勢力図

1582年5月

夢幻の如くPK.jpg

シナリオ概要

本能寺の変発生直前のシナリオ。
開始1か月後の6月に「本能寺の変」が発生し織田家が織田・羽柴・柴田・明智に分裂する。
織田家を選択していた場合、発生後にどの勢力でプレイを継続するか再選択できる。
ただし明智・柴田を選択しなかった場合、羽柴が7月に明智・翌年4月に柴田を吸収する。
また、85年1月になると秀吉が関白に就任して豊臣家となり、開始3年ほどで威信1500超・40城超の巨大勢力となる。
羽柴が柴田を吸収した場合、秀吉が茶々三姉妹の養父に設定され一門扱いとなり、お初・お江も羽柴家で髪結い登場する。

なお、毛利以外の西日本の勢力は無印よりも難易度が高くなっている。
無印では1592年ころまで更新されていた豊臣と毛利の同盟がPKでは更新されなくなったことが大きな要因。
早ければ85年冬には豊臣が毛利への攻撃を開始するため、豊臣の中国地方への拡大を阻止することが難しくなった。
一方で従属吸収が遅めになることが多く、豊臣と長宗我部はなかなか隣接しないことが多い。

勢力別攻略

東北

伊達家

独眼竜伊達政宗の飛躍を体験できるのがこのシナリオのウリだが、イベントは武将を死亡や解雇などで失うものばかりで正直美味しくないので、拘りがなければ発生させる必要はない。
一門衆の多さは素晴らしく、恒例の隠居祭りで宿老12人を軽く超えて政策費用-10%、なおかつ愛姫の家宰効果で兵糧+30日や強力な三徳仁政を序盤から使えるのは大きな強みである。
無印では腰兵糧の都合で難しかった関東出兵や上杉攻略も割と現実的であり、人材面がかなり充実する。
攻略としては隠居祭りの後はまずは相馬を倒し、臨戦準備をしてから関東へ全力出兵して、那須家と結城家は最低限倒しておきたい。
北条には貢物として城と適当な家宝を渡して同盟し、その後は主要な城に米問屋を立てつつ上杉を攻めることになる。
家宰の腰兵糧効果でここら辺から上杉はこちらの動員兵力にビビって前線の城を防衛設定するようになるが、片倉小十郎などに暗躍を付ければ高確率で破壊が通り、耐久1のお散歩攻城になったりする。
本プレイでは津川城と新発田城の両方に破壊を決めてから一気に攻城戦で落とし、有り余った兵糧で飯山城、海津城を落とし、さらには北条の攻勢を何とか凌いでいた真田家を吸収できた。

伊達1.jpg

真田が城能力や政策的に守りに強いのもあるが、AI特有の本気を出さない舐めプ攻勢が超級の兵力回復と合わさってなかなか落ちない。美味しくいただいておこう

上杉家は大体5~6年で羽柴家に吸収されるため、攻略できるかは時間との勝負である。こちらの城はまだそれほど育っておらず、春日山城相手に完全降伏させる兵力を集めるのは距離と兵糧の都合でかなり難しい。
なので破壊を通すなりして何とか攻城戦で勝つしかない。
佐渡の雑賀城は城主が降伏のプロ本間高貞で適当な部隊で殴ればすぐに降る。無能な敵は貴重なのでくれぐれも引き抜きなどをしないように。

伊達2.jpg

破壊が通らないと厳しいが、謀将の横槍具申や片倉小十郎ならば十分に成功は見込める。なお画像は4人中2人成功してお城散歩になった。

その後はすでに相手にもならない北条を滅ぼして、同盟が切れ次第徳川攻めとなる。
徳川は兵数も能力も高くて手ごわいが、時期的には同盟の切れた豊臣に挟み撃ちにされて崩壊するので、出来る限り城を確保しつつ適当なところで停戦、従属させよう。

伊達3.jpg

徳川を吸収してから攻めるつもりが名所のお陰か大半の城に豊作が来たので同盟が切れ次第攻め込むことに。

ここまで政策、人材が充実していれば完全体豊臣ですら圧倒できるので、圧倒的優位の合戦で威風大連発を楽しめる。

伊達4.jpg

威風大5回で畿内を制したところで三職エンドが発生。PKだと動揺があるから連続威風は待ち時間がかなり長いが、その間威風で取った城の兵も回復するので戦力を補充しつつ戦える。

なお上杉が取れなくても佐竹の政策もやや工夫が必要だが十分強い。東国は政策面では非常に恵まれている。

甲信

真田家

幸村が赤備えを貰って強化された反面、信之が城乗を使い所不明の固有特性にすげ替えられて弱体化した真田家。
それと小山田茂誠が騎馬攻撃強化の家宰を貰ったため、家老まで取り立てれば馬で頑張りたい東国勢には多少なりとも追い風となる(幸村の衆望勇武も有用だが、極貧の真田に採用の余裕は当面無い)
無印同様、人材ピカ1・収入&立地ヨワヨワの真田家だが、老獪やPK追加の停戦を活用してずる賢く立ち回っていく。

(上級・寿命史実・登録武将無し・チュートリアル有り)
とりあえず2ヶ月後の天正壬午の乱まではやることが無いので、チュートリアルを活かして米問屋を建て、その他の建築・開発や政策の発令で時間を潰す。
7月になると天正壬午の乱が発生し沼田城を入手・上杉に臣従という形になる。
ここで勢力目標・威信達成で金を貰えるため、後で使う八等級の家宝を購入しておくように(重要)
距離的に少し使いにくい沼田城には矢沢父子を入れておいて、早速息子達と共に徳川へ攻撃を開始する。

編成は昌幸と幸村で折半した2部隊と国衆の出浦盛清。昌幸には信之・幸村には女性の誰かを割り振り、竜騎兵持ちの鈴木ら残りは好きな方に入れておこう。
最初の攻め先は小諸城、これは速攻で出陣すれば城代しかいないため素早く攻略出来る。
小諸城を落としたら奪還に来る徳川軍は上杉家への防衛要請で対処して、その足で深志城を攻める。
こちらが深志城に向かい、加えて上杉家に防衛を頼めば徳川軍は小諸城から深志城に目標を変えるため、道中の敵は合戦で片付けて深志城を攻略。
ここまで行けたら徳川家に停戦交渉を行う。徳川家は上杉家から自分に従属を鞍替えするように要求してくるが、この条件の交渉値に先程購入した家宝を合わせれば、領地割譲をせずとも徳川と和睦出来る。
徳川家に臣従すれば、徳川と同盟関係の豊臣・北条家とも不可侵になるため敵を上杉単騎に絞れる。

