勢力図

1570年4月

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シナリオ概要

織田家対信長包囲網の様相を呈するシナリオ。
ただし連携して戦うわけではないので各個撃破され、織田が東西に拡大していく。
特に難易度上級では爆発的に拡大し、中級以下とは別のゲーム状態。
ただし中国方面は尼子家再興という織田の西進を止めるためにあるようなイベントが起きるため、播磨あたりでしばらく止まる。
四国方面も距離があるため近畿制圧ほどの勢いはない。

参考として織田家の拡大の早さ(いずれも南部家を選択して放置)。

難易度開始時城数3年後城数備考
上級1848西は播磨・阿波
東は加賀まで制圧
中級1827まだ朝倉が健在
初級1823六角・筒井すら健在

勢力別攻略

伊達家

(難易度上級)
政宗の元服を待つのが楽しみなシナリオ・・・なんて悠長に構えていると上級では織田北条が拡大しすぎて詰む、結局は速攻が命
開幕は葛西を従属させて輝宗+代官1名(出来れば綱元)で田村へ出兵、初月の終わり間近に最上と岩城との同盟婚姻破棄&北条と蘆名へ親善
(なるべく輝宗隊で一番槍・制圧・撃破を狙って綱元を昇進させて利府城へ能弁要員で配属したい) 他の城からも1部隊+桑折西山から義姫隊(混乱係)を送って合戦で兵を減らしつつ三春城、相馬中村城までを攻略
そのうち手薄になった米沢城に上杉が攻めてくるので輝宗を帰還させて輝宗隊(単独)&左月斎隊(残り代官全部)&蘆名援軍で合戦で撃破
(上杉が来るのを待ち構える形で米沢に全部隊待機すると軍神様が出てくるので上杉出陣後に輝宗帰還がおすすめ)
(1部隊のみ国境の郡へ派遣して城に待機している援軍まで巻き込んで威風を狙わず各個撃破で合戦)
上杉を退けたら蘆名の援軍を使って那須攻め、この辺りで北条と同盟できるので親善を続けて北条の援軍で佐竹を撃破して佐竹家臣団を吸収
(北条の侵攻の方が早いので最低でも太田城本城の確保と佐竹へのトドメは刺したい、宇都宮城が取れるのがベスト)
(太田城は兵力全快状態だと北条だけでは落としきれない、北側から伊達隊か蘆名援軍で挟撃になるように)
北条の頭を抑えたら北へ戻って最上撃破~付近の小勢力を順次従属させていく
2年後に蘆名と同盟が切れるので更新せずに蘆名を撃破でそれなりの勢力になるので配置見直しと内政で地力をつけて謙信の寿命が尽きたら北条と同盟を維持しつつ上杉領から西進
同盟切れに間に合わない時は同盟延長ではなく同盟期限→停戦期間→北条による仲介6ヵ月の方が状況をコントロールしやすい
春日山まで確保したら春日山城と与板城を防波堤に信濃から美濃へ拡大していく

・威信が高いので早めに制度改革3を発現させると戦力が安定する
・内政は商人街を重点的に作り金銭先行、桑折西山城は銀山があるので領内諸策を使ってでも強引に発展させて早めに鋳造所を作ると金銭的に楽
・出来れば8等級家宝を1つ確保、大浦為信が高確率で在野に流れてくるので何とか登用したい
 (大浦為信と最上義光は野心が高いので家宝でオレンジにして敵に隣接しない城の城主にしたい)
・序盤は親善&遠国登用による優秀な人材ガチャが占めるウエイトが大きいので能弁+人脈持ちの田村清顕はしっかり登用しておきたい
 (田村は初手攻めなので登用拒否されたらやり直しも考慮、登用後は晴宗の城に配置して人脈2にする&進言用に費用1500は常に財布に残しておく)
・片倉小十郎がすぐに元服するので早めに牧場のある城の城主にして騎馬5を発動させると小部隊の排除が楽になる
・在野の萱場は貴重な砲術持ちなので登用の進言は見落とさない、諸勢力の大内も早めに吸収したいので壊滅させないように
・春日山は小十郎を城主に鉄壁持ちを集めれば数万で攻められても落ちない、城下施設と西側の郡は捨てて東側の郡だけ発展させていく
・上杉攻め辺りからとにかく腰兵糧が足りなくなるので早いうちから城下方針の進軍で利府城から新発田城までのルートに兵糧庫を建設
・三春城と須賀川城は牧場有&荷駄詰所+小荷駄で春日山付近までいけるので領主を多めに配置して育てておきたい

