金銭、石高(兵力)をどのように効率よく伸ばせばよいかを記述する。
武将の行動は「任務」「具申」「領内行動」の三種類があり、武将一覧の「行動」タブで確認できる。
「任務」は「内政」「軍事」などで命じた行動、「具申」は武将が具申してきた行動。
「領内行動」は集落掌握・集落建設・国衆親善・城下方針での城下施設建設といった自動行動。
これら三種類の行動は同時に実行可能。
なお、「郡開発」コマンドは別枠扱いで一切中止されない(中止したくてもできない)。
武将が出陣中は「領内行動」のみ中断される。
城に戻ると領内行動を再選択する為、出陣前と行動が変わる事がある。
ver1.0.8以降の集落建設は、出陣前に実行していたなら同一の行動が必ず選択される(バグが起こり違う事もある)
城下方針での城下施設建設は優先度が高いため、続きから再開されることが多い。
出陣前と同じ行動が選択された場合だが、集落掌握は1割進む毎に進捗が保存されている為、出陣前と再開時で完了までの期間がずれる事が多い。
集落建設(ver1.0.8以降)と城下施設建設は出陣前と同じ所から再開でき、国衆親善(とver1.0.7以前の集落建設)は進捗が破棄される。
別の行動が選択された場合は一からとなるが、集落掌握の進捗は一旦別の行動を挟んだ場合でも破棄されず、次に集落掌握が選択された時に続きから始められる。
このためCPUでも頻繁に出陣する勢力は頻繁に掌握などが中止されるため各城の兵力が増えにくい。
一方で出陣先がなく武将数も多い勢力(関東制覇後の北条やS5豊臣・徳川など)は各城の兵力がぐんぐん伸びる。
ただしCPU大名も「郡開発」コマンドを実行しているようで、出陣続きの勢力でも大名の居城だけは兵力の伸びる速度が速い。
金銭収入 = (城政務 + 50) × 商業 ÷ 1000
金銭収入は商業に比例するため、商業2倍なら金銭収入も2倍になる。
一方で城政務は基礎値が50あるため、例えば城政務50と100で比較しても、1.5倍にしかならない。
兵糧収入 = (城政務 ÷ 2 + 75) × 石高 ÷ 1000
兵糧収入も石高に比例するため、石高2倍なら兵糧収入も2倍になる。
一方で、商業と比較すると、城政務の影響度は半分に減り、基礎値が75に増えている。
そのため例えば、城政務50と100で比較しても、兵糧収入は1.25倍にしかならない。
政務が低い武将でも最低限の兵と兵糧収入を確保できるような調整となっている。
最大兵数 = 石高 × 1.5
城の最大兵数は石高の1.5倍で城能力の影響を受けない。
城のある郡は300、それ以外の郡は100の初期石高があり、農村掌握1つにつき100ずつ増加する。
攻略で初期化された城の石高は郡の数*100+200となり、郡数が4だと600・10だと1200となる。
初期化された城の最大兵数は郡数が4だと900・10だと1800ということになる。
このため飯田城など農村が少なく郡の数が多い城は、伸び代は少ないが初期の最大兵数が多め。
郡の農村と市を全て掌握し開発施設も全て建設すると、その郡の石高が1.2倍になる(入会地の効果も乗る)。
城主がいる城のある郡では城下施設の効果も含めて1.2倍となる。
石高が1.2倍になるためその郡の最大兵数も1.2倍になり、城の開発の終盤で一気に最大兵数が伸びることになる。
さらに城の全ての郡の開発を完了すると、その城の商業が1.2倍になる(開発施設・城下施設の効果も乗る)。
大名や軍団の統治範囲外の城では金銭収入が0.15倍に激減する。
ただし兵糧と兵は減らず、出陣も可能なので、石高に特化しておけば問題はない
以下の表は城政務70の場合
施設 | 費用 | 商業 | 月収入 | 投資費回収に要する月数 |
---|---|---|---|---|
市 | 100 | 100 | 12 | 8.3 |
三斎市(市x1) | 800 | 50 | 6 | 133.3 |
三斎市(市x2) | 800 | 100 | 12 | 66.7 |
三斎市(市x3) | 800 | 150 | 18 | 44.4 |
