~3上昇する。
例えば果心居士の場合だと知略79以下の全武将の知略が1~3上昇する。
指導武将が知略70以上だと国境紛争発生武将を減らせ、政務80以上だと城下方針「内政」にできる武将を増やせるので特にありがたい。

引抜

①城主武将の引抜の際に城ごと寝返るための直談②本来失敗の引抜を成功させるための直談の2パターンある。
①の場合は下の「城主降伏」とほぼ同じで、成立しなくても武将自身は寝返る。
②の場合は上の「登用」とほぼ同じ。

城主降伏

通常の城攻めで赤忠誠の武将は城の耐久が一定値以下になると降伏することがあるが、その場合に提案される。
条件を満たした場合は100%直談が発生すると思われる。
交渉値150で城の掌握を維持してくれる。
領主に城主の親愛武将がいる場合は交渉値200で一緒に加入してくれることがある(4人まで連れてきてくれることを確認)。
なお、この直談を行った場合は城主以外の捕虜が発生しない。
とりあえず直談したはいいが交渉値150以上にならず城主の知行安堵もせずとなれば返って損をするので注意。

外交での停戦交渉

侵攻側・防衛側を問わず外交交渉で発生する。
ただし状況によっては「相手が無視しています」「成功する見込みがありません」と出て交渉できないことがある。
失敗すると一定期間再交渉できない。

外交での貢物交渉

外交の「貢物」コマンドで発生する。
外交姿勢が「友好」や「敵視」固定されている場合など、それ以上改善できない場合は不可。
普段は交渉可能でも威風の効果で「友好」となっている場合も、効果終了まで不可となるので注意が必要。
こちらは何度でも再交渉可能。
ただし「冷やかしか」と相手には言われる。

出奔

無印では赤忠誠の武将が度々出奔し、防ぐ手立てがなかった。
PKでは武将の出奔を阻止することが可能となった。
ただし登用と同じく必ず発生するわけではない。

降伏勧告

ver1.1.0から追加された要素。
条件を満たすと攻城戦開始前の確認画面で提案される。
詳細は攻城戦のページに記述。

交渉材料

各条件の効果値は戦況が優勢であればあるほど高く、劣勢であればあるほど低くなる。
また、同じ材料でも交渉の種類によっても効果の大きさが変わる。
例えば十等級家宝は「貢物」だと+100前後だが、「停戦」だとこちらが優勢でも+50程度、圧倒的劣勢だと+20ほど。

金銭

一定額の金銭を渡す。

渡す金額のわりに効果は低く、他の条件でわずかに届かない場合に補う用。
金額については勢力が保有する金銭の一定割合のため、基本的に所持金銭が多いほど渡す金額も多くなる。
所持金銭が少なければ渡す金額も減るが、一定金額以下だとこの項目を選択できなくなる。

家宝

自大名が所持している家宝を渡す。

家宝の総数が有限のためか、十等級家宝でも効果はかなり高い。
但し、これで配下武将に譲渡した家宝は「剥奪禁止」の扱いがされる。
上位の家宝を与え直す形で没収することも出来なくなるので判断は慎重に。
所縁がある家宝の場合は、素直に譲渡して差し支えないが。

なお、停戦や貢物などで他勢力に渡した家宝は「剥奪禁止」にはならない。

官位

自大名が所持している官位を渡す。

家宝と同様、こちらもかなり効果が高い。
これで譲渡した官位にも「剥奪禁止」の扱いがされることまで共通している。

所領安堵

現在の知行を一定期間保証する。

5年・10年・20年の三種類あり、期間が長いほど効果が高い。
相手の要望に沿った知行の場合はより効果が高くなる(郡の選択時に○がつく)。
保証した知行は原則として期間満了まで変更できない。

期間内に敵勢力に奪われた・貢物や停戦交渉で譲渡した場合でも出奔したりはせず、以降は自由に知行可能。
ただし、安堵した所を取り返したらまた固定される。

知行・城主確約

1年以内に希望する郡の城主や領主に任命し、一定期間その知行を保証する。
条件に合った郡や城を手に入れた時点で自動的に任命される。
達成できなかった場合は出奔する。