その後は頂いた城に息子達を入れて内政しつつ、柴田家滅亡などの機に乗じて出陣した上杉家の背後を突いていこう。
ここで大事にしたいのは早期に春日山城を攻城戦で落とすために飛び地の魚津城を奪取すること。
魚津城や海津城・飯山城を攻略したら、国衆も総動員で素早く春日山城を包囲して攻城戦で春日山城を落としてしまおう(こちらの兵は少ないが、武将が強過ぎるため2倍弱の兵数でも部隊の壊滅からの士気低下さえ防止すれば、普通に攻略可能)
すると上杉家の本拠は雑太城に移転するが、こちらも豊臣のにわか攻めを活用出来れば、二流武将でも攻城戦で攻略可能。
その後は坂戸城に移転するので、トドメを刺して上杉家を吸収しよう(上手く回れば4年と経たずにここまで来れる)

そんなこんなで所持城数が約13城になると徳川との臣従が切れるため、今度は関白・秀吉殿下に即日臣従しよう。
そうすれば豊臣・徳川と不可侵に出来るため、その後は北条や東北諸勢力から領土を毟っていき、豊臣との決戦に備えることとなる。

写真等は編集者のスキルが拙く載せられません、悪しからず(_ _)

(別筆者による序盤の参考例)
歴史イベントを利用すれば最初の3カ月で一気に勢力を拡大することは可能。
まず速攻で織田と手切れし昌幸と信之を深志城に、幸村を高遠城に、もう一部隊を上原城に向かわせる。
織田との臣従破棄の影響で木曾とも停戦状態となっているが、本能寺の変が起きて木曾と織田の外交関係がなくなるとそのまま城攻めできる。

S5真田1.jpg

信之は城の少し上、昌幸は下に置いて挟撃できるようにする(郡に置いていると制圧を挟んでしまうので月替わりのタイミングで郡と城の間にいるようにする)。
迎撃が出てくるので撃退して包囲で陥落可能。
落としたら道中で木曾福島からの奪還部隊を倒しつつ昌幸と信之は上原城に向かう。
幸村と上原城に向かわせた部隊は7月になったらすぐ城攻めできるよう位置を調節しておき、国衆の出浦衆も小諸城を城攻めできるよう出撃させる。

S5真田2.jpg

昌幸をこの場所においておけば高遠からの迎撃部隊も上原からの部隊も合戦で引っ掛けて倒すことができる。
徳川からの援軍がやってくるが、巻き込んでしまったとしても名無し城代交じりなので対処は簡単。
小諸城は出浦衆だけで陥落できる。
三つとも落としたところで上杉との臣従を破棄して北条に乗り換えれば徳川は手出しできなくなる。

S5真田3.jpg

この方法だと上田合戦が起きないため上杉と戦っていくことになる。
城は一気に増えるが城主が絶望的に足りなくなることは注意。

追記:
高遠城の代わりに新府城を取ることもできる。
新府城は国衆、幸村300人、信之300人を送り込んで3方向から包囲すれば徳川の援軍が来る前に落とせる。
深志城には昌幸とだれかを送って合戦後に強攻で落とし、昌幸を上原城の武居郡に置けば深志城、小諸城の城代が出撃しても合戦で倒せる。
城を攻めるときは最終目的地を木曾福島城などにすれば北条からの援軍は来ない。
新府城は他の5城から少し遠いのが難点だがポテンシャルは最高クラスであり、徳川から奪い返せばなんとなく武田の後継者気分になれるのもオススメ。

木曾家

甲州征伐に便乗して信濃で復活、深志城・木曽福島城を領有するが無官で威信は低い。
武将は4人で質も低く、千村良重も能力自体は低いため単独では弱い。
織田に臣従し「本能寺の変」で独立するが「天正壬午の乱」で徳川家に臣従、本拠の深志城を失い木曽福島1城に。
さらに83年4月に「小牧長久手の戦い」で臣従先が羽柴に変わる。

しかし、「頭越しの講和」が滅亡イベントで発生せず、羽柴と織田・徳川が敵対したままになる。
これが致命的で、美濃から織田・信濃から徳川に殺到されて詰み。
徳川に臣従先を変えれば86年10月の「サルとタヌキ」で徳川と豊臣が同盟するが、それまでに豊臣に隣接されて詰み。

(攻略例・上級・長寿・編集新武将なし・合戦広い)
PKでは「合戦広い」設定+工夫で「天正壬午の乱」をオフにしなくても何とかなるようになった。
発生までに木曽福島城を「貢物」で手放すことで本拠が深志城のまま現状維持される(攻略例では姉小路に譲渡)。
チュートリアルありで深志城に荷駄詰所を建設し上田城へ通じる郡に兵糧庫を設置しておく。

開幕で織田と手切しても真田と不可侵のままだが、本能寺の変で真田が織田から独立すると不可侵が解除される。
木曾と真田の外交関係に変化がないため事前に上田城に部隊を駐留させても消滅せず、即攻城戦可能。
4方向から即包囲+国衆の郡を押さえて即迎撃出陣する真田昌幸を大合戦での高台射撃で撃破。
このとき大名部隊は必ず東側からの包囲にしておく。

あとは1部隊ずつ防衛に来る部隊を順次高台射撃で撃破していけば包囲ループで陥落する。
なお、出浦衆のある郡も出撃を防ぐために制圧しておこう。

S5木曾1.jpg

「天正壬午の乱」で沼田城も真田領なので攻略する必要がある。
沼田城にも上田城と同時に徳川を通じて不可侵の北条領を通って郡代を差し向ける。
上田城が包囲状態だと人事異動できないらしく、上田城陥落までは城代のまま。
沼田城に来る援軍についても「合戦広い」だと画像のように少し大名部隊を動かせば合戦可能。

上田城陥落後は強制的に真田昌幸城主になり時間がかかるが、83年4月の「小牧長久手の戦い」までには真田を滅ぼせる。
滅亡時登用は失敗しやすいが、村松殿と幸村の登用成功がほぼ必須なのでここが運次第になる。
村松殿の夫の小山田を処断か解雇し独身に戻して大名の正室に迎えれば真田一族が全員一門衆になり侍大将が大幅に増える。

S5木曾2.jpg

「小牧長久手の戦い」発生で羽柴臣従に切り替わるが、即破棄して再度徳川に臣従するのは必須。
この破棄が原因で最後まで羽柴(豊臣)とは一切交渉不能になるので、以降は迅速に拡大していく必要がある。

上杉戦はこちらの全力に対して4部隊程度出してくることが多いので威風弱で切り取っていく。
飯山城西の牟礼郡で威風弱を発生させられるとチャンスで、春日山城が画像程度の兵数だと幸村の強攻で無理矢理落とせる。
春日山城さえ攻略できれば以降の上杉攻略はそれほど難しくない。
魚津城を豊臣が攻略すると隣接してしまうので攻城予約で防いでおく。