三斎市(市x4) | 800 | 200 | 24 | 33.3 |
三斎市(市x5) | 800 | 250 | 30 | 26.7 |
商人町Lv1 | 1000 | 1000 | 120 | 8.3 |
商人町Lv2 | 2000 | 500 | 60 | 33.3 |
商人町Lv3 | 3000 | 500 | 60 | 50.0 |
鋳造所 | 1500 | 5000 | 600 | 2.5 |
商人町Lv2やLv3は、増築費用と上昇分の数値。
市と商人町は、完成後9か月から利益が出るが、三斎市は市が5個あっても2年以上は利益が出ない。
商人町の増築は利益が出るのに少なくとも3年近くかかる。
政策「制度改新」を発令すると大名の居城以外に対して城下方針での城下施設の建設を指示できる。
城主が配置されていないと指示できない。
1城につき労力1を消費するが、政策「裁量権委譲」の発令で労力の消費がなくなる。
「委任」は無条件、城の各能力が70以上になると「防衛」「攻撃」「進軍」「内政」を指示できるようになる。
必要石高などの条件を満たしていない施設は建設してくれない(満たした時点で建設予定が変わる)。
米問屋は石高1000、荷駄詰所は商業1000が必要なのは手動建設と同じ。
方針名 | 条件 | 優先建設集落 | 特徴 |
---|---|---|---|
委任 | なし | なし | 多様な施設を少しずつ建てる 厩舎・鋳造所などの上位集落が必要な施設の優先度が高い その後に荷駄詰所→練兵所が続く |
防衛 | 統率70以上 | 砦 | 櫓が最優先で米問屋も建設するが荷駄詰所はほぼ建設しない |
攻撃 | 武勇70以上 | 入会地 | 練兵所を大量に建てる一方で米問屋を建設しないため兵糧不足に |
進軍 | 知略70以上 | 兵糧庫 | 荷駄詰所→米問屋→荷駄詰所→灌漑水路→米問屋…といった順番 |
内政 | 政務70以上 | 三斎市 | 商人町3つを最優先で立て、鉱山があるなら鋳造所も立てる 4つ目や6つ目に灌漑水路が入るが 敵城との距離が遠い城なら5つ目まで商人町優先だったりする |
なお、建設方針と合わない城下施設が既に建っている場合は撤去を具申してくることがある。
建設集落は方針に沿った集落を最優先で立てるが、兵糧庫は1つのみ。
また、空いている集落に優先して建設する。
集落が埋まっている場合の動作としては以下のような感じ。
例:方針「内政」で郡の集落に砦が存在する場合
・砦を上書きする形で三斎市を建てようとする。
・この時、砦は内部的には残っているため開発率は変動しない。
・三斎市が完成する前に武将を外した場合、集落に砦が残る。
一郡一将が最善ではあるものの、それが可能な状況は少ない。
よって各状況に於いて効率的な武将配置を考える。
上位集落がある郡や掌握可能な集落総数の多い郡には優先的に配置。
掌握可能な農村集落の多い郡はそのまま兵数に直結するのでぜひ将を置きたい。
大農村や温泉郷などの上位集落があればなお良い。
また極力能力の高い将に担当させる事で一城で複数部隊を出陣させる際でも
安定した兵数運用ができるようになる。
前線とは逆に、掌握可能な市数や大市、交易港などの上位集落の有無で決めよう。
基本的には必要分の将を担当させた残りの郡を割り当てる事で城全体の開発度の底上げができる。
人材不足により全ての郡管理を一将に任せる際などは、逆に開発優先度上位の郡から任せよう。
なお、家老・宿老身分で後方の城であれば、一城全て任せても特に不便はない。
城下方針を設定して施設建設を任せている場合、出陣した時に領内行動が即中断されなくなる(手動での施設建設中では駄目)
集落掌握は10分割された進捗の区切りの良い所まで進む(全体で200日かかる場合、出陣が完了まで200日でも190日でも、180日まで進む)
集落建設と国衆親善は完了まで進む。
城主の施設建設は出陣中は中断される為、他の武将を1人領主に任命してその武将に部隊を率いてもらえば、内政を進めつつまともな部隊を出す事が出来る。