上杉家

織田、北条と結んでまずは武田と戦う。奥羽方面は防衛に専念し、従属できるようになり次第従属させる。
北条家は開幕から親善し続ければ「氏康死す」で同盟が解消されるまでに信用60に達する。
織田家は敵視されているが威風で関係が好転したり「氏康死す」で同盟国が減ったタイミングで親善。
織田とは全面対決まで同盟更新。北条は婚姻しておくと蘆名や最上に攻められた時の仲介をしてもらえる。
初手は成田家と佐野家を従属させ、新発田と揚北衆で大宝寺を、増山、富山、海津、春日山と城生衆で七尾と金沢御坊を攻略。
姉小路、武田、徳川を滅ぼしたら織田と手切れして決戦。合戦を繰り返せば謙信の寿命が尽きる前にクリアできる。

(難易度上級、武田速攻例)
北条と長期同盟しているのが大きく、最初から全力で武田を攻めれば71年9月の「氏康死す」までに武田を滅ぼせる。
もちろん信玄の寿命が来る前なので仮想イベント「甲斐の虎を下す」も発生する。
本来なら謙信嫌悪で登用できない信玄や忠誠が高く滅亡時登用に失敗しやすい武田の名将を全員加入させられる。

初手は謙信と越後西部・関東の城8部隊で箕輪城に進撃し、威風大の合戦で箕輪・国峯を無傷で入手する。
合戦後に進撃を続けるとともに後詰めを出せば一気に海津・砥石・小諸を落とせる。
仕官が発生し竜騎兵持ちの鈴木重則を登用できることが多く、これが便利。
代官に配置すると謙信の騎馬レベルが6になり、武田相手でも騎馬突撃で大ダメージを与えられる。
また、できるだけ早く固有1・制度改新3・小荷駄1を発令しておく。

越中方面は畠山を従属させておけば防衛に畠山の兵力も考慮されるので全兵力を武田攻めに回せる。
七尾城を手に入れてしまうとその後のイベントで松永が滅び織田の拡大が加速する一因になる。
東北方面は揚北衆だけで大宝寺を落とせるので落とし、最上に攻められたら放棄する。
最上が安東を気にしてあまり動かなくなり、蘆名と伊達は揚北衆と新発田城の兵力があればまず攻めてこない。

南方面では徳川が連動して飯田を攻略し駿府を落としたり失敗したりする。
兵力の回復具合を見て謙信を含めた兵数少なめで躑躅ヶ崎を攻撃、迎撃部隊を出させて合戦すれば落とせる。
謙信にやや遅れて他の部隊を深志と上原に振り分けて出撃させて落とす。
この頃には徳川が駿府と蒲原を落としてくれる。

あとは木曽福島・高遠を落とせば岩殿だけが残るので、城に接触したら達成となる。
なお、木曽福島は織田の防衛部隊が来る(決別前なので織田・武田同盟がある)ので謙信で攻めた方が良い。
織田に劣らない速度で拡大すれば仲介による妨害もまず受けない。

とにかく謙信が合戦で強いので活用するのがポイント、前述の序盤で騎馬レベル6の謙信はまさに鬼。
北条高広は強いがほぼ確実に武田の流言で家出か寝返るので、斎藤朝信の城に入れるかいっそ仙桃院と縁組も方法。
上杉武田連合軍というドリームチームを早期結成し、さくっと徳川・織田を蹴散らそう。

姉小路家

飛騨の覇者だが立地が悪い・城は貧しい・人材も乏しいと全シナリオが高難易度。
南は織田・東は武田・北は上杉と強国に囲まれている(西には道がないため直接行けない)。
全シナリオで唯一、織田との同盟がある。
なお、このシナリオでは大名の官位が高く、威信だけは織田を上回っている。

(攻略例、難易度上級・寿命長寿・新武将なし)
飛騨にいても先はないので早期の移住を目指すことになる。
移住可能なのは浅井領で、織田の援軍活用と攻撃利用がポイント。
この攻略例は難易度上級限定(中級以下だと織田の動きが鈍くて利用しづらい)。