S5木曾3.jpg

あとは威風中合戦→佐渡の雑太城攻城戦で上杉が栃尾城と魚津城だけになり、豊臣に魚津城を攻略してもらう。
春日山城主を幸村にすれば織田攻めに夢中の豊臣と隣接してもまず攻め込んでこないし、佐渡ルートはさほど心配不要。
ここまで拡大していれば86年10月の「サルとタヌキ」の徳川・豊臣同盟まで耐えて豊臣と不可侵も容易、だが・・。
すでに12城あるため独立間近であまり意味がないうえ徳川が豊臣にごりごり削られてしまう。

S5木曾4.jpg

思い切って豊臣を攻撃するのも方法。
北陸方面は兵を出しづらいのでタイミング調整で相手12部隊での特大戦場合戦を起こしやすい。
しかも後方から順次来るので二連戦もこなしやすく、一気に越前付近を前線にできる。
そして豊臣と隣接する朝倉山城・小松城で耐えているうちに東北を制覇していく。
徳川への攻撃も防げるので、攻撃対象をこの2城に限定できる。

この2城は山城のうえ侵攻方向が1方向に限られるので、侵攻方向以外に施設設置し石落とし門で容易に撃退できる。
特に朝倉山城は他方向の砲台が侵攻方向に届くので非常に防衛が楽。
城主は櫓か陣幕、配下は統率重視かつ用心持ちで城門防衛すると被害を減らしやすい。
北条は佐竹にかなり手こずるのでほとんど狙われず、その間に防衛戦での威風中連発で同盟できる。

S5木曾5.jpg

開始5年半の情勢、ここまでに2城で豊臣の攻撃を10回ほど撃退。
東北を制覇し、あとは豊臣との最終決戦を残すのみ。
真田・上杉・伊達などの武将が配下にいるので未だ毛利とも交戦している豊臣に勝利するのは難しくない。

東海

姉小路家

いつもの飛騨の主、官位を下げられて威信が200強まで低下。
同盟先はなく、最終的に羽柴・徳川・織田に囲まれるが移住先はない。

開幕で織田に臣従するのは必須、82年7月の「天正壬午の乱」で徳川と隣接するが、徳川・織田の同盟が83年4月と遠い。
このため、「小牧・長久手の戦い」シナリオと異なり真田の上田城を攻略することはほぼ不可能。
その結果「第一次上田合戦」を防げないので上杉・真田が羽柴に臣従してしまい北陸に拡大することができない。
臣従を活用しつつ本能寺の変からのイベント展開を利用して大勢力の間をうまく泳ぎ抜く必要がある。

(攻略例・上級・長寿・編集新武将なし・合戦広い)
開幕で織田に臣従し3部隊で木曾の木曽福島城に駐留。
82年6月の「本能寺の変」で織田と木曾の臣従解消で自勢力との不可侵も解消されて即城攻め可能。
部隊を攻めたい方向に一瞬動かして城に向けると好きな方向から包囲できる。
さらに7月の「天正壬午の乱」で木曾家が木曽福島1城になるので、そのまま滅ぼせる。

その後は83年4月の「小牧・長久手の戦い」まで内政。
徳川に狙われるが臨戦態勢を取るので郡に小部隊を出して臨戦を解除させれば時間を稼げる。
83年4月に織田と徳川が1年間同盟するので狙われなくなる。

S5姉小路1.jpg

この5城がスタートライン。
83年4月に越中で独立する佐々に対しても木曾と同じことができる。
前身の柴田時代に出兵していて兵数が激減していることが多いうえ、増山城は城代なので帰雲城の部隊で十分。
佐々成政は以降の攻略に不可欠だし、遠国登用も期待できる。

次は織田・徳川同盟が終了する84年7月に選択を迫られる。
織田と共に徳川と戦うか、織田との臣従を破棄して徳川に鞍替えし織田と戦うかを選ぶことになる。
織田の武将の質は徳川より圧倒的に低いが、兵数自体は織田の方がかなり多い。

S5姉小路2.jpg

徳川と戦うことを選んだ場合、織田の援軍と陽動をうまく使えば飯田城で威風強を起こし4城手に入る。
合戦は交戦しても勝ち目皆無なので退路封鎖狙い一択となる。
織田の信用を80まで上げておけば連続で援軍要請できるので一気に攻略しやすくなる。
「国司の治」を発令しておけば織田の外交姿勢が協調になるので信用を上げやすい。

S5姉小路3.jpg

攻略例では三河での威風弱で大樹寺を確保後、浜松城の攻城戦で威風中を起こした。
織田から独立し豊臣との不可侵が解消されたので豊臣に臣従、徳川と不可侵になりここで終戦。
駿府城で北条と隣接したが、初回攻撃を凌いで支援拠点盛りの防衛拠点で兵数10000程度にすれば以降は攻撃されない。

次は86年8月に豊臣・織田の同盟が終了するので、それまで内政の時間。
織田は全く出兵しないため、開戦時点で10万以上の総兵数に達する。
豊臣の信用を80以上まで上げて連続で援軍要請できるようにしておく。

S5姉小路4.jpg

織田戦は豊臣の横取りを防ぐために初戦は西部で威風強を起こす。
同盟終了後の停戦期間中に織田領を通過し、豊臣の援軍とともに合戦すればそれほど難しくない。
織田は合戦敗北でボロボロになるので、伊賀上野城は豊臣の2回目の援軍だけで攻略してくれる。

以降は織田本拠での攻城戦を繰り返して各城を傷めずに確保していく。
清須城→鳥羽城→金山城と移転していくので、綺麗に周辺の城を威風に巻き込んでくれる。
なお、織田は資金切れで政策解除されても、わりとすぐに制度改新・弐を再発令してくれる。

S5姉小路5.jpg

織田を滅ぼした時点で30城前後となり全国2位の勢力となれるが、それでも豊臣から独立はできない。
あとは豊臣・徳川同盟が終了する1592年まで徳川領越しに北条と戦いつつ内政するか、豊臣との臣従を破棄して決戦するかになる。
織田領の大半が無傷で手に入るため、豊臣との兵力差は2.5倍程度で済むが、武将は質量ともに大きく劣る。
万全の準備をしてから決戦した方が無難かもしれない。

北陸

上杉家

手取川(天正猿芝居)シナリオからしばらくたち、七尾城・富山城周辺を失い武将数も減少した上杉家
それでもなお9城持ちの大大名であり、固有政策も有用であるため戦っていける

攻略例・超級・新武将なし・編集なし
シナリオ開始時に同盟関係はなく、進行方向は西(羽柴・柴田)南(徳川・北条)東(伊達を含む東北)の三方向であるが
いきなり羽柴家とぶつかるのはほぼ無理