ある程度勢力の拡大した後の自軍軍団に顕著だが、AIは複数郡統治を多用し、原則として特性なしの武将を郡に配備しない。
軍団に人材を配分する際は、その辺りの事も考慮しておくとよい。
このため、特性なしの高能力武将は、直轄地でまとめて運用した方が人材を腐らせずに済む場合がある。
また、代官で武将の勲功を稼ぐ場合は、この複数郡統治や政策・交渉の面から部将まで出世させることが一つの目安となるだろう。
城がある郡以外で集落建設をしている場合、ver1.0.8以降でも出陣や軍備をした時に進捗が破棄される為注意。
本作は武将の忠誠度を上げる手段が乏しいため、赤忠誠の武将は常に出奔を覚悟しなければならない。
そのため、貴重な忠誠度上昇の手段である「盛名」持ちが城主である城を後方のどこかに用意しておきたい。
無論、郡が多い城の方が多くの武将を管理できるので効率的。
軍団長の場合、黄忠誠の組頭を一括して預けてしまってもよい。
本作の内政の仕様上、特性の「一所懸命」は最も基本的な内容の特性だと言える。
修得者も数多いが、その分統率に恵まれない、二軍武将が持っている場合も散見される。
彼らは、一纏めにして中小城の開発に充てると効率的である。
Lv5まで上がることを考えると、五人一組で領内の彼方此方を掌握させるとよいだろう。
領土が拡大してくると、石高が伸びず開発用地も乏しい小城が一つか二つ必ず出てくる。
このような城は戦力には数え難いので、兵力が問われない大使館のような外交専門の城として扱うとよい。
領内の能弁・防災(災害対策)持ちを優先して集め、朝廷や他大名を問わず、対外折衝専門の部署として割り切ってしまおう。
政策「郡司制」は政策の合計レベルが20にならないと使えないので中盤以降の話になる。
郡司制があれば郡掌握は武将なしでもやってくれるので、武将は集落建設や国衆懐柔を優先して行えば上手く分担できる。
なお、レベル3にすれば集落建設もやってくれるようになるが、潰してほしくない集落を潰す危険性が高いのでオススメしない。
本作では、大名の所在地=本拠を自由に動かすことが出来ず、評定のコマンドでのみ動かすことが可能である。
しかし、これには幾つかの問題が伴うため、濫用は慎まれる。
以下、その問題について。
この時点では、最低費用である金10,000を捻出することも難しい。
故に、軍団長を任命して範囲外の城を任せざるをえなくなる。
基本的に、本拠移転は地方統一後の段階で用いるものであると考えてよいであろう。
この時点から、ようやく移転の問題が本格化してくる。
ここで問題となるのが、移転費用以上に直轄地収入が暴落することである。
多くの場合、移転先は戦争で奪取して間もなく、開発が事実上終了している初期領地とは雲泥の差がある。
故に安易な(長距離)移転を強行すると、事態は却って悪化することになりかねない。
移転を躊躇い、遠征で対応しようとすると、今度は本作名物の腰兵糧問題が火を噴くというディレンマに直面することに…。
このような事態を防ぐため、先の見通しがついたら徐々に移転を進めていく形にした方が無難である。
概ね、一~二年毎に小刻みに移転し(遠征は半年~一年に一回程度のペースになる)、新本拠とその周辺の開発を進めていくこと。
空いた旧本拠は、郡数や武将の質などから、上記の「盛名」持ちに任せるのがよい。
移転により直轄地の統治範囲外になった城は、後方=留守番担当の新軍団に管理と支援を任せよう。
後方担当ならば、二線級の武将や「血気」持ちの問題児だけでも問題にはなり難い。
上記の通り、統治範囲外の城からの収入は激減してしまう。
これには、軍団を新設して対応するのが基本だが、軍団数の上限は10(大名の直轄含む)しかない。
故に、勢力の拡大に応じて、解体と再編を考える必要が出てくる。
(伝馬制なし)
二条御所を本拠に隈本城・比叡尾山城・十河城の4軍団で西日本全域が統治範囲内。
隈本城は九州の全城が統治範囲内。
比叡尾山城は西がぴったり本州の端で、東も鳥取・岡山あたりまで統治範囲。
十河城は四国全域と本州の播磨西部まで統治範囲。
これらと二条御所の西側統治範囲がぴったり噛み合う。
(伝馬制LV3)