開幕、信長の野望なのに「リセットマラソン」(シナリオ選択からやり直し)が必要になる。
織田・武田・上杉の最初の行動はいくつかのパターンがあり、良いパターンになるまでリセマラ。
・織田の浅井への出陣が8月中旬(これより早く出陣されると無理)
・武田が姉小路に出陣しない(浅井の攻略前に滅亡させられる)
の両方を満たすのが最低条件となる。
チュートリアルありで砦や練兵所を建ててもお構いなしで来るので、運頼みするしかない。
なお、上杉の姉小路への出陣も遅ければ遅いほど良い(こちらは距離が遠いので必須ではない)。

開幕織田と親善し、8月になったら佐和山城に向けて順次出陣、信用が溜まる10月に織田へ援軍要請。
部隊は帰雲から150出陣→郡上八幡通過で帰雲隊出陣→同通過で国衆出陣→同通過で桜洞城隊出陣。
これをしないと佐和山陥落まで兵糧が持たないので注意。
佐和山への出陣直後に織田が小谷を含めあちこちに出陣するが、こちらが先行している佐和山には出陣しない。
小谷の部隊と朝倉の援軍は織田が小谷で全て潰してくれるので、佐和山城を陥落させられる。
先に織田に小谷を落としてもらえば浅井家滅亡が発生せず浅井の武将が丸ごと手に入る。
なお、武田が来ないパターンでは、武田はこちらの出陣直後に上杉に向かって出陣する。

S4姉小路1.jpg

最良の結果となったパターンで、小谷・佐和山両方を攻略。
稀に浅井が織田の小谷攻撃部隊をギリギリで撃退することがあり、この場合は両方とも攻略できる。
もっとも、基本的には佐和山のみと思った方が良いし、小谷は織田に郡を取られているのでスカスカ。
ちなみに姉小路は威信が高いからか、滅亡後登用はお市や浅井久政含め成功しやすい。
混乱持ちのお市と久政の有無でこれ以降の攻略の難易度は大きく変わる。
なお、坂本が織田領になると朝倉の後瀬山を狙ってしまうので、小部隊でつばをつけておく。
また、能弁持ちと政治の高い武将を本拠に詰め込んで織田との親善をずっと続けること。

小谷・佐和山に長政などを入れ、2回目の援軍が可能になる71年4月ころまで親善を続ける。
途中、つばをつけた後瀬山はすぐ城に隣接できるように郡を奪っておく。
朝倉は織田に攻められて必死なので後瀬山と金ヶ崎は常にスカスカ。
援軍が可能になったら織田の援軍と二手に分かれて後瀬山と金ヶ崎を一気に落とす。
このころには朝倉はこの2城だけになっていることが多い。

S4姉小路2.jpg

後瀬山と金ヶ崎を攻略、条件的に朝倉滅亡も発生しないので朝倉の武将が丸ごと手に入る。
このころにようやく上杉が飛騨に出陣している。
登用や処断されたくない武将を本拠と帰雲城に入れて後瀬山へと出陣して疎開。
後瀬山を落とすと建部山攻略済みの赤井から攻撃を受けたので織田の防衛援軍込みで撃退。
そのままカウンターで建部山を落とす。

S4姉小路3.jpg

71年末に上杉の手で飛騨が陥落、本拠指定で建部山に移転。
疎開できなかった武将は何人か登用されたり処断されたりするがやむを得ない。
(※宿老の頼綱を城主→軍団長にして武将を軍団に入れれば疎開できるとの情報提供をいただきました。)
山名からも攻撃されるので撃退しつつ、3回目の援軍込みで黒井城を攻略して赤井を滅ぼす。
なお、山名の城を取ると毛利から攻撃されてしまうので同盟するまでは厳禁。
兵力4万とかで攻められてしまうので、早めに毛利とも親善し始めること。

次は織田が赤松の御着(姫路)を攻略した直後に4回目の援軍込みで置塩を攻略する。
また、赤井を滅ぼすと足利から攻撃を受けるのでがんばって撃退する。
73年2月の織田と足利の手切れ前に八木城は攻略しておきたい。
織田と足利が手切れしたら、勝龍寺を攻略。
ここも先に織田に二条御所を攻略させれば将軍追放が発生せず足利の武将がまるごと手に入る。
あとは赤松→浦上(宇喜多)を攻略、時間をかけると織田が四国から浦上に侵攻してしまうので急ごう。
ここまで拡大できたらあとはじっくり内政しつつ本能寺を待つのが楽。