従って羽柴と親善、同盟は基本として東か南に向かうことになる
が、東に向かうとやることが伊達家と変わらなくなるので、せっかくなのでひとひねり加えてから南に向かうことにする
初手で雑太城と新発田城以外の国衆を含めた8部隊で富山城へ出陣、柴田家と威風中合戦を行い、増山城まで手に入れる
そうすると超級の本気の羽柴家が柴田家攻めを行い、北ノ庄城まで落としてしまうため、賤ケ岳の戦いを含めた吸収イベントをつぶすことができる
その後再出撃した部隊で金沢城を押さえ、七尾城・松波城と攻略し(金沢城で攻城戦が発生すると楽)柴田家を滅亡させる

勝家を筆頭に柴田家の武将を回収すれば徳川家とも十分に戦える陣容になるため、その後は南に目を向け徳川家と戦争をしていこう
徳川家を滅ぼしたら北条を滅ぼして武将を回収するもよし、徳川家の人材を生かして羽柴と戦うもよしである
また、小牧長久手も発生しないため、織田家と羽柴家が同盟切れ次第戦争を行う。城は取りに行けなくても最後の1城を落として武将は回収するようにしたい

柴田家

越前・加賀・能登・越中を領有し「清洲会議」で当主勝家とお市が婚姻し織田信雄と婚姻同盟を結ぶが城数・兵数・武将のいずれも羽柴より圧倒的に劣る。
6月の本能寺の変直後での兵数はほぼ互角だが、7月の各種イベントで羽柴の城と兵数が一気にこちらの倍以上に増える。
外交関係としては上杉と敵対しているうえ翌年には天正壬午の乱で上杉と真田が羽柴に従属する為同盟は不可能。一方羽柴は西方が安泰で全兵力をこちらに投入してくる。
さらに83年4月に賤ヶ岳の戦いで主力の前田利家主従が羽柴家に移籍し、佐久間盛政が死亡してしまう。
イベント自体は佐久間盛政か前田利家を追放すれば回避できるが、ただでさえ少ない武将を減らすのは得策ではない
よって「羽柴家が近江の城を1つ以上所持」という条件を回避するように動くことになる

(攻略例・超級・長寿・新武将なし・編集なし)
明智家が羽柴家に吸収されたら即出陣、安土城左の野洲郡で威風大を発生させる
武将が各城に配置される前に出陣していれば群代や城代が混じっているためそこまで苦戦することはない、念のため家宰に利家か成政を使い捨てておけばなお確実である
威風後届いていない坂本城を普通に攻略する、攻略後奪還に来る部隊は城上待機を利用して合戦で撃破すればひと段落となる

羽柴家の動揺が解除されたらその瞬間に再出撃、二条御所近辺で再度威風大を行うと周辺の城が多く寝返るので、羽柴家は大体おとなしくなる、この際家宰に先に使わなかった方を使い捨ててもいいだろう
そのまま羽柴家にとどめを刺しに行きたいところだが、武将数が足りずに城がスッカスカなので筒井・鈴木を先に回収したほうが間違いがない

その後羽柴家に降伏勧告を行えば武将数も300名近く、城数も40城程度になるはずなので、中国・四国へ攻め込むも織田との婚姻を破棄して攻め込むも自由である

近畿

織田家

イベント次第で展開が大きく変わるのが特徴。

イベント無しの場合は鈴木を滅ぼし、筒井を吸収したうえで30個程城を増やすだけでシナリオクリアとなる。

同盟もオフにするとほぼ全ての勢力が従属が可能で従属しない足利、毛利、北条を滅ぼし2勢力ほど従属吸収すると従属エンド(惣無事令)となる。
var1.10からは従属勢力の城も自勢力の城とカウントされるため一切日付を経過させずにクリアが可能。長く苦しい戦いだった

群雄繚乱を解放したうえでイベントありで開始直後、二条御所に本拠移転すると信長の予感、本能寺の裏が発生し、明智が独立するが羽柴や柴田はしない為圧倒的な勢力を維持出来る。明智は従属出来ず、残り1城になると「信長の野望・新生」が発生し自動的に滅亡し当主光秀含め数名の武将が家臣に出来ずに死亡する。その後はイベントなしと同様。

本拠移転しなかった場合は史実通り本能寺の変が発生し信長が死亡し、信雄が当主になり織田、羽柴(+明智)、柴田に分裂する。
7月に清須会議が発生し羽柴、徳川(、柴田)と同盟を結ぶが、蒲生や細川親子といった有力な家臣が羽柴に移籍した上で「北ノ庄攻め」で羽柴が柴田を吸収したうえ、こちらは天正壬午の乱で中部地方の城を失い、力関係が逆転してしまう。攻められない間に力を蓄え「人たらし」、「検地・刀狩」で強化された羽柴に立ち向かう上級者向けのシナリオ。
なお清須会議発生前に真田家を従属させると天正壬午の乱が発生しない為中部地方の城を失わずに済む。(ついでに河尻も死亡しない)

1.12から更に仮想イベントが用意され開始直後、弥助に宗三左文字を与えると「本能寺脱出」、「信長復活」が発生する。
期間限定のDLC武将伊武ラヒムが所属しているとテキストが若干異なるだけで結果がほぼ同じの「本能寺脱出・ラヒム」が発生。
こちらは本能寺の裏とは違い、信長が人間不信に陥ったせいか柴田、明智、羽柴、信雄が信長から独立して敵勢力となる
武将が信長、蒲生親子、弥助、蘭丸の5人のみで城は安土、亀山、日野、伊賀上野の4城のみとハードモードもプレイが可能。


攻略例1(信長復活・初手武将確保ルート) (超級・寿命長寿・編集なし・新武将なし)
重臣や息子に独立されずいぶん寂しくなってしまった織田信長家だが、本人の特性が優秀すぎること、周囲の状況が存外恵まれていることから画面のインパクトほど難しくはない
初期状態での隣接は明智・織田信雄・筒井の3家であるが、明智は初手でまず間違いなく羽柴の飛び地の後瀬山城を攻め、織田信雄はAIが弱いことと亀山城で領土が分断されているため全く動かない
また、外交面では徳川との同盟、柴田がこちらに対して友好になっているので、この2家としばらくの間は同盟を結んでおくのがいいだろう

何をするにも武将の数が少なすぎるので初手は筒井家へ、信長や蒲生がいるので出陣兵力は最低限でいい、4部隊2500程度で十分
合戦でも混乱持ちはいないが蘭丸が足止めを持っているので退き口破壊で被害はほとんど発生しない
こちらの兵力が少ないと迎撃に出くるので
合戦で撃破→信長の特性で高取城右の郡を制圧→誰かが城に張り付き→信長はそのまま郡を制圧しながら筒井城へ張り付き→強攻で両城とも陥落し筒井家を滅亡させられる
筒井家の武将には混乱持ちがおり戦争が楽になるし、人脈持ちの遠国登用も案外馬鹿にできない