本拠を湯築城にするだけで九州・四国・中国全城と近江北部以外の近畿、伊勢志摩まで統治範囲内。
三職就任目標なら軍団不要となるし、完全制覇目標でも腰兵糧を盛れば甲信あたりまで遠征でき、その後はまるごと軍団にしてしまえる。
(伝馬制なし)
躑躅ケ崎館を本拠に大宝寺城・小田城の3軍団で東北・関東・越後全域が統治範囲内。
大宝寺城は蝦夷まで届き、磐城岩代の一部以外の東北全域と佐渡を含む越後東部に能登北部まで統治範囲内。
小田城は北が大宝寺城の統治範囲と噛み合い、房総半島もきれいに収まる。
これらと躑躅ケ﨑館の統治範囲がぴったり噛み合う。
(伝馬制LV3)
本拠を沼田城にすると、東北は浪岡御所・九戸城以外をカバー。
西は尾張、美濃、飛騨、越中、能登と加賀の金沢御所、越前の大野城までカバー出来る。
参考程度に。
上記に加えて金山城の軍団を用意すれば8軍団で鳥羽城以外の全国の城が統治範囲内。
北から大宝寺城・小田城・躑躅ヶ﨑館・金山城・二条御所・十河城・比叡尾山城・隈本城となる。
鳥羽城を含めて完全に全城を範囲内にするなら9軍団必要。
本作の悩みどころに、統治範囲と城の内実が必ずしも一致しないことがある。
大名・軍団長は大軍を率いるほか、領主にも勲功を与えるために郡の数が多い城を選んだ方がよい。
上記の例とは別に、各地方の優秀な城を選別して軍団を設立してみた場合が以下となる。
起点=本拠は、郡10の観音寺=安土城とする。
・東北:高水寺城
・東関東:太田城
・西関東&甲信:躑躅ヶ崎館=新府城
・東海(含志摩):岡崎城
・北陸(含越後佐渡):七尾城
・東中国:御着=姫路城
・西中国:吉田郡山城
・四国:勝瑞城
・九州:隈本城
上記の例の改修版だが、軍団は10全て使用せざるを得ないのが難点。
PKでは追加政策の「伝馬制」で統治範囲を拡張可能となったため、上記の問題は幾分か緩和された。
但し、同政策は収益に直結するわけではないので、軍団長の存在それ自体が不要となるわけではない。
基本的には、「郡司制」共々家老不足になる終盤シナリオの補助用の政策とみるべきであろう。
本拠の代官の行動には集落掌握・集落建設・国衆親善の3種類があり、配置時に行動を自動選択する。
完了していて実行の余地がない行動を選択することはない。
特に開発施設の選択は、武将の能力傾向によってある程度の方向性はあるがランダム性が強い。
配置を外して再配置しても同じ行動を選択するが、少しでも時間を経過させて再配置すると行動を決定し直す。
これを利用すれば本拠については代官開発でも入会地だけを建設させるといったことが可能。
ただしランダム性が強いことに変わりはないのでものすごく面倒。
出陣して即帰城し時間を少し進めれば行動を再選択する。PKの場合は集落建設を出陣でキャンセル出来ない。
繰り返せば行動を選べるがやはり面倒。
政策の制度改新を進めているなら、知行を解任して再度任命すれば集落建設でもキャンセル出来る。
複数武将を入れ替えながらやれば、少しは早く目当ての行動を引き当てられる。
知行を解任する時はPC版ならマウスの中クリックで解任可能。郡と武将を選んで解任するより楽。
城主に城下施設を委任で建設してもらう場合、暫定城主を任命して城下方針を設定後に本城主に入れ替えるとすぐに建て始めてくれる。
特定の集落建設をして欲しい場合も暫定城主で対応する城下方針を設定しておいて、城下施設を建てられない状態(手動で先に建てる・本城主に親善させておく等)
で本城主に入れ替えれば目当て以外の集落建設を始めない為、集落掌握が選択されても出陣で行動を変更する事が出来る。
家老以上の武将なら軍団長にして即解散する事でも行動を変更する事が出来る。
制度改新を発令出来ない時や、複数知行を与えていて解任するのがもったいない時に少し使える可能性も。
なお、部将以上の知行部分は城主と同じ種類の行動を選択する(その郡で完了している行動の場合は別の行動を選択する)。
これを利用すれば一気に掌握や国衆親善を進めることができる。
ただし建設はバラバラに施設を建てることが多い。
政策「灌漑整備」、城下施設「灌漑水路」、特性「防災」で災害回避率が増加。100%以上で被害を皆無に出来る。