5年・10年・20年の三種類あり、期間が長いほど効果が高い。
相手の要望に沿った知行の場合はより効果が高くなる(郡の選択時に○がつく)。
保証した知行は原則として期間満了まで変更できないが、領主の場合はその城の城主へ変更が可能。

期間内に敵勢力に奪われた・貢物や停戦交渉で譲渡した場合でも出奔したりはせず、以降は自由に知行可能。
ただし、安堵した所を取り返したらまた固定される。

知行授与

知行を与えて城主や領主に任命し、一定期間その知行を保証する。

5年・10年・20年の三種類あり、期間が長いほど効果が高い。
相手の要望に沿った知行の場合はより効果が高くなる(郡の選択時に○がつく)。
保証した知行は原則として期間満了まで変更できないが、領主の場合はその城の城主へ変更が可能。

期間内に敵勢力に奪われた・貢物や停戦交渉で譲渡した場合でも出奔したりはせず、以降は自由に知行可能。
ただし、安堵した所を取り返したらまた固定される。

領地譲渡(停戦・貢物のみ)

自勢力の城を相手勢力に譲渡する。
効果が非常に高く基本的に2城で200を超えるため、3城以上は譲渡できないことがほとんど。
登用直談などで城主や知行を安堵している城も譲渡可能。
その場合は譲渡した城が自勢力のものになるまで安堵した武将を自由に運用可能となる。

臣従可能にする・特定勢力との隣接を断つ・知行を外して武将を回収するなど、他の目的で用いることも多い。

領地返還(停戦・貢物のみ)

相手勢力から奪った郡を全て返還する。
返還する郡数が多ければ多いほど効果が高くなる。
なお、郡制圧と同日に直談すると交渉材料から除外されてしまうため、制圧後1日過後に直談に臨む必要がある。

武田と上杉など不倶戴天の関係でも多数の郡を荒らせば長期間の停戦が可能など、うまく使うと非常に便利。

外交禁止(停戦のみ)

他勢力との外交を一定期間(基本的に36か月)禁止する。
対象勢力との停戦は可能で、禁止された勢力の外交姿勢が悪くなったりもしない。
ただし、禁止期間との関係上、通常の同盟はほぼ確実に期限切れとなる。

相手勢力の主要敵勢力が指定されやすく、自勢力と外交関係のない勢力を指定されることも。
その場合は実質的にデメリットなしに近い。

同盟破棄(停戦のみ)

特定勢力との同盟・特定勢力の従属を破棄させる。

外交の「破棄」と同じ扱い。
そのため、周辺勢力の外交姿勢は悪化するし配下武将の忠誠も一定期間-5される。

従属(鞍替)(停戦のみ)

特定勢力を自身に従属させる。
相手からの要求の場合は相手勢力に臣従する。

外交での通常の臣従と異なり、同盟・臣従先がある場合破棄してから臣従する扱いのため忠誠-5などの破棄の悪影響がある。
また、従前の同盟勢力との外交関係も停戦を挟まずいきなり終了する。

相手方からの要求のみの交渉材料

与力

特定の武将の配下に任命する約束をする。
特定武将が城主ならば領主に、軍団長ならば軍団に所属すればよい。
約束を破ると忠誠が大きく低下し、特定の武将が勢力を去ると出奔する。

親愛武将が城主となっている場合発生することがある模様。
例として竹中半兵衛が秀吉の城への配属を希望した。
約束が果たされない状態だと忠誠-10だが、PKでは高級家宝を入手しやすく感状による底上げもあるので、武将にもよるが維持は難しくない。

所属城

特定の城に知行を与える約束をする。
約束を破ると忠誠が大きく低下する。

特定の上位集落がある城を所持していないと発生?
大友宗麟が南蛮寺がある城、下間頼廉が鉄砲鍛冶がある城の領地の配属の要求を確認。

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