S4姉小路5.jpg

本能寺待ち状態、浅井・朝倉・赤井・足利・赤松・宇喜多等120人以上の武将が在籍。
忘れてはいけないのが二条・一乗谷・御着が織田領でないと本能寺が発生しないこと。
特に二条御所は自分で攻略可能な状況になるので要注意。
なお、この状況だと本能寺後の羽柴の城が少なく、しかもお市が自勢力で清須会議も発生しない。
明智を吸収しても10城程度で羽柴攻略はわりと楽だと思われる(そこまではプレイしていない)。

徳川家

大名としての家康初登場。武田を如何に倒すかが最初の課題になる。織田は西側への拡充に忙しく、過度の期待はしない方が良い。
ベストシナリオは、ゲーム開始数年で上杉と武田が戦い、十分に消耗した隙を狙って攻めかかれること。(武田が飛騨を目指した場合は消耗しない可能性があるので注意)
なお、初手は北方攻略(信濃方面)が望ましい。(初手東方(駿河方面)とすると、北条の援軍が手ごわい)
南信濃を平定したのちは、上杉か北条のいずれかと組み、武田を吸収することを目指そう。
特に駿河、甲斐は豊かであり、この両国を手に入れられれば、国力が飛躍的に伸びる。

【Tips】三方ヶ原の戦いイベントで、二俣城はそのままの形で武田に渡ることに留意、プレイヤーチートを望まない向きの方以外は、防衛設備の設置は避けたほうがよい。

浅井家

織田家に対抗するのは無理なので、開幕で朝倉と手切れして織田との婚姻同盟を維持するのがオススメ。
織田の援軍を活用しながら西に勢力を拡大していくことになるが、ポイントとしては織田の西進を防ぐこと。
CPUは自勢力の城と隣接していない城は攻撃しないことを利用し、西側の織田の隣接城を全部浅井領にしてしまおう。
足利家のところの画像を例にすると、あと洲本城を自勢力にすれば織田は西に出陣できなくなる。

援軍が敗退してもデメリットはないどころか織田の兵力を削れるので、ひたすら援軍要請を繰り返す。
織田の東進は防げないが、東進のみだと兵力が拮抗する北条で止まる事が多い。
西側を制覇し、関ヶ原あたりで織田と両軍10数万ずつの最終決戦になる。

六角家

しぶとく挙兵したは良いが、状況はどう見ても詰んでる六角さん。
CPUだとまさに瞬殺で「え、そんな勢力あったっけ?」となるレベルだ。
というわけで自分でここをプレイする場合は、言うまでもなく即座に織田に臣従である。
さて、伊賀上野には超心強い味方である伊賀忍者の皆さんがいる。
最初は懐柔出来ていないが、一回の懐柔ですぐに靡いてくれる。
あと、筆者は完全に失念していて全く使わなかったが、「味方大名領土内の国衆が懐柔出来ているならば出陣可能」なので、実は甲賀衆も使える。
CPUはあまり積極的に懐柔しないのか、開始3年経っても甲賀衆が緑のままであった。
伊賀衆に比べれば大分貧弱とはいえ国衆の中では大分マシな部類なので、是非使い倒そう(壊滅した場合はリカバリーが出来ないと思うので、取り扱いは慎重に)

40日程で伊賀忍者を懐柔した後、早速佐和山へ進軍だ。
(後述の織田食い止めのために一部隊は残すこと)
相手を釣って合戦で撃破。
混乱持ちもいるので、上手くやれば被害は0で次々倒していける。
佐和山は兵を減らしているならば伊賀衆の強攻で早めに落としてしまおう。
その間、織田が小谷に来ないように留守番部隊で目標小谷で足止めをしておく。
佐和山を落とした後、小谷の兵を釣って小谷を包囲ループで落とそう。
こちらは恐らく強攻は難しい。
朝倉の援軍が少し来るかもしれないが、距離があるので各個撃破出来るはず。
小谷を包囲している間、伊賀衆の兵力が回復次第筒井の攻略も目指す。
やはり釣り&合戦を主体にし、状況によって強攻と包囲を使い分けていこう。