例「灌漑整備」LV4 40%+城下施設「灌漑水路」LV3 35%+特性「防災」LV2 25%=100%
灌漑水路は重複して効果があるので「灌漑水路」LV1(25%)が4つでも100%となる。
災害が発生した郡に緊急具申が出ることがある。
郡からの収入がなくなり、武将を派遣しないと月代わりに一揆が蜂起する可能性がある。
災害名 | 発生月 | 被害 | 備考 |
---|---|---|---|
洪水 | 5月 | 市の掌握解除 | 商業は基本的に商人町に頼るので台風ほどの実害はない。 ただし開発完了での石高ボーナスは失われるので兵力も減る。 復興に長い時間がかかり領内問題も大量発生する。 被害を受ける範囲のランダム性は大きく局所的な場合も多い。 どこで発生するかも運次第で蝦夷のみ被害を受けるケースもある。 |
台風 | 6月 | 農村の掌握解除 | 被害を受けた城の最大兵力が激減する凶悪な災害。 全国を横断する場合が多いが稀に九州のみや四国止まりの場合もある。 復興に長い時間がかかる・領内問題も大量発生するのは洪水と同じ。 広範囲に被害が行く分近隣の敵も大体自分と同じくらいの被害が出る。 ただし大勢力ほど灌漑の政策や施設が整うのが早いので被害が軽くなる。 今作の「やる気を無くす要因」で間違いなくトップ3には入る。 |
凶作 | 7月 | 石高減少 | 翌年7月まで継続。 城の全郡が被害を受けたりすると凶作期間中の最大兵力が半分程度になることも。 洪水や台風に比べれば開発がリセットされないだけでもマシである。 領内問題は発生する。 |
豊作 | 7月 | 石高増加 | 翌年7月まで継続。 発生した郡の数次第では豊作期間中の最大兵力が大幅に増加する。 ただし兵の補充は即時ではないので実際の効果は低い。 兵糧収入と最大兵糧も増えるが同じく即時増加ではないし腰兵糧は増えない。 自分が有効に使える機会はそう多くなく、歴代シリーズで一番いらない豊作かもしれない… 一応石高に応じて労力が増える上、総石高の勢力目標達成で労力が増える事もあるので、その点で役に゙立つことも。 |
※名所の「建設条件緩和」効果があるとレベルを問わず必要な開発率が半分になる
施設名 | 効果 | 具申可能条件 | 施行可能になる政策 | 備考 |
---|---|---|---|---|
大農村 | 石高+1000 | 同一郡の農村を全て懐柔 | - | 石高を大きく上げるのはこれと灌漑水路くらい。 上昇量で言えば灌漑水路レベル5よりも上なので、効果は極めて高い。 これがある城が基本的に強い城認定される。 本拠にこれがある場合は該当の郡の農村をすぐに開発しよう |
大市 | 商業+1000 | 同一郡の市を全て懐柔 | - | 商業は上げる手段が豊富にあるが効果自体は強力。 本拠にこれがある場合は該当の郡の市をすぐに開発しよう |
寺 | 商業+200 | 城の開発率70%以上 | 寺社奇進 | 効果は低く政策用、寺社寄進自体レベル1あれば十分。 本願寺・大友以外ではありがたみは薄い。 PKでは勢力目標で一定数以上建設すると商業の増加量が上がる 2つ目以降は貯めておいて一気に建設するのがオススメ。 |
南蛮寺 | 商業+300 | 城の開発率70%以上 | 南蛮交易 | 効果は低く政策用。 南蛮交易は強力な政策なので、余裕があれば積極的に建てたい PKでは勢力目標で一定数以上建設すると商業の増加量が上がる 東日本にはほぼ存在しない。 |
交易港 | 商業+1500 | 城の開発率60%以上 | 海上輸送 | 割と早い段階で作れる割には中々の上昇量。 「海賊輸送術」によりこれがある城は補給拠点にしてもデメリットを無視できる 名所「金刀比羅宮」を確保できると周辺に交易港が多数存在するため金銭収入が跳ね上がる 周辺勢力は無傷で確保できるかどうかを良く考えたい |
銀山 | 商業+2000 | 城の開発率80%以上 | 銀交易 | 条件が厳しく中々作れない。 効果は金山の下位互換で政策も微妙だが全国各地にある。 鋳造所が作れる効果は金山と同じなのでできるだけ早く建設したい。 |