筒井家を滅亡させると鈴木家と隣接するので、信長の帰還後即出陣しよう、こちらは重秀がそこそこ強く城が固いので5部隊3000程度いた方が確実であろう
雑賀城は右から単純に攻めると2部隊しか隣接できないが、信長で隣接郡を制圧後岸和田城左の郡を経由することで北から4部隊追加で計6部隊まで張り付くことができ
強攻からの包囲である程度被害を出しつつも落とせる
残念ながら重朝以外の一族は嫌悪設定のようなので登用できないが、砲術持ちを数人登用できるはずなので、この後の戦もだいぶ楽になる

続いては息子にお仕置きを加えに孤立している信雄の本城である田丸城及び安濃津城を攻略しよう、こちらも5部隊3000いれば十分である、攻城戦は地味に面倒なので迎撃に出てきてもらおう
ここまでくれば9城持ちで武将数もそこそこになるので、徳川・柴田との同盟を継続しつつ明智を攻略したい、明智が羽柴と柴田の攻勢にさらされて弱ってきたら二条御所に攻城予約をかけておき
最後の1城として攻略して武将を回収しよう、可能であれば柴田からの援軍を含めて相手の8倍以上の兵力で囲んで降伏させられるとなおよい

その後は濃尾平野や石山御坊周辺の信雄の領土を切り取って羽柴攻めを行うことになる、その際武将は確保したいので自勢力にのみ隣接する城を1つ残しておこう
真田一族を始め優秀な武将が在籍していることも多いので、回収できれば楽になるが、沼田城が案外ネックになりかなり先になってしまうこともある

羽柴家まで打倒すればもう敵はいない、柴田との同盟終了後滅ぼせばほぼ元通りである
行動制限が解除されているのか結構自由な世界になっているが、ここまでくればあまり深く考えなくともクリアまでたどり着けると思われる


攻略例2(信長復活・初手尾張攻略ルート) (超級・姫武将あり)
初手から合戦をしかけ兵数の豊富な美濃・尾張を威風で奪うルート。一見信雄家とはかなりの兵数差がある様に見えるが、信雄家の領地は畿内・伊勢・尾張美濃・信濃と4つの飛地で構成されており実際は大した戦力差はない。それでも流石に初手から合戦を仕掛けるのは難しいため多少の準備は必要となる。
まず勢力分割前に婚姻・施設建設・家宝譲渡の3つを行っておく。

・婚姻について
信長と婚姻している女性武将は勢力分割後も付いてきてくれるため茶々を側室にしておこう。
また身分・忠誠をあげるため弥助と蘭丸をそれぞれお市・督姫と婚姻させておくと良いだろう(お市と督姫は加入しない)。家臣の婚姻は必須ではないが、弥助は家宝による忠誠上昇が難しいため、こだわりがないならやっておいた方が良い。
・施設建設について
安土城の作事をレベル5にする事で29日以内に練兵場を建設する事ができる。
初手の合戦に勝つだけであれば関係はないが、親愛武将の蘭丸・茶々を代官にした上で家宝の九十九髭茄子の政務ボーナスを加味すれば30日で米問屋を建てる事も可能。ただしこの場合、30日になると同時に分裂イベントが発生し九十九髪茄子が消失してしまう。DLC武将の伊武ラヒムも代官にするなら建設日数が29日となり九十九髪茄子と米問屋を両立させる事ができる(建設終了と同時に家宝を信長から移動させる必要あり)
・家宝「九十九髭茄子」について
家宝は勢力分裂前に信長が所持していた場合消失してしまうため、分裂後も使用するには事前に家臣に渡しておく必要がある。ただし家宝を渡した家臣は、家宝を渡す前の忠誠に戻った上、家宝は所持しているという状態で再加入する。そのため九十九髭茄子を奪うと忠誠が−9されてしまい、ほぼ家宝を動かせなくなる。これを防ぐために帰蝶か茶々に家宝を渡しておくこと。大名の妻は忠誠が常に20固定となるため、分裂後に信長に戻せばデメリットなく家宝を所持した状態でスタートする事ができる。また当然ではあるが宗三左文字は弥助(or伊武ラヒム)に渡しておくこと。

勢力分割が発生した後は筒井との外交、国衆懐柔、政策の発令、佐和山城の奪取を行う。
・外交について
筒井は従属させ援軍を活用できるようにしておく。島左近が領主となっている部隊を派遣してくれるためステータスがかなり高い。能弁持ちの茶々を代官にして信長で親善すると3ヶ月で援軍を派遣してくれる。
・国衆について
大した能力ではないが領内に2つ国衆が存在するため懐柔しておく。領主が懐柔してくれるまでリセットしても良いがどっちみち筒井の親善に3ヶ月かかるため、領内施作から国衆親善をしてしまって良いだろう。
・政策・家宰について
気持ち程度にはなるが兵数を増やす事ができる常備兵制(or灌漑整備)を発令しておくと良い。また蒲生氏郷の家宰を分裂後すぐに設定すれば開戦までに若干兵数を増やす事ができる。
・佐和山城について
明智の佐和山城は城主の能力・忠誠が低く後詰が来る前に攻略する事ができる。信長1隊でも半月も経たずに降伏してくれる。兵数も殆ど減らないため実質的に5城でスタートすることができる。

ここまで準備をしたなら合戦自体は大した難易度ではない。分割出陣なしでも国衆・援軍込みで8部隊用意できる上、信長と氏郷が非常に強い。兵数差も殆どないため正面から押し切れるだろう。

S5織田2-1.jpg

勝利後は豊かな美濃・尾張の城が手に入るためかなり展開が楽になる。1度の出撃で城数は倍以上にする事ができる。

S5織田2-2.jpg

ただし武将数は全く足りていないため、明智を滅ぼすのを主目的とし、隙を見て鈴木や信雄本拠に攻め込み武将を確保すると良いだろう。

明智家

下剋上を成し遂げ見事に独立したのはいいものの、周囲を敵に囲まれており窮地の光秀。しかし当主光秀の能力は超一流であり、秀光や斎藤利三などに加え仮想イベントで細川親子も加入してくれるため、ライバル秀吉には及ばないものの人材面は悪くない。更に秀吉急拡大の要因であるイベント「野望を継ぐ者」、「清洲会議」を発生させずに出来るのも当シナリオに於いては大きな利点(両方未発生にできるのは他だと仮想信長のみ)。総合的には秀吉、家康に次ぐ早さでクリアできる勢力。

(難易度超級・寿命長寿)
まず侍大将以上の人材が貧弱なため分裂前に準備をしておく。徳姫とお市を家臣に婚姻させる事で、姫だけでなく家臣の身分も侍大将となるため城主問題はある程度解決する(婚姻相手は可児才蔵と荒木氏綱がおすすめ)。 また予め家宝は光秀と秀光に渡しておくと良いだろう。 仕上げに信長と光秀なら30日以内に建設できるため練兵場を建てておこう。佐和山城や長浜城にも櫓なら建設できるのでやっておいた方がよい(事前に軍団は解散しておくこと)。