こうやってプレイしていくと、織田の朝倉侵攻がやや歪になり、一乗谷を早めに落とす可能性が高い。
このため朝倉滅亡イベントが発生しなくなり、上手くやれば朝倉の横取りも可能になる。
隙があれば是非やろう。
さらに石山を落としきれない事もあるようで、その場合は石山横取りの絶好のチャンスになる。
加賀の城があるため本願寺の武将を横取りするのは無理だが、商人町を建てるためにも城は一つでも欲しい。
鈴木は織田に攻め込まれるのが遅いが、取られる事がないように早めに出兵しておいたほうが良いかも。
できるだけ織田の西進を止められるように早めの出兵、進軍を心がけよう。
足利も上手くやれば自分で二条御所を落として武将もいただける。
積極的に城を取っていけば、足利が織田と決裂する前に織田から自動独立してそのまま足利攻めも可能だ。
(本能寺が起きなくなるので、本能寺を起こしたい場合はNGだが)
地味に近江守護を初期で持っているため、5城あれば制度改新2が取れるのは嬉しい所だ。

筆者の場合は新武将の太閤立志伝セットや姫武将セットを入れていたため普通にプレイするよりも格段に武将には恵まれていた。
城乗&混乱の伊賀崎は頼りになるし、側室にして即戦力に出来る政治タイプ姫武将が周りに結構いるので商人町乱立が容易であった。
そして何より最初の合戦でまさかの藤堂高虎捕縛&登用が出来たのが序盤の立ち上がりを格段に早くしてくれた。
これらの救済的要素がない場合はさらにきつくなる事は必至だが、臣従してしまえば詰みはしない勢力なのは確かである。

足利家

開始時は織田と同盟しているが1573年2月にイベントで同盟解消となる。
その後の流れは大きく2つに分かれ、信用を溜めておいてすぐに同盟し直す場合、浅井家と同じような流れになる。

もう一つは織田と開戦する選択だが、織田家は同盟解消時点で30城前後。
こちらも同盟解消までに10城以上まで伸ばせるが、攻略した城ばかりになるので兵力は織田家の半分以下。
武将の質でも明智光秀が加入するが、筒井、鈴木、波多野、赤井の武将を加入させておかないと勝負にならない。

開幕から織田に役職を贈って外交姿勢を友好にし、ひたすら親善して援軍をフル活用していこう。
10城を超えれば四国の全大名や赤松・山名あたりは全部従属させられるので、援軍と防衛を多少活用できる。
また、役職コマンドの活用で同盟し放題なので、上杉・武田・徳川・毛利・大友と全部同盟しておくと良い。
ここまでしたうえで、あとは合戦を活用していこう。
部隊移動の工夫で兵力優勢の大合戦を繰り返せばなんとかなる。

S4足利家.jpg

上記は中級までなら難しくないが、上級となると織田の拡大速度が凄まじいので工夫が必要。
「CPUは自勢力が先に出陣している城を攻撃しない」を利用して、織田の侵攻先を管理しつつ拡大しないと厳しい。
上級でも一応、フル活用すれば開戦まで1年弱の余裕を持って達成はできた(1572年4月)。
なお、開幕出陣で工夫すれば浅井も攻略でき、長政と高虎、磯野は貴重な戦力になる。

筒井家

デフォルトでは島左近がいること・周りと比べ城が多いことが強みだが、ガチンコは到底不可能なため織田に臣従一択。
織田が速攻で隣の六角を滅ぼして隣接してくるので、そこで臣従を申し込もう。
その後は近畿制覇と行きたいが、織田の侵攻速度が異常に速いのと、淺井・朝倉がイベントで勝手に滅亡するため、弱小の筒井ではそれに先んじることは不可能。
そのため西進して紀伊〜四国の制覇を狙う。だが石山御坊(本願寺一派)は絶対譲らないように立ち回ろう。
鈴木は僻地かつ織田の手が伸びないため焦らなくて良い(筆者一敗)

本格的に動きが取れるようになるのはやはり本能寺の変後。
しばらくすると自動で織田とは手切れされ、代わりに秀吉と同盟関係になる。そこからは秀吉に便乗して織田から伊勢〜尾張の奪取。
余裕があれば駿河に進んで徳川をこちらで滅ぼせると理想的。安全のため毛利との同盟も忘れずに。
ここまで行けたらようやく毛利と決戦だ。毛利まで滅ぼせたら西国平定を目指しても良いし、秀吉と決戦しても良い。
西の面倒や秀吉・黒田官兵衛・蒲生氏郷ら強力な敵武将の寿命を考慮すると西国平定の方が安全だろう。

松永家

(難易度上級)
ついに三好から独立した松永久秀、しかしCPUだと歴史イベントで開始間もなく滅ぶ勢力。
織田に臣従しているが、足利と同じく73年2月の歴史イベントで織田との臣従が解消される。
信貴山1城開始で足利のような急拡大は難しいので、すぐに再臣従か事前に信用を溜めておいて同盟するのが無難。