金山 | 商業+2500 | 城の開発率80%以上 | 金掘技術 | 条件が厳しく中々作れない。 効果は大きく政策も有用だが、その分数は少ない。 特に西日本には本当に少ない。 |
温泉郷 | 兵力の回復速度+20% | 城の開発率60%以上 | 湯治療法 | 小勢力だと効果は実感しづらく、むしろ城の完成の障害になることも。 終盤の大勢力決戦では政策含めて有用。 |
牧場 | 騎馬LV+3 | 城の開発率50%以上 | - | 上昇量が大きく一気に城の戦闘力が増す。 全国各地にあり、よく見かける施設。 PKでは諏訪大社や勢力目標での騎馬レベル上乗せもあり益々強力。 |
鍛冶町 | 鉄砲LV+3 | 城の開発率50%以上 | - | 存在する城が非常に少なく、九州の2城は位置的に有効に扱える機会がとても少ない。 雑賀・岸和田・小谷の3城は近畿にあって戦いやすく、城自体も全国屈指の豊かさなので強い。 |
番城 | 郡の兵力が国衆の最大兵力分増加、 制圧時間増加 | 国衆取込時に自動で即時建設 | - | 国衆の取込は計画的に。 米問屋がないとまず兵糧が足りなくなるが、そもそもこれを取る頃にはもう戦争しない位置になっているのもよくある話。 なお、毛利家の固有政策で増加した分も反映される。 |
施設名 | レベル | 効果 | 建設条件 | 日数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
灌漑水路 | 1 | 石高+300、災害被害回避+25% | なし | 60日 | 災害回避率を上げるために作る事の方が多いかも。 それほど即効性の高い施設ではないが、よく使う方針の進軍や内政で出てくる施設なので、 1つくらいは建てることも多い。 米問屋の増改築目的で石高を稼ぐ場合に建てる場合も少なくない。 |
2 | 石高+450、災害被害回避+30% | 石高2000以上 | 90日 | ||
3 | 石高+600、災害被害回避+35% | 石高3000以上 | 120日 | ||
4 | 石高+750、災害被害回避+40% | 石高6000以上 | 150日 | ||
5 | 石高+900、災害被害回避+50% | 石高10000以上 | 180日 | ||
商人町 | 1 | 商業+1000 | なし | 60日 | 効果が非常に大きいにも関わらず建設時間が短い。 城下方針内政に出来れば3つは最優先で建ててくれる。 即効性が非常に高い施設で、序盤から積極的に建てていくべき。 荷駄詰所の条件を満たす場合にも必須。 |
2 | 商業+1500 | 商業2000以上 | 90日 | ||
3 | 商業+2000 | 商業3000以上 | 120日 | ||
4 | 商業+2500 | 商業6000以上 | 150日 | ||
5 | 商業+3000 | 商業10000以上 | 180日 | ||
櫓 | 1 | 耐久上限+400、反撃ダメージ+15% | なし | 45日 | CPUが大好きな施設。 プレイヤーにとっては基本的に有用性が低いが、防衛拠点で耐える戦略の場合は耐久の底上げになる。 トロフィーの普請上手がいつまでたっても解除されない場合の犯人はだいたいこれ。 |
2 | 耐久上限+600、反撃ダメージ+20% | 90日 | |||
3 | 耐久上限+800、反撃ダメージ+25% | 135日 | |||
鉄砲櫓 | 1 | 耐久上限+600、反撃ダメージ+20% | 政策「砲術指南」施行 | 45日 | 櫓同様基本的に有用性が低いがSteam実績獲得の際は櫓と別判定である事に注意。 防衛拠点で耐える戦略の場合は耐久の底上げになる 政策「砲術指南」を施行すると建設済みの櫓が自動的に同レベルの鉄砲櫓に建て替えられる。 |
2 | 耐久上限+900、反撃ダメージ+25% | 90日 | |||
3 | 耐久上限+1200、反撃ダメージ+30% | 135日 | |||