本能寺を起こした後はまず筒井を従属させる(兵数増加施設を建てていない場合は微妙に兵数が足りないため注意)。イベント合戦後にどっちみち従属はするが、筒井なしだとイベント前に織田から攻め込まれる可能性がある。織田が姉小路に攻め込んだならひとまず安全。
イベント合戦に勝利し天王山を制す事ができたなら羽柴に反転攻勢。日本海側の城を残すと後々奥地まで攻めるのが大変なため、竹田城目標で出陣し威風で一気にとってしまうのが良いだろう。準備をしっかりしておけば人材面はやや負け程度で合戦に臨む事ができるためそこまで合戦の難易度は高くはない。秀光の家宰を入れておくと気持ち程度は楽になる。

初戦さえ制してしまえば後はこっちのもの。タイミングを見て織田や柴田にも攻め込み優位を取っておこう。また羽柴との2戦目は防衛援軍込みで威風大を起こせるため三木城目標がおすすめ。残存兵力によるが合戦勝利後、姫路での攻城戦にも連続して勝利できれば羽柴の殆どの城を獲ることができる。残り1城になれば仮想イベントにより羽柴の全武将を無条件で吸収可能となる。光秀の野望成就の時は近い。

優勢を確定させたら羽柴家を優先的に攻撃したい。
羽柴を1城まで追い込めば仮想イベント「光秀の野望」が発生し羽柴家の全武将が加入する。
秀吉の固有特性「人たらし」の忠誠上昇効果で失敗しやすい滅亡時登用が不要となるため非常にありがたいイベント。
強力な羽柴の武将が加入すれば、あとは光秀の野望成就までまっしぐら。

鈴木家

70年代後半に手に入れた新宮城を失い雑賀城1城に戻り、相変わらず無官で威信も低い。
武将は鈴木家のフルメンバーが揃っており、佐大夫が隠居し当主が重秀に交代。
毛利・長宗我部と2年同盟があるが遠方のためほぼ意味はない。
在野に下った本願寺の武将たちが開始時に領内で牢人している。
基本的には羽柴に臣従し、十河越しに長宗我部と戦い四国に拡大していくこととなる。

(速攻例・上級・長寿・編集なし・新武将なし)
難易度は高いがイベント展開を活用して力を蓄え、早々に全方面に仕掛けていく戦略も取れる。
羽柴を関白に就任させずに追い込んでいき、滅ぼしてしまうことも可能。
開始時に鈴木重兼を家宰に設定し、鈴木の固有政策を発令すれば全部隊の鉄砲LVが最低でも4になる。

S5鈴木1.jpg

開幕で織田の高屋城に重秀750・佐大夫750・奥重政600・重朝450・根来衆2500で全軍出陣。
迎撃の織田4部隊9750を相手に勝利すれば威風弱で周辺の郡が大量に寝返り4城に即隣接可能となる。
合戦の難易度は非常に高いうえ、しかも城攻めがあるため特に重秀・佐大夫の被害を極力少なくする必要がある。
①82年5月・鈴木4部隊5050(損害958)vs織田4部隊9750(損害3729)

高屋城は5月中なら城主が降伏し、信貴山城は重秀・佐大夫での強攻、岸和田城は奥・重朝での強攻で落ちる。
6月に「本能寺の変」が発生し城が孤立し、7月に「清須会議」で羽柴領に変わり増援が来るが1部隊ずつなので順次撃破。
8月に入るころを目途に最後の石山御坊を陥落させるとすぐに羽柴が出陣してくるが、9月に入ると織田に臣従可能となるので臣従。
織田と同盟している羽柴とも不可侵になり撤退していくため、5城で安全が確保される。

攻略過程で3回ほど仕官が発生し、運が良ければ本願寺顕如・下間頼廉などが仕官してくれる。
さらに堀直政・横山喜内・木村定光あたりも黄色忠誠で捕縛できるため、登用に応じてくれることも。
4城ともに威風の効果で内政値がやや高めのため、一気に兵数も武将も充実させられる。

無印と異なり83年4月の「小牧長久手の戦い」は発生と同時に講和してしまうため、1か月の猶予期間での奇襲はできなくなった。
内政に励めば概ねそのころには雑賀城の鍛冶町が建設でき、5城の総兵力が15000程度に達する。

S5鈴木2.jpg

思い切って83年4月に織田への臣従を破棄し、いきなり羽柴に仕掛けてしまう。
国衆込みで8部隊18000ほど用意できるため、陽動(合戦のページ参照)を活用すれば羽柴に12部隊用意させて威風強合戦が可能。
勝龍寺城近郊での勝利で一気に8城が寝返り、羽柴のほぼ全城が動揺状態となりしばらく沈黙する。
②83年6月・鈴木8部隊18100(損害7803)vs羽柴12部隊26374(損害16133)

次は織田が仕掛けてこようとするが、前線の城に城主を配置できれば軍備に入るので完了前に体制を整えて先手を取る。
ここも陽動を活用すれば織田に12部隊用意させて威風強合戦が可能で、勝利で伊賀上野城から田丸城まで寝返り伊勢神宮も手に入る。
③83年10月・鈴木8部隊19964(損害3760)vs織田12部隊31686(損害22692)

そろそろ羽柴が息を吹き返すが、石山御坊が羽柴領でない場合、安土城に本拠を移転する。
安土城の西側の郡が初戦の威風で削れているため、動揺が解除される前に安土城に仕掛ければ攻城戦が可能。
鉄砲祭と奥・顕如の混乱で簡単に攻略でき、勝利で安土・日野・佐和山が寝返る。
④83年12月・鈴木8部隊16204(損害3773)vs安土城10部隊2243(損害2243)

さらに羽柴の西側の城が動揺から立ち直るころに後瀬山城に仕掛け、威風強を発生させれば羽柴領を東西に分断できる。
⑤84年2月・鈴木12部隊20240(損害8566)vs羽柴13部隊29805(損害16040)

S5鈴木3.jpg

ここまで拡大すればようやくどこからも攻撃されなくなり、羽柴は城が足りず関白になれなくなる。
ただし人手が絶望的に足りず、城主を配置できるのはせいぜい10城で、あとは領主1人を配置するのも厳しいレベル。
安土城攻略戦で羽柴の本拠陥落時に武将を10人以上登用できれば多少ましにはなる。
織田は大垣で威風強→清須城での攻城戦で一気に瀕死に追い込めるが、兵を出し過ぎると羽柴に出陣されるので慎重に攻めたい。
織田の武将を確保すればあとはじっくりと羽柴の城を攻め取っていける。

S5鈴木4.jpg

開始から5年弱で竹田城に追い込んだ羽柴を降伏勧告で吸収。
竹田城は迂回しやすく兵数も伸びないため最後の1城としてオススメ。
ちなみに羽柴吸収時点でも55城に対して侍大将以上が36人しかおらず約20城が城代のまま。
また、ほぼ固定メンバーで威風を発生させ続けたため、7人が「〇〇の将星」に到達している。