信貴山城だけでは筒井に勝てないし領内の国衆も従属度が低く援軍可能まで代官懐柔だと5回以上かかる。
開幕に六角を攻めて伊賀上野城と武勇知謀90弱で3000の兵を擁する伊賀の百地を支配下に加えれば筒井に勝てる。
信貴山からのルートだと伊賀のある郡を占領して進軍するので百地は出てこない。
600ずつ3部隊で攻めて迎撃部隊を合戦で撃破すれば陥落でき、百地も無傷なので代官懐柔ですぐ援軍を出せるようになる。

その後は百地を活用して筒井→鈴木と攻めていく、展開次第だができれば途中で岸和田も落としておきたい。
島左近の登用に失敗したらやり直した方が無難、なお順慶は久秀嫌悪だが左近からは嫌悪されていない。
織田の西進を防ぐのは難しいが、洲本城と播磨の置塩城を支配下にして織田が山陰からしか西進できないようにしたい。
なお、播磨の御着城(姫路城)を支配下にしてしまうと本能寺が発生しなくなるので注意。
その後は四国・中国→九州と拡大していき、本能寺発生後は羽柴か織田に速攻をかけたい。

長宗我部家

1570長宗我部と言えば、ゲームに慣れた初級者くらいの人がやるのに丁度良いことが多い。
しかし新生ではそんな認識は通用しない(筆者は上級でやったので初級ならそうでもないのかもしれないが、今作は難易度による違いが微妙なような…)。
イベント的にも初手一条が当然のように思えるが、これが罠。
一条は合戦すれば楽に落とせるし、西園寺もその勢いで倒せるが、その後に待っているのは本作最強クラスの宗麟様の侵略である。 初手から外交しても、一条攻略が早ければまず来てしまうだろう。
(今山の戦いで龍造寺と長期停戦をするのが大きいようなので、今山を封印すれば同盟が間に合うかも)
かといってのんびりしていたら中央の織田が肥大化して詰むのは確実。
というか織田と同盟せずにいると2年もすれば隣接&大攻勢不可避。

よって取るべき行動は「初手から織田と外交&三好攻め」である。
兵の差があるので合戦なしでは不可能な選択肢だろうが(今作の小勢力は合戦なしでクリアできるバランスになっているのか甚だ疑問な勢力ばかりだが)、
合戦を自重しなければ楽に三好は落とせる。
三好は武将がしょぼいので城攻めが非常に楽なのだ。
初手で白地城どころか勝瑞城まで落とせてしまう。
その後は何とか鈴木の武将と城を確保したい。
鈴木は三好がボロボロになった隙に岸和田を落とすと思うので、
こちらも洲本を落とし、疲弊した岸和田をいただき、そのまま雑賀城まで奪ってしまうのだ。
当然織田が鈴木に来る段階になるとアウトなのでとにかく時間との勝負である。
初手から外交しないと同盟前に織田に攻められてジエンドの可能性が高いので注意。
鈴木攻略は腰兵糧の関係でかなりきついが、国衆や勝瑞城の兵等を全力で活かして行こう。
鈴木を落とし、織田と同盟さえすれば一安心。
長宗我部プレイならば織田は四国を取れないので、西進が中々上手く行かないのだ。
多分赤松攻略で止まるはず。
後は浦上や鳥取城を取って織田の道を塞ぎ、西国制覇でOKだ。
なお、筆者は織田-足利の同盟切れイベント直後を見計らって、織田の援軍を借りつつ勝竜寺&二条御所と足利の武将を奪っている。
(この場合、足利降伏イベントは封印しないとダメ)
さすがにここまでする必要はないだろうが、これをすると織田との決戦が楽になり、何より足利の武将を奪えるので非常においしいのは事実。
まぁ筆者はリロードを自重していないので、リロード禁止でやるなら少なくとも足利攻略は無理がありそうだ。
(他もリロなしでやるとかなりきついだろうが…)
あと、できるだけ早い段階で本拠に米問屋を建てる事をオススメする。
これは長宗我部に限った話ではなく、初手からガンガン攻めていける勢力ならどこでもやるべき事だろう。