練兵所 | 1 | 兵力+900 | なし | 60日 | 兵糧上限も増加するが、兵糧収入までは増加しない。 故に、単品で建てても間違いなく米不足になるのが難点。 米問屋と併せて建てれば良いが、方針での建設でこの2つの両立は難しい。 CPUはよく建てるので城下施設を残して制圧出来た場合はそのまま利用しよう |
2 | 兵力+1350 | 石高2000以上 | 90日 | ||
3 | 兵力+1800 | 石高3000以上 | 120日 | ||
4 | 兵力+2250 | 石高6000以上 | 150日 | ||
5 | 兵力+2700 | 石高10000以上 | 180日 | ||
米問屋 | 1 | 兵糧上限+3000、兵糧収入+200 | 石高1000以上 | 90日 | これがないといつまでたっても米不足。 これがあればもう米の心配はいらない。 そんな感じの最有用施設。 施設数が多い城を進軍に設定すると複数建ててしまうのは迷惑。 増改築可能な城は限られるが、Lv3ならば建築費用を米の売却益で補える位の収入になるのは凄い。 |
2 | 兵糧上限+5000、兵糧収入+400 | 石高6000以上 | 150日 | ||
3 | 兵糧上限+9000、兵糧収入+800 | 石高12000以上 | 210日 | ||
荷駄詰所 | 1 | 腰兵糧+15日 | 商業1000以上 | 90日 | 序盤はこれの優先度が米問屋より高い事が面倒。 中盤以降の石高の高い城には是非欲しい。 施設数の多い城は総じて石高も高い(=兵数が多い)ので、手動建設も含めてこの施設を乱立させるのはよくある光景。 方針進軍で兵糧庫や米問屋を作らせるついでに建てる事も多い。 |
2 | 腰兵糧+20日 | 商業6000以上 | 150日 | ||
3 | 腰兵糧+25日 | 商業12000以上 | 210日 | ||
厩舎 | 1 | 政策「馬術指南」のレベル分騎馬レベル増加 lv1で本拠、lv2で大名軍団、lv3で勢力全域建設可能 | 上位施設「牧場」が存在 または政策「馬術指南」施行 | 75日 | 政策なしで建てても効果は薄い。 かといって政策と施設枠を使うこれを入れてまで騎馬レベルを上げる価値は… もちろん武田家プレイなら話は別。 |
射撃場 | 1 | 政策「砲術指南」のレベル分鉄砲レベル増加 lv1で本拠、lv2で大名軍団、lv3で勢力全域建設可能 | 上位施設「鍛冶町」が存在 または政策「砲術指南」施行 | 75日 | 厩舎に同じ。 もちろん鈴木家プレイなら話は別。 |
鋳造所 | 1 | 商業+5000 | 上位施設「金山」か「銀山」が存在 | 75日 | 金銭収入が跳ね上がるので鉱山がある城には絶対建てたい。 城下施設方針の委任でも優先度高めに建ててくれる。 上位施設が複数ある城でも、建てられるのは一つだけである。 用地が少ない場合は、商人町と二択になるか。 |
2つ(郡によっては3つ)まで建設出来る。施設の重複建設可能。
施設名 | 効果 | 備考 |
---|---|---|
兵糧庫 | 郡通過中の兵糧消費半減 | 重複不可。 本拠ではバグによって代官建設と郡開発を重ねる事で2つ作れるが、効果は同じなので損。 進軍ルートにこれがあるとないとでは世界が変わるので、進軍ルートになりそうな所には最優先で建てさせたい。 |
砦 | 制圧時間増加、反撃発生 | 城がある郡に建設不可。 基本はCPUの嫌がらせ用。 ただし自勢力でも弱小の場合に ・城と距離がある又は城まで複数郡がある(地方に多い) ・相手が即時制圧の織田信長以外 ・兵数と腰兵糧の少ない序盤 ならば上手に建てると侵攻を抑制できることがある。 |
三斎市 | 市効果+50 | 方針を内政にするとこれを建てまくるため、よく見かける。 後方の城はこれ一本で良い。 |
入会地 | 農村効果+50 | 農村の数にもよるが、石高を底上げする施設は嬉しい。 農村が1つもない郡にこれを建てている領主はとても「考えて行動している」とは思えない |
庭園 | 獲得勲功+25% | 大名の居城の郡に建設不可。 本拠以外で城主・領主が建設する事はない模様。 |