中国

毛利家

織田家に圧迫され鳥取城近辺を失った毛利家
そのまま進めると本能寺イベント直後に清水宗治の最期が発生し、清水宗治が死亡する代わりに羽柴家と同盟を締結する
しかし、能力が優秀で混乱持ちの清水宗治を長く使っていきたいし、羽柴家に従属する宇喜多家の武将数21名は50名程度しかいない毛利家にとって魅力的である

そこで初手は安国寺恵瓊を追放しよう、すると一連のイベントを回避することができる
恵瓊を追放したら即出陣、目指すは備中高松城経由で宇喜多家の高田城
織田家からの援軍が出陣してくるが本能寺の変イベントで消滅し、代わりに羽柴家の援軍が到来する
高田城で威風中→羽柴の動揺が回復したあたりで岡山城で威風小でそのまま宇喜多を滅亡させられる
威風を起こす際には必ず羽柴の援軍を巻き込むようにしよう、CPUは防衛援軍を出している間はその関連大名家にはほぼ攻め込んでこない
また、防衛援軍であれば信用も0にならないので、吉田郡山城に能弁持ちを詰め込んで親善を行えば宇喜多を滅ぼしたあたりで羽柴と同盟を締結できる

そうすれば後は西に目を向ければよいので、大友・龍造寺・長宗我部あたりを吸収して対羽柴戦となる
長宗我部を先に滅ぼすと大友が羽柴に従属してしまうので注意が必要が必要なのと、島津はあきらめて同盟を結んで放置したほうがいいだろう
中央を押さえられている以上こちらが島津を滅ぼして力を蓄えるよりも関白に就任した豊臣が大きくなる速度の方が早いのだ

宇喜多家

備前・美作の4城が領土で当主が秀家に交代、未だ無官で威信は低い。
秀家・明石全登が強いうえ高めの能力に混乱の宇喜多三老など人材も充実している。
イベントで羽柴に臣従し、羽柴の外交関係から最初の敵は長宗我部のみに絞られる。
「小牧長久手」シナリオと異なり羽柴と長宗我部が数年間隣接しないため気にしなくて済む。

S5宇喜多1.jpg

難易度上級の序盤攻略例。
本能寺の変が起きたら分割出陣・国衆など7~8部隊で西から天霧城に進軍、威風弱で金刀比羅宮が無傷で手に入る。
長宗我部の中村城が遠いため5部隊相手なので部隊数の差で圧倒でき、損害が少なければ一気に白地城まで攻略できる。
金刀比羅宮があると城の開発率30%で商業+3000に倍増した交易港を建設できるので金銭収入が跳ね上がる。
岡山城・天神山城はすぐ具申され2箇所建てるだけで毎月の金銭収入が2000近くなる。

以降のポイントとしては
・河野の湯築城を早めに攻略しなるべく早く金銭20000を貯めて本拠移転、節約すれば83年冬くらいには移転できる
・85年1月に「九州攻め」が発生すると大友を攻略できなくなるので、長宗我部を滅ぼすかはそれまでに大友を豊後から追い出せるか次第
・羽柴(豊臣)と毛利の同盟・停戦が終了する85年8月に合わせて毛利に侵攻し、なるべく東で豊臣の西進を阻止
・制度改新レベル3(威信150)はかなり先なので、城主配置は慎重に考える
・足利は攻城戦可能になったら兵数を削って降伏勧告で吸収すると数万の金銭が手に入るのでお得
あたりです。

足利家

征夷大将軍vs関白決戦ができるのが魅力。
鞆御所1城だが威信は1500強で初期金銭は10万弱。
武将は6人で統率武勇60強の小寺政職がエース、竜騎兵持ちの内藤如安も宝の持ち腐れ状態。
毛利家と72か月同盟があるが周囲を毛利領に囲まれ、侵攻先は河野一択。

(攻略例・上級・長寿・新武将なし・編集なし)
チュートリアルで荷駄詰所を建設すれば河野の湯築城は攻略可能、兵糧は金銭で購入して補う。
迎撃部隊と大三島で大合戦、現在のバージョンでは高台活用できないので退き口破壊で勝利できる。
途中でたいてい長宗我部が河野の川之江城を攻撃してすぐ落とすので、そのまま河野は滅ぶ。
攻略後すぐに長宗我部と同盟できるようにしておき、次は島津・羽柴にも役職を贈って親善。

続いて西園寺を攻撃、迎撃部隊を撃破すれば滅ぼせるが大友の援軍には注意が必要。
土居清良は序盤の絶対的エースとなるので、登用拒否されたらやり直しレベルで重要。
なお、人脈持ちが最初から配下にいるため早めに城主か領主にして遠国登用可能にしておきたい。
運が良ければ下間頼廉や84年に登場する出雲阿国を登用できることがあり、非常に楽になる。

S5足利1.jpg

次は長宗我部との同盟が続いている間に島津に便乗して大友の臼杵城と展開次第で岡城も攻略。
島津はイベントで龍造寺と3年停戦し有馬も従属させるのでしばらくの間、侵攻先がなくなる。
長宗我部との同盟が終了したら開戦、国衆たちを主力にすれば戦っていける。
ただし大友を豊後から追い出すより先に滅ぼすと85年1月に「九州攻め」が発生し大友が豊臣に従属してしまうことに注意。
大友を豊後から追い出すか滅ぼした後なら問題なく長宗我部にとどめを刺せる。

S5足利3.jpg

85年冬に豊臣・毛利同盟が終了し、豊臣が毛利領になだれ込んでいく。
こちらもタイミングを合わせて毛利との同盟を破棄し、うまく便乗して豊臣の西進を阻止したい。
鏡山城を落とせば毛利本拠の吉田郡山城での攻城戦が可能で、勝利後に日本海側の城を攻略すれば西進を阻止できる。
豊臣の西進さえ阻止すればあとは落ち着いて西日本を平定していける。

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なんやかんやで西日本を平定し、準備を完了し豊臣との開戦時点の情勢。
豊臣58城・足利53城・上杉36城・北条30城・徳川25城といった勢力図となった。
東日本では上杉が東北の覇者となり徳川・北条を超えて第3勢力まで成長した。
ここまで伸びると上杉が豊臣に吸収されず、豊臣攻略の途中で独立し立地的に最後の敵となる。

公方vs関白.jpg

大坂城で激突した征夷大将軍と関白。

豊臣は大坂城→安土城→岐阜城→金沢城と本拠移転していくので、攻城戦で腰兵糧を補給しつつ一気に攻め取れる。
①勝瑞城野戦で威風強→②大坂城攻城戦で威風強(腰兵糧)→③安土城野戦で威風強→④安土城攻城戦で威風中(腰兵糧)
⑤大垣城攻略→⑥岐阜城攻城戦で威風中(腰兵糧)→⑦孤立した南方の城を一斉攻撃
といった流れで30城程度を攻略できる。
大名部隊は温存、消耗した部隊は退却後すぐに寝返った城への転封で早く着任して再出撃できるので軍勢を維持しやすい。