一条家

長宗我部が1城だった時代は安芸家でも何とかなったものだが、長宗我部が3城となった事で大変厳しくなってきた。
混乱持ちすらいない、威信だけが取り柄の弱小のようだが、大友&西園寺の同盟は非常にありがたい。
西園寺は足枷じゃないのかと思うかもしれないが、さにあらず。
後述のように長曾我部攻略には欠かせない存在である。
一条兼定はすさまじい無能だが、しばらく後継候補はいないし、
姫が生まれたとしても官位の事を考えると1つ上の官位を取るまでは隠居したくない所だ。
勿論、この状態からさらに上の官位となると極めて高額の費用が必要になる(月3600!!)ので、
四国統一~中国もある程度取って商人町を乱立させるまでは朝廷交渉は出来ないだろう。

まずは郡開発をしつつ西園寺に援軍できるようになるまで親善。
威信が高く能弁の土居がいるため4ヶ月で援軍まで持っていける。
援軍できるようになったらすぐに岡豊城へ援軍要請。
西園寺領にいる大洲衆も使えるので、同時に出撃。
西園寺軍が岡豊城の郡に入るくらいのタイミングで兼定と土居を一郡部隊で出撃。
岡豊城の郡に行くと元親が迎撃に来るので、合戦で倒す。
西園寺はどうせ兵糧切れとなってしまうので、この合戦で使い潰すくらいの勢いで。
逆に兼定&土居はあまり戦わせないように。
兼定は同討を打ってすぐ逃げるような感じで動くと、元親の鬼若子を消費させる事が出来る。
この「相手の戦法を無駄撃ちさせる」戦術は大事なので、この後も随時使っていこう。
合戦後大洲衆は撤退させ、兼定・土居はそのまま岡豊城に進軍。
岡豊城に取り付き、西園寺が兵糧切れで壊滅したあたりで再び元親が迎撃に来るのでこれを撃破。
兵が少なすぎると撃破出来ないが、多すぎると迎撃に来てくれないので調整が大事。
その後岡豊城を包囲ループしていると安芸・本山から個別で援軍が来るので、中村御所の別部隊や再出撃した大洲衆などで倒していく。
岡豊城に取り付いたままだと合戦の範囲が狭いので、増援が間に合わないようならば一旦1つ前の郡に後退させて調整しよう。
兵500いなければ迎撃には出て来ないので、少し離れるくらいなら問題ない。

岡豊城を制圧してしまえばこっちのもの。
後は安芸城&本山城の部隊を合戦で潰した後、両城を包囲ループで落とそう。
岡豊城に土居を配置し、包囲ループに使うべし。
対象の城が2つあるので、小島も置いて2人でループするのが良い。
長宗我部滅亡が思ったよりも早く、西園寺の同盟が足枷になりそうならあらかじめ破棄しても良い。
長宗我部滅亡後に破棄すると長宗我部の武将まで忠誠激減となるのでそれは避けるように。
元親は嫌悪等ないので登用出来るが、一門は忠誠が高めなので応じてくれない可能性も高い。
親貞&親泰が来てくれたらラッキーだ。
元親は初期忠誠4なので、仇敵補正抜きでも9等級の家宝が必要。
知略の高さを考えると、引抜に引っかかる可能性は低いのが救い。

長宗我部滅亡後は織田との同盟を狙う。
大友との同盟は続けるべきだが、島津が大友を食いそうな感じになってきたら島津に乗り換える方が良い。
なお、織田とは西国制覇までは戦わない(あるいは本能寺が起きる)ので、婚姻を結ぶ事をおすすめする。
おそらく市をもらえるはずだ。
一条家にかぎらず、信長包囲網で信長と最終決戦を予定している場合はこの方法が有効だ。

織田との同盟と並行して四国を取っていく。 時間的に近畿の城を取るのは無理だが、鈴木が勝瑞城を取ってくれた場合は大チャンスなので、勝瑞城への空出撃等で生かして吸収してしまおう。
重秀・重兼は忠誠が高めで登用できない確率も高いが、重秀だけでも来ることを祈ろう。
鈴木の吸収すら出来なかった場合は、人材不足のまま頑張るしかない。
四国攻略後は中国に侵攻し、浦上を取る所までいけば人材は大分マシになる。
(1574年4月に宇喜多に乗っ取られるので、一条の攻略ペースだと恐らく宇喜多になっているが)
人脈持ちが全然いないので、遠国登用が出来ないのも人材不足に拍車をかける。
一番最初に確保出来る人脈持ちが鞆幕府設立後の足利義昭というレベルである。

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