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関白は征夷大将軍と異なり従属させることが可能で、降伏勧告での吸収も可能。
従属させても関白のままだが、吸収して配下武将になると関白位を失う。

なお、足利家でのクリアには完全制覇が必要なため豊臣を倒しても戦いは続く。
足利義昭は長寿設定でも1607年寿命で一門武将がいないので、妻を迎えて後継者を用意しておいた方が無難。
PKでは義昭が寿命で死亡しても征夷大将軍が受け継がれ、例えば征夷大将軍・出雲阿国などになる。
幕府機能は維持され役職の授与も行える。

四国

十河家

2城まで減り家紋まで変わった旧三好家、官位があるため威信は200強。
武将も5人に減ったが、そこそこ戦える当主と武勇だけ79の七条がいるのは救い。
2城はどちらも豊かで合計7350の初期兵数は佐竹を上回り2城勢力で最多。
織田に臣従しており本能寺の変後は羽柴臣従となる。

(攻略例・上級・長寿・編集新武将なし・合戦広い)
鈴木を攻略することさえできれば意外と難しくない。
領内の国衆はいずれも能力高めのうえ混乱・撹乱なので、早々に懐柔して活用していこう。
長宗我部の初回出陣は西園寺か河野に向かうが、兵を出し過ぎるとこちらに来るので注意が必要。

S5十河1.jpg

北から雑賀城に侵攻可能になる7月までに十河城の郡代3部隊を洲本城に待機。
南からは勝瑞城の武将2人と郡代で進軍し、迎撃部隊を退き口破壊で撃破。
勝利後に武将部隊は帰還させ、滅亡時登用の成功率を上げるため郡代で全郡を制圧しつつ包囲開始。
長宗我部が出撃したら勝瑞城の大名と十河城の七条で南北から強攻すれば陥落させられる。
鈴木重秀・佐大夫・奥重政は登用失敗したらやり直しレベルで重要。

S5十河2.jpg

重秀・佐大夫・奥重政を配置し部隊を率いさせれば多めの初期兵数を活かして快適に拡大していける。
外交関係からひたすら西進することになるが制度改新レベル3はかなり先。
四国東部の城主にすると九州戦で戦力外になってしまうので、代官・領主として部隊を率いてもらう。

次は天霧城の金刀比羅宮を威風で確保できるのが理想で金銭収入が跳ね上がるが、ここは運が絡む。
長宗我部は「兵役増強・優」を家宰にするため兵糧収入-40%となり、2回ほど出陣すると兵糧不足でほぼ動けなくなる。
このため脅威度は低いのだが威風も起こしにくくなってしまうので、無理な場合は諦めよう。

長宗我部を滅ぼす場合は85年1月までに大友を豊後から追い出さないと「九州攻め」で大友が豊臣に臣従してしまう。
大友の勇将を配下にできなくなるうえ進軍の邪魔なので、間に合わない場合は1城に追い詰めて放置しよう。

九州

龍造寺家

一気に6城まで拡大、鍋島直茂・5人揃って龍造寺四天王など人材も充実し、周囲の小大名を多数従属させている。
しかし南の島津も9城まで拡大しており、島津と比べれば勢力的には劣勢で無官のため威信でも劣る。
さらに島津が有馬に攻め込むと「沖田畷の戦い」が発生して当主隆信が死亡し島津と36か月停戦してしまう。
その上、開始3年あまりで羽柴(豊臣)が毛利領侵攻を開始し西に伸びてくるため、時間的な猶予も少ない。

(攻略例・上級・長寿・編集新武将なし・合戦広い)
島津は距離が遠いものの早々に「制度改新・弐」を発令するため、これを利用すれば速攻できる。
島津は「衆望勇武・優」を家宰にするため全部隊の全能力が+12され、島津義弘に至っては攻撃110防御107に達する。
こちらは兵数で劣るうえに萎縮で能力が下がり、さらに鉄砲射撃もついてくる。

S5龍造寺1.jpg

合戦でまともに戦っても勝負にならないので、退路封鎖での勝利狙い一択となる。
制圧した八代郡だと大戦場①-1の地形なので、隙間を縫って退路封鎖勝ちを狙いやすい。
勝利できれば威風中で人吉城と出水城が手に入り、「沖田畷の戦い」を回避できる。

島津は縣城以外の全城が動揺し一時的に行動不能となり、特に伊作城は兵数0になる。
全部隊を帰還させているうちに国衆や郡代の小部隊で伊作城の郡経由で内城までの3郡を制圧していく。
内城の郡制圧を開始した時点で再出撃しうまく調整すれば兵数ギリギリで内城での攻城戦が可能。
勝利で内城・加治木城・伊作城が手に入る。

島津は本拠を都於郡城に移転するので、再び郡代や攻城部隊以外の部隊で郡を制圧していく。
内城での勝利で兵糧が補給された攻城部隊は加治木城などに待機しておき、道がついた時点で出撃。
縣城から島津家久や国衆が防衛に来るので合戦で撃破し、都於郡城も攻城戦で攻略可能。
同時進行で最後に残る高山城の郡も全て制圧しておく。

S5龍造寺2.jpg

うまく行くと兵数600程度の高山城を6000程度で囲んで降伏勧告で島津を吸収できる。
これで確実に島津の全武将が配下に加わる。

最後の降伏勧告は南側の城の兵力だけで足りるので、同時進行で北側の兵力で大友戦を開始する。
このシナリオの大友はなかなか制度改新・弐を発令しないため、普通に攻略するしかない。
北の2城は岩屋城を囲んだ時点で迎撃に来るように兵数調整すればスムーズに攻略できる。
孤立した立花山城は包囲ループで攻略可能、どちらの城でも立花・高橋の捕縛回数を増やしておきたい。

豊後の3城は周りこんで臼杵城から攻撃すれば、威風小で多少は城の状態を保てる。
同時進行で小部隊で府内館の北側の郡を制圧しておく。
臼杵城攻略あたりで合戦に敗れた大友宗麟が小部隊に向けて再出撃し、「合戦範囲広い」なら主力との合戦に巻き込める。
ここも同時進行で岡城への攻撃を開始しておく。

S5龍造寺3.jpg

かなりの試行錯誤が必要だが、開始1年半ほどで九州制覇が可能。
島津の全武将に加えて捕縛回数を増やしていれば大友の立花高橋も高確率で配下に加わってくれる。
ここからは九州の猛将軍団を従えて毛利・長宗我部を豊臣と取り合っていくことになる。
なお、豊臣は外交姿勢が不信で同盟まで30か月かかるが、早めに親善を開始しておけば隣接するまでには間に合う。

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